大滝オオタキ馬場ババ人事ジンジ労務ロウム研究所ケンキュウショ掲示板ケイジバン
2019/04/01〜2021/07/13までの記事キジデータ
情けねぇ〜 (No. 507) 
投稿者: 大滝 2021/07/13 08:08:42
西尾幹二の「ニーチェとの対話」を読んでいる。その中で彼
の青春時代に考えていたこと、愚かさが、あまりに僕と似て
いたことに驚く。

「私は大学に進学したときに何ら迷うことなく文学部を選んだ。
当時、自分の友人であれば、最も基本的な一点において、自

分と同じように考えたり感じたりするのが当然でないかという
思いに苦しめられていた。法律学や物理学を選んだ友人に同じ価値

観を期待する気持ちは持っていなかった。しかし、法律や物理
学ではなく、文学や哲学を選んだ学生であるならば、たとえば

世間一般の功利的な人生観への疑惑、現代の物質文明への批判、
あるいは出世主義に対する羞恥、そういうものすべてを友人た

ちが共通して抱いているに違いないと考えたがっていた。私は
人一倍、我が強く、私の理想を他人に強要し、すべての者が私

に折伏されてしかるべきだと信じていた。自分の理想とあまり
にかけ離れている者をひそかに軽蔑していた。

〜自分がすべてであり、自分を中心に世界が回っているという
倨傲(きょごう)から解放されなかった。」。

これは青春時代の僕だ。その後の人生で僕は周りからイヤ僕自身
からしっぺ返しを受けることになる。僕自身も実際は弱くて小市

民的で僕自身が軽蔑していたはずの功利主義的な世界感に実はどっ
ぷりと浸かっているではないか。

超人主義を説いたニーチェも現実は周りから認められず孤独の中
で狂死した。超人を貫けなかったと。

そうだろう。社会とか世間とかにもまれて大人になっていく、
それが普通の生き方であるにしても、「現実は厳しい、アレは
若気の至りよ」と弁明するのは卑怯千万でないかと思える。

西尾のステレオタイプ的な文学、法律に対する考え方は今と
なってはそれもどうよと思うけれど、徹底していればそれは
それでそういう人生を生きてみたかったという思いはある。


僕は、亡くなった大島さんのように「人生悔いなし」という人
生を送れそうもない。

後悔ばかりの恥多き人生で情けねぇ〜。まぁ、いいかぁ〜
削除サクジョされました (No.506)
人生を生き切っている? (No. 505) 
投稿者: 大滝 2021/07/09 11:14:20
元中日ドラゴンズの大島康徳さんが6月30日にガンで亡くなった。
その大島さんのブログがネットに載っていた。

この先の人生
何かやりたいことが
あるか?と
真剣に考えてみたけれど
特別なことは
何も浮かばない(笑)
高校を卒業して
プロ野球選手としての
人生をスタートし
この年になるまで
野球一筋、野球人として
生きることができた。
皆様のおかげです。
どうもありがとう。
そりゃ辛いことも
あったけど
それ以上に
この世界にいなければ
得ることが
できなかったであろう
ファンの方からの声援や
感動や喜びを
たくさんいただいた。
貴重な経験も
たくさんさせて頂いた。
よき先輩、よき後輩
よき仲間、よき家族に恵まれ
美味しいものをよく食べて
旨い酒をよく呑んで
大いに語らい
大いに笑い
楽しいこと
やりたいことは
片っ端からやってきた。
楽しかったなぁ…
これ以上何を望む?
もう何もないよ。
幸せな人生だった
命には
必ず終わりがある
自分にもいつか
その時は訪れる
その時が
俺の寿命
それが
俺に与えられた運命
病気に負けたんじゃない
俺の寿命を
生ききったということだ
その時が来るまで
俺はいつも通りに
普通に生きて
自分の人生を、命を
しっかり生ききるよ
大島康徳

僕はこれを読んで涙が出てきた。確かに大島さんは病気に
負けたんじゃない。大島さんの寿命を生ききったんだと思う。


大島さんとほぼ同じ年齢の僕、この先の人生、何かやりた
いことがあるか?

ある!一度ポルシェに乗ってみたい!僕が乗るといかにも
成金みたいでカッコつかないかぁ〜…
7月、8月勉強会中止のお知らせ (No. 504)
投稿者: 大滝 2021/07/08 07:40:43 
東京にまた、非常事態宣言が出ることになりました。
昨日の時点で新型コロナ感染者数が900人を超えた
とのこと、このままだと勉強会の開催は無理だと判断し
ました。

緊急事態の宣言は8月20日ごろまでと聞いていますので
7月、8月の勉強会は、中止とします。

今回は久しぶりに皆さんと会えるのを楽しみにしていた
のに本当に残念です。

みんなの顔、忘れそうだよ!
何もないことが幸せ! (No. 503) 
投稿者: 大滝 2021/07/05 10:22:00
熱海に土石流の被害が起こった。昨年の5月にその近くのホテルに泊ま
ったことがあって、その近くの地形はよく知っている。急な坂道で道幅

もせまく山沿いに住宅やらマンションが建っており、確かに大雨が降っ
たらひとたまりもないだろうなとシロートの僕でも予想できた。

家を流されたり、家族が行方不明になっている人は本当にお気の毒で言
葉もない。

人生は不条理だと思う。生きている間に確実なことなんて何一つないこ
とを思い知らされる。

今、無事でいることが、今、普通でいられることが、どんなに幸せなこと
なのかということを、不謹慎だけどこういう災害が起こって改めて思い起
こされる。
Re:Re:Re:新型コロナ接種 (No. 502)
投稿者: にしやん 2021/06/29 18:56:31
大滝先生、こんにちは

ワクチン接種券が届くのはもう少し遅い筈ですが、順調に進んでいるせいか早く届いた様です。実施は市町村単位でかかりつけ医での接種
は、年齢層で決められているそうです。大規模接種会場は関係なく予約が可能で、1回目が終わった方もそこそこ聞きます。

しかし接種をしたからと言っても感染しないという保証はないので、引き続きマスク着用、手洗い、アルコール消毒は徹底しなければダメ
でしょうね。

それよりも、助成金の方が何とかならないかなあ。この時ぞばかりに助成金業者?があちこちで、業務侵害をしている様です。
林道疾走! (No. 501) 
投稿者: 大滝 2021/06/28 12:07:04
先週末、アウディの四駆で秩父の山の中を走ってきた。ほとんど林道
でナビでも拡大表示すれば道が消え、詳細設定すれば全体がわからず

といった感じで迷子みたいに山の頂上を縦走してきた。道も細く外れ
たら谷底に落っこちるか杉林に引っかかるかみたいなところを3時

間走った。途中下りたい道が交通止めだったり、拠点拠点ごとに落石
注意、道幅狭し、溝あり、段差ありの注意書きがあって、ドライブを

楽しむどころか「こわ〜!」と思いながら走っていると車酔いになった
みたいで焦ったね。以前、富士五湖の山中湖の帰り、中央道を使わない

で道志道のくねくねした道をホンダで帰ってきたときも同じように気持
ち悪くなったことを思い出した。冒険を楽しむことができなくなるのは、
老化の現れかなぁ?
Re:Re:新型コロナ接種 (No. 500) 
投稿者: 大滝 2021/06/28 11:29:12
にしやんさん、こんにちは。
にしやんさの若さで、今の時期にコロナ接種をうけられる
なんて、やっぱり都道府県によって対応が違うのかな?

僕は、毎日混んでいる電車で事務所に通っているから、こ
こで感染する可能性もあるなと思っていたから、接種受け
られて(2回目はまだだけど)ホットしている。

早く普通の生活に戻りたいね。
Re:新型コロナ接種 (No. 499) 
投稿者: にしやん 2021/06/25 09:18:17
大滝先生

おはようございます。僕は労働保険(事務組合関係)や雇用調整助成金等に振り回され、連日22時過ぎまで残業?しています。

先週末にようやく接種券が届き、顧問先の内科医でやって頂けるか連絡しました。神戸市内には集団接種会場が2箇所ありますが、
何だか不安で顧問先でOKを頂きました。事業主(院長)の奥様は「大丈夫!」とあっけらかんとしていますが、ドキドキして
落ち着きません。接種後の数日間は副反応があるそうですが、まあ心配ないと笑われました(笑)。
顧問先回りをした時に接種された方の話を聞くと、目黒区にご自宅のある社長(女性)は、接種した箇所が変色しているとお聞きし、
その部分を見せて頂けました(僕からお願いはしていませんよ!)。でも微熱や頭痛、腕が上がらない等の症状はありそうですね。

さあていつ接種をしようか、明日その顧問先の内科医へ行きますので、日程を調整しましょう。
7月勉強会のお知らせ (No. 498) 
投稿者: 大滝 2021/06/24 08:04:03
東京は非常事態宣言が解除されて蔓延防止措置に移行しました。
7月の勉強会を開催するかどうか、少し迷いましたが、開催する
ことにしました。

日時 7月11日(日) 午後1時より5時まで
場所 九段上集会室
出題 労働法判例百選 「16セクシャルハラスメント」
「72能力不足を理由とする解雇」
費用 500円

条件 当日マスク着用、体温37度以下 手指消毒

コロナ感染者数次第で、中止ということもありえます。その場合
は前日までこの掲示版でお知らせします。

施設の予約の関係で従来の土曜日ではなく日曜日になったことも
ご注意ください。

それでは、当日皆様にお会いできることを楽しみにしています。
以上です。
削除サクジョされました (No.497)
新型コロナ接種 (No. 496) 
投稿者: 大滝 2021/06/21 18:35:20
ようやく東京も非常事態宣言が解除されて蔓延防止措置に移行され
たけど、今後どうなっていくのかは不透明だね。

僕は先週の土曜日、第1回のコロナ接種を受けた。周りはじっちゃ
ん、ばっちゃんばかり(僕もそのじっちゃんに違いはないけど)だ

ったね。注射するにあたって看護師さん(お医者さん?)が、「緊張
しないで気を楽にしてください」とやさしく云ってくれたのは、

僕は、「副反応で死ぬこともあるな」と覚悟して気合いれて接種に臨
んでいたことが伝わったみたいで、少々気恥ずかしかったね。

渡された説明書には副反応が出る場合が50%と書かれてあったから
普通の人はなんらかの副反応がでるみたいだね。僕は普通の人よりは

体質が鈍いみたいだね。ほとんど何ともない。とりあえずホッとした
けど、2回目の方が重い副反応が出やすいと聞いているのでまだ安心
はできないでいるけど…

その帰り、ホンダのディーラーで6か月点検を受けた。待っている時
間、新しく出たSUV(ヴェゼル)を試乗させてもらった。なかなか

良い出来。今度買い替えるときの候補にしておこう。
朝乃山2 (No. 495)
投稿者: 大滝 2021/06/14 10:13:34
朝乃山に処分が下りた。6場所出場停止だと。阿炎が3場所出場停
止だったからそれ以上の厳罰が予想されたけど、1年間も出場停止

になるとそれも大関から幕下以下に陥落することは確実だから、朝
乃山の気持ちが持つかどうか。照ノ富士と違い、落ち方が同情でき
ないだけにファンは応援してくれるだろうか?

人生には色々な落とし穴があるんだと思う。落とし穴に落ちないで
順調にいく人もいれば、大きな落とし穴にそのままそのまま沈んで

いく人もいる。落とし穴が深ければ深いほど、這い上がってくるに
は相当の時間とエネルギーがいるだろう。朝乃山が這い上がってこ
れるかどうかは見ものだね。

僕も小さな落とし穴だけど人が落ちるだろうという落とし穴はすべ
て落ちたと思っている。若気の至りといった類の話には枚挙にいと
まがないな。

しかし、落とし穴に落ちて経験してきて今があるともいえる。熟年
の良さはそこにあるのじゃないか!んっ?

別に自慢することでもないかぁ?
鼻を明かしたれ! (No. 494) 
投稿者: 大滝 2021/06/07 14:36:40
熟年になって思うことは、沢山あるが、やっぱり一番は記憶力の衰えだ
と思う。道元の正法眼蔵関係もハイデガーの存在と時間関係もあれだけ

沢山読んだにも関わらず,ほとんど身についていないことにガッカ
リする。人に説明しようとするとできないんだ。

僕が社労士試験のゼミのとき、よく受講生に図に書いて説明してと
いったんだけど、当時の受講生はほとんだ図に書いて説明できなか

ったな。それでは分かったうちには入らんだろうとよく叱ったもの
だけど、今、この僕が道元をハイデガーを図に書いて説明しようとす

るとこれができない。それでは分かったうちに入らんだろうと自分
で自分を叱っている。西田幾多郎の「善の研究」関係も数回読んで

いてわかったような気がするだけで、やっぱり説明しようとするとで
きない。

講師と違い、人に説明するための勉強とは違うから実害はないけど、
なんでもオレは中途半端だなぁという感じは否めない。
まっ、いいかぁ〜。

身近に僕の高校の同級生が社労士試験を目指している。記憶力が衰え
ているこの歳で難関の国家試験に挑戦するだけでも尊敬に値すると

思っている。受ける以上は過程が大事だぜなんて言わない。
絶対に受かれ!それでどうせ受からないだろうと思っている連中に受
かって鼻を明かしたれ!
忘れないでほしいのは  (No. 493)
投稿者: 大滝 2021/06/02 18:38:47
大阪なおみの全仏オープンでインタビュー拒否が問題になっていた。
全仏オープンに参加するんだったらインタビューに応えるのも仕事

のうちだろうと大阪なおみを批判する意見もあったんだけど、うつ病
であることを表明したとたん風向きが変わったな。だったら始めから

うつ病であることをカミングアウトしていた方がよかったかもしれな
いね。今までのインタビューを聴いていても、繊細そうな感じがして

いたから、うつ病ときいてもやっぱりそうだったかという感じは否め
ないね。

誰でもうつ病になる可能性がある。僕だってなる可能性があるといっ
たら、周りの人たちは信用しないけど、僕の場合は、不愉快なことが

あったら周りに爆発しているし、土日は仕事を忘れて目一杯遊んでい
るからストレスがたまらないみたいだね。周りは大変だと思うけど。

先週の朝日新聞の天声人語「エリック・カールを悼む」で彼が言ってい
たこと。

「忘れないでほしいのは、楽しむこと、遊ぶ時間をつくること、そして
自分でいること!」。

まっことその通り!オレは24時間実践しているぜ!と云いたいところだ
けど、「自分って何だ!」とまた余計なことを考えてしまう。

悩みは深いなぁ…
6月勉強会中止のお知らせ (No. 492) 
投稿者: 大滝 2021/05/31 11:17:48
6月の勉強会は、13日を予定して九段上集会室を予約し
ておりましたが、緊急事態宣言が延長されたことにより、

本日富士見区民館から施設予約解除の連絡がありました。

残念ながら、6月の勉強会も中止とさせていただきます。

これだけ中止になると、みんなの顔も名前も忘れそうで
す。

7月の勉強会は6月末にお知らせします。早くみんなと
会いたいね。

以上です。
大きな嘘 (No. 491) 
投稿者: 大滝 2021/05/27 16:15:06
1週間ほど前の朝日新聞の天声人語に「嘘をつくということ」が
書かれてあった。「人生で1回も嘘をついたことがない」という人

(それが嘘だ)などいないと思うけど、安易に嘘をつくのは人間
性が疑われるのでやめた方がいい。

そのいい例が朝乃山だな。当初、相撲協会の事情聴取にキャバク
ラに行ったかと聴かれて当初強く否定したらしい。この時点でさ

らにバカの上塗りだな。後でバレて余計印象を悪くした。

自慢じゃないが、僕は高校生のときよくサボって危うく退学に
なりかけたことがある。そのとき担任に呼び出されたとき、「

あっバレた」と思って、正直にゲロ(白状)したら、かえって
担任から信用されたな。「なぜ、授業ふける(逃亡)んだ?」

「勉強したくないからです。」と答えたら担任は呆れていたけど、
なぜか担任には気に入られたな。「ただし、黙ってふけるのはや

めろ」と担任。「じゃ、早退するのに生徒手帳にどう書いたらいい
ですか?」と僕。「腹痛とか頭痛とでも書いておけ」と担任。
おお、あの時、担任は、堂々と嘘をつくならばいいと認め

ていたことになる。「嘘をつくこと」の是非は簡単ではない
ということを天声人語でもいっていたな。

以来、僕は小さな嘘はつかないことにしているんだ。
(大きな嘘はつく)ということかぁ〜?う〜ん!!
削除サクジョされました (No.490)
朝乃山 (No. 489) 
投稿者: 大滝 2021/05/21 16:58:15
大相撲の朝乃山がキャバクラ通いで休場だと。もうがっかりした。
阿炎が昨年同じくキャバクラ通いで3場所出場停止になり、幕内

から幕下に陥落しているということを朝乃山は知らなかったはず
はない。協会の看板力士だけに阿炎以上の処分が予想され、そう

すると大関から陥落することは当然として十両以下の落ちること
も考えられる。バカかと思う。

昨年の箱根駅伝の優勝校の駒沢大学の最終走者も少女淫行で逮捕
だと。このニュースにもがっかりした。

想像力があまりに貧困すぎないか?名誉とかプライドを
重んじるのなら、これからの先の人生は地獄ではないか。

かぼちゃ頭だからそういうことも予想できないか?アホ〜!!
まっ、いいかぁ〜 (No. 488) 
投稿者: 大滝 2021/05/17 19:12:30
ハイデガーの「存在と時間」は、遅々として進まず。自分
の頭の悪さを棚に上げて、どうでもよいところで、なんで

こんなに持って回ったような文章なのかと、癇癪をおこし
ながら読んでいる。生い先短いというのに、これは、無駄

な時間ではないかと思うんだけど如何がか?中途半端な人
生を歩んできたせいか途中でやめるのがイヤなんだろうな。

全然別な話。最近、何か問題が生じたとき、「まっ、いいか
ぁ〜」と白黒をつけないで曖昧に解決するのが僕のスタイル

ではあったけど、時々喧嘩したくなる。理不尽なことについ
てとことん追及したくなる。大人げないというか若いという

か。一方、研修とか講習をやっていて気を付けなければなら
ないことがある。いつも教える立場、自分が正しいと自信を

もって話をしなければ、講習を受ける人は安心して聴くこと
はできないだろうと思っているから、自信満々で話すことに

にしている。しかしそれに馴れて、謙虚に人の話を聴けなく
なっているのではないか?いつも、自分が正しいか?と思って

しまう。孔子は「四十にして惑わず」といったけれど…
やっぱり、まっ、いいかぁ〜
気合いだぜ! (No. 487) 
投稿者: 大滝 2021/05/12 19:02:25
男児 志を立てて郷関を出ず
学 若し成る無くんば復た還らず
骨を埋むる何ぞ期せん 墳墓の地
人間(じんかん)至る処青山(墓の意味)有り 
釈月性

僕が受験生の当時この詩を読んだときは、「おう、やっ
てやろうじゃないか!」と心が振るたったものだった。

今だったら草食系の若者が増えてきたから、ナニそん
なに熱くなっているのよ!時代遅れも甚だしいよと
揶揄されるのがオチかもしれない。

志を立てて郷関を出ても、必ずしも学がなったとはい
えない自分の人生を振り返ると情けない感じがしない

でもないけれど、今でも、何かをやろうとする時は、
そのくらいの気概は必要ではないかと思う。

ご同輩!気合だぜ!き、あ、い!
5月勉強会中止のお知らせ (No. 486)
投稿者: 大滝 2021/05/07 15:43:29
コロナの感染者数が高止まりとなっている中、東京の非常事態宣言
も延長される気配です。
残念ながら5月の勉強会も中止とさせていただきます。6月は第3
週目の土曜日を予定しておりますが、6月に入ったら実施するかど
うかはこの掲示板でお知らせします。

以上です。
コロナと風の谷のナウシカ (No. 485) 
投稿者: 大滝 2021/05/06 16:06:09
連休中の朝日新聞にコロナ禍と宮崎駿の風の谷のナウシカのこと
を書いていた文章があった。記事は後編だけだったので、正確で
はないと思うけど、なかなか示唆にとんでいた。

漫画の原作とアニメは違っていること、風の谷のナウシカでは地
球上の自然環境を壊してきたのは人間で、その人間が自然からの

しっぺ返しを受けているのがテーマであったように思うけど、人
間が生き続けるためにある程度の自然を壊したり犠牲になっても

仕方がないと考えるか、それともこれ以上の自然環境をこわさな
いためには、人間の営為を根本から否定するしかないと考えるか。

新型コロナは自然からの反逆の印だと。そうだとするならば、僕
は今度のコロナ禍について納得するところがある。中国とかミャ

ンマーのように、戦争とか殺戮とか、巨大資本による地球環境の
破壊とか、人類はもうどうしようもないところに来ているのでは

ないかと思える。滅びてしまうのなら滅びてしまえ、自業自得だ
ろうと考えるのはあまりにも悲観的だろうか?
削除サクジョされました (No.484)
哲学と宗教 (No. 483)  
投稿者: 大滝 2021/04/30 13:08:50
ハイデガーの「存在と時間」の第2巻を読んでいる。解説書の類は
何冊も読んでいるけど、本体は、平成28年以来、2回目。解説書

では多少分かったつもりであっても本体を読むとまた、理解に苦し
む文章が多いな。電車の中で読んでいるんだけど、いつの間にか

眠っていて、なかなか進まない。1日平均20ページくらいしか読
めない。こんな調子で最後まで読んだとしても最後を読み終える

ころは、最初に読んだところは忘れているだろうし、日暮れて道
遠しという感じだなぁ。

訳が分からない本を読んで何の意味がある?それでも頭の体操くら
いにはなっていると思って読んでいるけど…

秋月龍aの「無門関を読む」も同時に読んでいる。こちら解説付き
だから多少読みやすい。

哲学は論理、宗教は非論理、相矛盾しているものを追求している
けど、僕の中では哲学と無縁の宗教、宗教と無縁の哲学には興味がな

いので、僕の中では矛盾がないけど、その代わりにわかるというこ
とは永遠にこないかもしれないな。それでもいいと思っているけど…
榛名湖 (No. 482)  
投稿者: 大滝 2021/04/26 13:13:35
相変わらずコロナである。

先日の土曜日、榛名湖に行ってきた。榛名湖は池をちょ
っと大きくしたような小さな湖で、晴天のなか、釣りを

する人、湖畔の駐車場スペースには、駐車場に車を置い
て山登りする人、ポルシェグループや、オートバイのグ

ループたちが、湖を背景にして、自分のオートバイやポ
ルシェの写真をとっていたね。

僕は、ホンダのバックドアを開け、小さなテーブルを出
して、お湯を沸かしコーヒーを飲んだり、本を読んだ

り、ユーチューブを見たりして、ゆったりした時間を過
ごした。春の陽は暖かく、湖から吹いてくる風は心地良
かった。

帰り、湖畔のホテルの日帰り温泉に入ってから帰途に着いた。
目的が大事だぜ。 (No. 481)
投稿者: 大滝 2021/04/19 13:33:34
仏教ではとりわけ禅では目的をもってはいけないといわれる。
目的があるからそれが達成されないと煩悩になるということ

なんだろうけど。道元は座禅も悟ることを目的として行って
はならないといっている。ただ、座れと。ここ30年、仏教関係
の本を読んできて、わかったのはそれだけ。

今年度、僕の住んでいる地域の自治会で班長の役割が10年ぶ
りに回ってきた。僕は仕事をしている関係でウイークディの

行事には参加できないので文化厚生部の掲示板係を希望してい
たんだけど、日曜日、その会合があって参加した。

文化厚生部の会合は、見事にじっちゃん、ばっちゃんばかりの
参加者で、この僕が一番若い部類と思われた。

僕が気になったのは、歳をとっているのはいいとしても、みん
な総じて覇気がなく、この地域の自治会は数年で機能不全にな

るように思われた。役割分担でもみんな消極的で、僕に仕事が
なかったら、「オレがやってやるわい」と危うく言いかけた。

失礼ながら、老年になって生きる上での目的まで見失っているよ
うに見えた。

何のために生きているんだと思ってしまった。肉体的な条件もあ
るだろう、その他もろもろの難しい問題はあるにしても、自治会

活動は外で社会と接触する一つのいい機会ではないか。僕も、遊び
にしても仕事にしても億劫に感ずることがままある。そのこと自体

老化のあらわれと感ずることはあるけど、やるんだったら一生懸命
やろうと思う。

やっぱり生きていく上で、遊びにしろ、仕事にしろ「目的」がある
ことが重要ではないかと思う。

宗教が生きることにおいてぴちぴちしていないと、悟ったからと
云って何の意味がある。

熟年のご同輩!頑張ろうよ!
明日の米あり (No. 480) 
投稿者: 大滝 2021/04/14 18:26:18
鉄鉢に明日の米あり夕涼み 良寛

コロナ禍で職を失ったり学業が続けられなくなって大学・高校を
止めざるを得なくなったという話をよく聞く。誰の責任でもない
のに、何処に怒りをもっていけばいいんだろうね。

道元は、正法眼蔵随聞記の中で、「学道の人、衣食に労することな
かれ」といっているけれど、それは坊さん修行の人にはいえても、

今の若い学生には当てはまらないな。コロナでアルバイトもでき
なくなっていると。本当に気の毒で言葉もない。

僕の出た大学からよく寄付の依頼が来る。今までは僕は「もっと
金持ちの校友から寄付してもらってよ」と大学に寄付をしたこと

はなかったけれど、学生をサポートするということで、去年から
ささやかな額を寄付している。雀の涙ほどの金額でこれで責任は

果たしたとはとてもいえないけれど、多少気持ちが軽くなったね。
努力ではどうにもならないことがあることが悔しい。

世の中は理不尽だぁ!
4月勉強会中止のお知らせ (No. 479)
投稿者: 大滝 2021/04/09 20:17:23 
4月の勉強会を17日に予定しておりましたが来週から東
京都が特別措置法に基づく蔓延防止措置の対象地域とな
ると発表されました。

私としては多少感染者が増えても実施するつもりでおり
ましたが、連日500人を超える状況の下では、やはり

無理をして実施するのは避けた方がよいと判断しました。

残念ですが、4月の勉強会も中止します。

こんどはみんなと会えるのを楽しみしていたのに残念で
す。

5月は実施できるといいんだけど。

以上です。
地方創生 (No. 478)
投稿者: 大滝 2021/04/08 09:14:45
相変わらず忙しい日が続く。そんな中で事務所のパソコンが調子悪く
なった。顧問先からの質問メールが毎日入ってくるのでパソコンが

動かないのは死活問題だね。スマホで事務所のメールを見ることが
できるので電話等で回答できるものはいいんだけど、添付メールと

か添付メールで返すとかはスマホではやっぱり不便だね。もう10年
も使っているからそろそろ寿命ではあったな。

寿命といえば俳優の田中邦衛が亡くなったね。彼の代表作である「北
の国から」は、僕の故郷でもある北海道が舞台になっていて俳優も北

海道弁をしゃべっていて、僕にとっては心地よい時空であった。地方
の文化創生という意味でも大きな影響があったと思うんだけど、その

脚本を書いた倉本聰も今は北海道に住んではいないと。少し寂しさ
を感じるけど、そう言う道産子の僕も故郷には何の貢献もしていな

いな。先週、能登の和倉温泉に行ってきたけど、途中寄った氷見市
のメインストリートが、見事なほどシャッター街になっていた。地

方創生についてどうすればよいか経済の知識も政治の知識も皆無であ
る僕には何の知恵もないけど、さすがに廃れていく地方の現場を見る

と、寂しいというか心が痛むというか。すべては諸行無常、世の習い
ということかぁ〜
削除サクジョされました (No.477)
幸福ということ2 (No. 476)
投稿者: 大滝 2021/04/02 16:11:32
大相撲3月場所で照ノ富士が優勝して大関になったね。優勝イン
タビューでも相変わらず浮ついた感じはなかった。地獄を味わっ

た力士として、マスコミは今度は手のひらを返したように賞賛の嵐
だけど、照ノ富士はそれに安易に乗せられるほど甘い感じは持って

いないと思う。リベンジという意味では、これほど鮮やかなリベン
ジはないね。

でっ、僕はまた別なことを考える。照ノ富士が病気やケガで復活で
きず、ボロボロになって引退していたら、彼はどういう人生を歩ん

で行っただろうかと。意地悪だけど、むしろ僕はそっちの方が興味
が湧く。深い挫折感を味わっても人生は素晴らしいと自分の人生

を肯定して生きていくことできただろうか?セネカは自分の権内
にあるものだけに意識を集中しろという。そうすると照ノ富士は

病気やケガを治して復活するまでを自分の権内と考えていたのか
と思う。はじめから自分の権外と考えてあきらめる人生もあった

ことを考えると、自分の権内にあるかどうかの判断はセネカがい
うほど簡単ではないように思う。僕はゴクゴク小市民的な人間だ

から一般社会通念に左右されることが多かった。社会通念に左右さ
れず、オレの権内はオレが決めるという強い人生を歩みたいとは思
ってはいるけど…
雑感 (No. 475)
投稿者: 大滝 2021/03/29 14:14:02
コロナ禍が襲来して以来、僕の生活も単調になったような気がする。
仕事にしても遊びにしても人との交流が少なくなって、これでいい

のかなと思える。僕は、人は本来孤独なものと思ってはいるので、心
寂しくてもこれが当たり前と思ってはいるんだけど、それにしても毎

日の生活に意欲が湧いてこないのはどうしてだろう?仕事でも遊びで
も人との触れ合いを通して喜んだり悲しんだり怒ったりしてた方が生
きている実感が湧いてくるのではないか?

この閉塞した状況の中で、僕は、時々日常をひっくり返したくなる。
仕事を止めたくなったり、パーッと散財したり、無駄なことをやりた

くなったり。考えてみれば、生活が破綻しない範囲で僕はこういうこ
とを繰り返してきたのではないかと思えるな。

破綻しないという計算の下でやっているからホントの自由人ではない
んだけどね。中途半端だぁ〜!
幸福ということ (No. 474) 
投稿者: 大滝 2021/03/24 11:55:21  
人は生きる上で何よりも、自分の力の権内にあって自由になる
ものと、自分の力の権外にあって自由にならぬものとを、きび
しく区別しなければならぬ。

自分のちからの権内にあるもの、それはすべて心の働きによる
ものだ。考えること、欲すること、努力すること、行動するこ
と、拒否すること、歩くこと、愛すること、断念すること等々
である。

自分の力の権内にないもの、それはあなたの外にあるものだ。
だから財産、地位、名誉といったものばかりでなく、自分の

肉体、妻や子供や愛する者たちの命もそこに含まれる。この自
分に所属していないものを、自分の権内にある自由になるもの

と思いこむくらい不幸なことはない。それで自分の外にあるも
のに依存することになり、運命に支配され、自由を失う。

それに反し、本当に自分に属するものだけを使用し、働かせ、
それだけに頼るなら、運命が何をもたらそうとも一切それに

侵されず、自由で、自分自身で充足していられる。
すなわち幸福である。
 ローマの哲人 セネカの言葉 より。

禅の「吾、ただ、足るを知る」とか「本来無一物」に通ずる
考え方とだと思う。自分の命も自分に所属しているものでは

なく本来借り物でいつかは返さなければならないとセネカを
云う。そうすると不慮の事故で死んだって病気で若死に(僕は

十分生きているが…)したって、元々自分のものではなかった
のだからどうということはないではないか!

セネカはローマの独裁者ネロによって殺されたことで有名だけ
ど、その場合に臨んでもセネカは幸せを感じていたのではない
かと思うと、自分もそうありたいと思う。

自分のいのちも含めてすべてはどうせ借り物なんだから、有り
金全部はたいてポルシェでも買うかぁ!

そこまで徹底しきれないんだなぁ〜お粗末!
4月勉強会のお知らせ (No. 473) 
投稿者: 大滝 2021/03/22 13:20:36
東京都の非常事態宣言が解除されましたので、迷いましたが、
4月の勉強会については実施することにします。

日時、場所、テーマは以下の通りです。

・日時 4月17日(土)午後1時より
・場所 飯田橋 富士見区民館
・費用 500円
・テーマ 「16 セクシャルハラスメント」「72 能力不足を理由とする解雇」

当日、マスク着用、体温37度以下、手指消毒を参加の条件とします。

以上です。
削除サクジョされました (No.472)
春がきた。 (No. 471) 
投稿者: 大滝 2021/03/16 08:17:41
世の中はさくらの花になりにけり
          良寛

良寛には春の歌が多いけど、厳しい冬を耐えて春を迎えたこと
がホントにうれしかったんだろうね。僕も何気ないことに幸せ

を喜びを感じる人でありたいと思っている。東京03というお笑

いのコントをスカパーで見た。宝くじで1000万円当たっても、
幸せになれない小市民を描いていて笑えた。宝くじに当たって

も宝くじに当たったことを人に知られたくないから、あえてケチ
を演じるというコントが人間心理をついていて、小市民がなまじ

カネが入ると調子を狂わしていく展開にホント笑えた。でもこの
主人公はオレにも当てはまるな。金なんかいらねぇーぜと粋がっ

ても、でも最低限は必要だよな、最低限が満たされると、もう少
し余裕があるといいな、もう少し余裕がみたされると…………欲

望にはキリがなくなっていく。親鸞は自力ではナントもならんと
いっているのがよくわかる。真言系の密教は人間の欲望を否定し

ないけど、禅は欲望に関しては全否定だな。僕は親鸞も空海も道元
も納得してしまうのだ。矛盾のかたまりだぁ!

素寒貧になっても誰からも認められなくても、春が来ただけで幸せ
を感じる、それが僕の目標です。
ツイてねぇ〜! (No. 470) 
投稿者: 大滝 2021/03/10 11:50:44
春雨や友をたづぬるおもひあり
良寛

先日、大学の同級生から電話が入っていた。大学時代そんなに
親しく付き合っていなかった友人だけに何か変事でもあったの

かと電話したところ、特に何かあったということではなくただ
電話しただけとのことだった。定年退職して何もすることがな

く、引きこもりのような生活だと。近況を話しているとき、僕に
仕事があって忙しくしていることが何か自慢気に聞こえるかもし
れないと妙な感じにとらわれた。

僕はお呼びがある限り、仕事は続けようと思っているけど、理想
はさっさと仕事から引退してベンツのゲレンデバーゲンで日本中

の林の中を走りまわりたいと思っているんだけど。ゲレンデバー
ゲンは無理か。この間、ホンダで高速道路を走っているときジー

プの珍しい車が走っていたのでそれを見たいと前の車を追い抜いた
とたん、サイレンがなり速度違反で捕まってしまった。

え〜っ?ホンの瞬間じゃないのってと思ったけど29キロオーバー
で3点だと。落ち込んだね。前のトロトロ走っている車が覆面パト
カーだったなんてツイてねぇ〜!
バーロー! (No. 469)  
投稿者: 大滝 2021/03/05 16:55:52
ようやく日差しが柔らかくなったような気がする。派遣協会でも
オンラインでメールの相談に対応しているけど、めちゃ疲れる。

これだったら、実際に派遣協会に出向いて電話対応していた方が楽
だな。注文がいちいちムカついて辞めてやろうかと思うこともあるな。

歳をとったら短気になるのだ。いつも優しく対応すると思ったら大
間違いだぜ。僕だって喧嘩したくなることもあるのだ。事務所のBさ

んは呆れていたけど、宗教やっても哲学やってもやっぱり悟れないも
のは悟れないな。バーロー!
死んでいいための44のルール (No. 468) 
投稿者: 大滝 2021/03/01 17:25:17
下重暁子の「死んでいいための44のルール」を読んだ。題名につら
れて読んだけれど、内容については、ほぼ、常識的(悪い意味では

ない)で、歳をとったらわきまえておいた方がいいという内容であっ
た。読んでいて思うのは、下重は強い人だなぁと思う。普通の人間は

(普通って何だ?)はどっちつかずでウジウジするところをきれい
さっぱり両断するところだな。僕も常々そうありたいと思っているか

ら内容については、ほぼ納得がいったな。しかし、ひねくれ者の僕は、
どこかで下重の感覚には違和感を覚える。それは生まれた環境から来

るかもしれない。文章のそこかしこにそれがハナについた。そこの部
分は努力で何とかなるものではないだけに残念なところだね。

最近、あまり面白い本、読んでないな。
3月勉強会ついて (No. 467) 
投稿者: 大滝 2021/02/24 11:09:45
非常事態宣言も解除されるような状況になりましたの
で、3月勉強会を開催しようと思いましたが、施設の予

約が取れませんでした。コロナの影響で九段上集会室が
閉鎖されており、千代田の施設は予約がしにくくなりま

した。他の民間の会議室も考えましたが費用の点、コロ
ナ対策の観点から、

3月の勉強会も中止とさせていただきます。

4月の勉強会について3月3日以後にこの掲示板でお知ら
せします。

以上です。
雑感 (No. 466) 
投稿者: 大滝 2021/02/22 15:28:03
けふ来ずば あすは散りなん 梅の花
        良寛
幸せも辛い不幸な日々も永遠に続くわけではないと仏教では
よく言われるけど、このコロナ禍はいつまで続くんだろうか?

そんな暗い世の中で、自分一人がノホホンと生きているよう
で少し肩身が狭い。良寛さんと比べるべくもないけど、江戸

末期の越後で地震やら飢饉が頻繁に起こっている中で子供と
遊んだり、托鉢(要するに乞食)に歩いたりしたことで良寛さ
んを批判する人も中にはいるな。

良寛は生涯、生産活動を行わなかったけれど、それだけに自分
を厳しく律していたことは伺える。僕は仕事をしている以上、

生産活動を止めるわけにはいかないけれど、経済人として生き
るより風流に生きたいと願っている。貧乏で生まれたくせにで
ある。気持ちは金持ちのボンボンだぜ。

それで先週末、車中泊しながら出雲崎の良寛記念館に行ってき
た(これで7回目の訪問である)。記念館の隣にある良寛と夕日

の丘公園のベンチに座ってしばらく日本海を眺めてきた。天気
晴朗なれど波高しで、風が強く日本海の波は白く砕け散り、佐

渡島は白い雲のかなたに隠れて見ることはできなかった。僕は、
公園の中にある子供と遊んでいる良寛さんの像の柔和なお顔が
好きで、何年に1回くらいはそのお顔を見たくなるんだ。

帰り、関越道の堀之内ICから見た、白く雪をかぶった巻機山は、
あまりも幻想的で感激した。いい旅だった。
ゲレンデバーゲン (No. 465) 
投稿者: 大滝 2021/02/18 15:25:50
コロナ禍の中、不要不急の外出を避けねばならないところなん
だけど、週末はほとんど車で出かけているな。

車で出かけても車中泊をしているので、ほとんど人との接触は
ないから感染することはないと思っているんだけど、甘いか?

僕は、酒は飲めないけど、元来は、みんなとわぁわぁ騒ぐのが
好きなんだけど、この1年間、ラグビーを見に行ってもいない
し、カラオケにも行っていないしなぁ。

だから、週末に車飛ばして(大きな声で言えないが、一瞬、暴走
ジジーになっているかも)発散しているんだけど、みんなは、ど
んな気晴らしをしているんだろうか?

先週末、蓼科高原方面に行ったんだけど、中央高速から見た甲斐
駒ヶ岳、八ヶ岳の美しさは絶品だったね。

蓼科から八千穂高原を通り、佐久から上越道、関越道を回って帰
ってきたら総距離400キロくらい走っていた。最近の車は、自動
運転もできるから一日でそのぐらい走ってもあまり疲れないよ。

全然関係ないけど、オリラジの藤森って知っている?彼がユーチュ
ーブでベンツのゲレンデバーゲンを買った動画を上げていた。

ああいう車で林の中を走ったら、さぞ楽しいだろうと思えたな。僕が
逆立ちしても買える車ではないけど、僕がもっと若かったら悪どい

金儲けをしてでも買うのになっ!。手遅れだぁ〜!
私の上に降る雪は (No. 464) 
投稿者: 大滝 2021/02/12 12:19:19  
生い立ちの歌
T
幼年時
私の上に降る雪は、真綿のようでありました
少年時
私の上に降る雪は、霙(みぞれ)のようでありました
十七〜十九
私の上に降る雪は、霰(あられ)のように散りました
二十〜二十二
私の上に降る雪は、雹(ひょう)であるかと思われた
二十三
私の上に降る雪は、ひどい吹雪とみえました
二十四
私の上に降る雪は、いとしめやかになりました。
U
私の上に降る雪は花びらのように降ってきます
薪(たきぎ)の燃える音もして凍(こお)るみ空の黝(くろ)む頃
私の上に降る雪はいとなよびかになつかしく手を差伸(さしの)べて
降りました
私の上に降る雪は熱い額(ひたい)に落ちもくる涙のようでありました
私の上に降る雪にいとねんごろに感謝して、神様に長生(ながいき)し
たいと祈りました
私の上に降る雪はいと貞潔(ていけつ)でありました
 中原中也

中原中也が亡くなってもう80年以上になる。中原中也の青春の一時期
に熱病のように夢中に読まれて大人になると読まれなくなると云われて

いる。大人の目から見たら確かに感傷的で僕も二十歳以降中原中也を読
むということはなくなった。しかし、70歳を過ぎて熟年となった今、

自分の感受性が鈍ってきているにもかかわらず、やはりいいなと思うのだ。
中原は30歳くらいで、夭折したけど、彼が40歳まで、50歳まで、60

歳までイヤ70歳まで生きていたとしたら、どうな詩を書いたんだろうか
と思う。アレは若気のいたりよと云うだろうか?
僕にとって、私の上に降る雪は、つい最近までは、「ひどい吹雪」であった
ように思うんだけど…
マイブーム (No. 463) 
投稿者: 大滝 2021/02/08 12:38:52
ここ1,2年またハイデガー関係の本を読んでいる。僕のマイ
ブームは3年から5年ごとに哲学と宗教が繰り返しやってきて、

今は哲学、とりわけハイデガー関係を読んでいる。木田元のハ
イデガー「存在と時間」の構築は、30年ほど前から5年に1回

くらい読んでいて、驚いたことに、今回(6回目)読むまでほと
んど理解していなかったことに驚く。訳がわからないものに何で

こんなに魅かれるんだろう。「在る(実存主義的風にいえば生き
て存在していること)」ということを突き詰めたいと思っているの

か、ただ、単に哲学という言葉に憧れているのかのどっちかだね。
ハイデガーの研究者(木田元とか竹田清爾、轟孝夫とか)の様々

な観点から書かれた入門書を読んで30年たってようやくホンの
少し理解できるようになったことがうれしい。「存在と時間」その

ものは最初に1回読んだけど、全く理解できなかったんだけど、
今、読み返してみると多少は理解できるようになった。それでも

半分くらいではないかと思っている。まっ、僕のような熟年にな
ると考えるのがおっくうになるから頭の訓練くらいにはなってい
るかもね。
雑感 (No. 462) 
投稿者: 大滝 2021/02/01 13:12:45
コロナ禍がこんなに続いていて先が見えないことにイラついている。
実際にそれで職を失ったとか生活の目途が立たないとかで、うつに

なりかけているスタッフからの相談には、どう声を掛けたらいいのか、
どう回答したらよいのか迷うことがある。

コロナに注意深く対応していた身近な人間もコロナに感染したとの
絡を受けて、ホントに他人ごとではないなと思える。このコロナ禍で、

まとまった計画とか立てられない、毎日その日暮らしになっている
ことが僕のイライラの原因だな。

たまには、友達と会食したいという気持はよくわかる。みんな〜、どこ
にも出かけないで大丈夫かぁ?
2月勉強会中止のお知らせ (No. 461) 
投稿者: 大滝 2021/01/27 15:15:38
非常事態宣言が続いている中、コロナの感染者数も減っ
ていないことから、残念ながら、2月の勉強会も中止と

させていただきます。

Wさんからオンラインでやれないかと提案がありました
が、私は原則対面で皆さんとお話しできることも楽しみ

にしているので、オンラインは考えていませんでしたが
3月も中止をせざるを得ない状況であれば、4月から

導入を検討したいと思いますが、なにせアナログ人間
の私ですので、技術的に可能かどうか、費用がどうなの

か全くわからないので誰か教えていただけるとありがた
いです。

以上です。
ふもとっぱらキャンプ場 (No. 460) 
投稿者: 大滝 2021/01/27 10:38:46
先週の金曜日から土曜日にかけて、事務所スタッフのS君と
富士のふもとっぱらキャンプ場に行ってきた。

金曜日は派遣協会の出番だったので仕事終了後、夜9時に飯
能駅で待ち合わせて富士方面に向かった。

夜ということもあり、圏央道も中央高速も空いていた。夜11
時、談合坂SAに到着。そこで車中泊した。寒いかと思って、

冬用シュラフ、電気毛布、掛布団、湯たんぽまで用意してい
ったんだけど、全然、大丈夫たった。S君は暑くて電気毛布

を切ったといっていた。この感じだとマイナス10度くらいま
では、余裕で車中泊できるなと思ったな。

車中泊用に買ったホンダフリードは、目論見通りだった。朝、
談合坂SAのラーメンブースでしょうゆラーメンを食べた。
しょっぱくて味も麺ももう一つだったな。

朝、7時出発。8時過ぎにはふもとっぱらキャンプ場に着いた。
天気は雨、富士はまったく見えなかった。広大なキャンプ場

適当場所に車を停め、テーブルとイスを出して、車のバック
ドアを屋根代わりにしてお湯を沸かしコーヒーを飲んだけど、

雨と寒さで気持ちが良くない。一番の目的の富士も見えない
ことから早々に撤収し、11時前にはキャンプ場をチェックア

ウトし、朝霧高原の銀座スエヒロにむかった。そこでステー
キを食した。いつもはイキナリステーキを食っているけど、

さすがに舌音痴の僕でも違いは分かったな。朝食のまずさを
昼食で取り返した感じ。

昼食後、日帰り温泉のゆらりに向かい、そこで4時過ぎまで
のんびり過ごした。4時過ぎに帰路についた。途中、河口湖の

小作でホウトウを食って帰ってきた。約24時間の小旅行。天候
が良かったら最高だった思うけど、まぁ、こういうこともあるかぁ〜
削除サクジョされました (No.459)
雑感3 (No. 458) 
投稿者: 大滝 2021/01/19 11:55:13
非常事態宣言が出ても、相変わらずコロナの感染者数は
減っていない。僕は、週に2,3回、新橋にある日本人
材派遣協会の相談センターに出向いているけど、さすが

に、この事態になって新橋付近も人出が減ってきている
ような気がする。飲食業とか旅館の経営が成り立たなく
なって休業とか廃業とか増えているようで、心が痛む。

大学の入学試験シーズンも始まって、コロナ禍の中、受
験生も大変だね。条件はみな同じなので、不公平という
ことはないと思うけど、ただでさえ、鬱陶しいのに余計

な気遣いで実力が発揮できるかどうかが心配だね。先日
の共通試験で試験官の度重なるマスク着用指示に従わず、

会場から強制退去させられた受験生がいたそうだけど、そ
の年齢が40歳台ときいて、ちょっと微妙な気分になったな。
僕は熟年となった今で時々大学を受け直す夢を見る。

くだんの彼も人生をやり直そうと受験したのかな。40歳に
もなって、状況判断ができないのは、人生をやり直しても、
その未来がそんなに明るいとも思われないけど、まっ人の
人生だからね。

沢木興道の「禅談」を読んでいる。面白い。
「座禅をやれば何とかなる?何ともならん!」。「人間はど
んな場合でも自分の損得勘定を忘れることができん」と。

そう簡単に悟ることはできないのはよーくわかっているつもり。
沢木興道禅師の語録は、禅の歯切れの良さが語られて生きた禅
を認識させてくれるな。

禅師は昭和40年に亡くなられているけど、ご存命だったら是非
会いたかった人だったね。

思う。僕の場合、気が付いたときは、いつも手遅れだな。

雑感2 (No. 457) 
投稿者: 大滝 2021/01/13 00:05:24
在りし日の若かりしわが心にも しばしはかへれホトトギス啼く
 若山牧水

高校時代の同級性が自殺したときいた。名前と顔が一致しなかっ
たので、ぼろぼろとなった卒業アルバム何十年かぶりに開いてみた。

忘れていたことが思い出される。高校時代は同じクラスにはなっ
たことはなかったけれど、誠実で生真面目な女学生に見えた。

卒業アルバムのなかの、半世紀以上前の友の顔、顔、顔。
おお、みんな若いな。

高校時代の僕、ナント紅顔の美少年ではないか!?気が強そうで
生意気そうに映っている。

あの頃の僕は、「世の中の奴らがみんなバカだから」と本気に思って
いた。今だったらバッカじゃなかろうかと思われるけど、そういう自
分が懐かしい感じもする。

この中にはもう亡くなっている者もいるだろうな。みんなどんな人
生を歩んできたのだ?しばらく、思い出に浸った一日だった。
雑感 (No. 456) 
投稿者: 大滝 2021/01/06 14:42:02
今年の箱根駅伝、九分九厘優勝だと思っていた創価大学が最後の
2キロで駒沢大学に逆転されてしまったね。10区で3分以上の差

を逆転して勝利した例は今までなかったと。いつも思うことだけ
ど、逆転された創価大学の選手の心情を思うと、その後の彼の人

生とかメンタルとかが心配になったね。勝負に勝ち負けはつきも
の。試合に負けたからといって人生に負けたわけじゃないから。
そのことを指導者は選手に明確に伝えなければならないと思う。

先週のNHKのテレビ、「逆転人生」で「傷だらけの天才力士〜
照ノ富士 奇跡の復活劇〜」を放映していた。

ケガと病気で序二段にまで落ちてから幕内まで上がって復活優勝
したときの彼の顔つきが浮かれているわけではなく、地獄を見て

きた顔つきをしていたことが印象的だった。テレビで彼が云って
いたこと、落ちる前のイケイケの時は、たくさんの人にとりまか

れていたけど、落ちるにしたがって人がどんどん離れていったと。
この人はと思う人まで離れていったことはショックだったと。

僕も「おう、そうだろう、そうだろう、世間は冷たいぜ」と思いな
がら見ていた。

しかし、まだその先がある。照ノ富士も序二段落ちて土俵に上がる
とき、「がんばれよ」という観客の応援に励まされたと。世間も人も

そう捨てたもんでもないと思えたんじゃないかな。照ノ富士はいい
経験をしているな。

僕は世間とか人を無条件に信じるような甘さは持ち合わせていないけ
れど、僕個人は敗者にどこまでも寄り添っていきたいと思っている。

「敗者のおまえが云うな」ってか?ウルヘイ!
削除サクジョされました (No.455)
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削除サクジョされました (No.452)
削除サクジョされました (No.451)
謹賀新年 (No. 450) 
投稿者: 大滝 2020/12/31 17:29:58  
新年明けましておめでとうございます。
 
皆様方にとりまして、本年が素晴らしい年で
ありますように心からお祈り申し上げます。

昨年は、コロナコロナで一年が明け暮れまし
たが、今年こそ穏やかで平和な一年であって
ほしいと思います。

私は、毎年、新年の抱負として「共生」を掲げて
いますが、実際その理想がどれだけ実現したの

かと問われれば、心もとないところがあります。
意味ないだろうと考える向きもあるかと思いま

すが、実現しようとするまいと今年もやっぱり
「共生」の旗を振り立てて行こうと思います。

夢を語れないで、理想を語れないで何が人生よ!
と思っているからです。現実論はつまらないと
思っているからです。

ホラを吹いてでも面白いか面白くないか、楽し
いか楽しくないか、これを今年の行動の基準に
しようと思います。

本年も宜しくお願い申し上げます!
良いお年を (No. 449) 
投稿者: 大滝 2020/12/30 16:03:32
コロナコロナに明け暮れた2020年も静かに暮れようとしています。
コロナで命をなくした人も多くいる中、熟年の私が、仕事も、健康

もとりあえず無事にこなしてきていることが不思議に思います(明日、
どうなるかわかりませんが…)。

毎年思うことですが、この一年何をしてきたのかという思いがあり
ます。反面、やれるだけのことはやってきたという思いも又あります。

世の中が激動しているにもかかわらず、どこかでその世の中に背を
向けている自分がいます。

宗教では(とりわけ禅では)「己事究明」ということがよく云われます。
どんなに歳を重ねても自分を追究していくことはできると思っています。

これが結構面白いのです。見方を変えれば、どんだけ自分が好きなんだ
ということになるのでしょうね。

仏教ではまた、諸行無常とも云います。すべては、自然も環境もそして
人も変わっていきます。いつまでも同じところで留まれないことに寂しさ
を感じますが、あえてこの寂しさには耐えなければならないでしょう。

勧酒(于武陵)
君に勧(すす)む 金屈巵(きんくつし)  
満酌(まんしゃく)辞(じ)するを須(もち)いず
花発(はなひら)けば風雨(ふうう)多し
人生(じんせい)別離(べつり)足(た)る 

井伏鱒二は こう和訳しています。

この杯(さかずき)を受けてくれ
どうぞなみなみつがしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
「サヨナラ」だけが人生だ

自分も世界も想定外に動いていきます。何があっても、今、この
時を後悔しないように。

今年も皆様方には大変お世話になりました。来年もよろしくお願い
いたします。良いお年をお迎えください。
1月勉強会中止のお知らせ (No. 448)
投稿者: 大滝 2020/12/26 23:22:28
コロナウィルスの感染者数が落ち着くどころか益々増えて
いる状況です。残念ですが、この状況では1月の勉強会を開催
するのは、無理だと思います。

皆さんと会えるのも勉強会の楽しみのは一つですが、命あって
の物種とも言います。今後については全く不透明で予想もでき

ません。2月以後のの勉強会については又追ってこの掲示板で
連絡いたします。

以上です。
削除サクジョされました (No.447)
近況伺い (No. 446) 
投稿者: 大滝 2020/12/21 20:25:11
コロナが猛威を振るっている今、皆様はどのようにお過ごしですか?
裏日本は大雪で車が高速道路などで立ち往生し2日も3日も抜け出
せなくて命にかかわるような天候が続いたね。

不謹慎だけど、僕は雪が降るとワクワクして四駆で雪の中を走りたく
なるんだけど、2メートル近くの積雪だと、四駆でもアウトだな。

先週の日曜日、またいつものごとく草津温泉に行ってきた。草津温泉
に入る前の登坂では雪がほとんどなく、のぼって草津温泉の街中に入
ると雪が積もっていた。

草津は雪がふる裏日本と雪が降らない表日本の境に位置しているんだな。
圧雪された道路を四駆で走るときはワクワクしたね。

ユーチューブなどで雪が降ると血が騒ぐ僕のようなタイプもいるようで、
寒い雪のなかで車中泊をしている動画をみているとホント楽しいね。

僕も車中泊用のポータブル電源を購入したんだけど、アマゾンで購入し
た後にもっと安くて(僕が買った値段の半分くらい)かつ、高性能の
ボータブル電源が発売されて、ホントガッカリしたぁ!
信じるということ (No. 445) 
投稿者: 大滝 2020/12/17 16:29:30
哲学には「信じる」という言葉は、僕が知っている限り出て
こない。宗教関係の本(仏教の経典にしてもキリスト教の聖書

にしても)は、ほとんどがおとぎ話だろうと思われる。宗教は
これこれこうだから(理屈が通っているから)信じられるという
ものでもない感じがする。

道元の正法眼蔵は相当哲学的であるけれど、最後のところは「信じ
るか信じないか」にかに行き着くような気がする。

浄土宗や真宗の「南無阿弥陀仏と唱えれば浄土に行ける」などの
念仏往生にしても浄土そのものがあるのか、死後の世界はあるの

かを信じることができない人にはその宗教を信じることは難しい
感じがする。

仏陀にしても道元にしても死後の世界があるともないとも言って
いない。「生死事大なり」といって生きることと死ぬことを問題に
している。そこが宗教であっても僕が惹かれる理由だな。

ただ、親鸞については、法然と違って「死んで極楽浄土に行けると
言っているのではなく、信じるか信じないかによって今現在生きて
いる世界を極楽にも地獄にもする」と

考えたと五木寛之が立松和平との対談「親鸞と道元」で言っていた。
親鸞が「自分は法然を信じた。法然の言っていることが、嘘であって

地獄に落ちたとしても自分は後悔はしない」と言っているから、五木
寛之の親鸞のとらえ方は間違っていないように思う。

そうであるとすれば、幸せになるには、嘘かもしれないけど、「信ず
る」しかないではないか!!

何を(誰を)信じるかは問題であるけれど…
削除サクジョされました (No.444)
今どうよ? (No. 443) 
投稿者: 大滝 2020/12/11 16:57:39 
コロナウィルス感染者数が東京では600人を超えたと。歴史的な事件
の中を生きていて、僕の周りでは仕事も生活も普通にできているのが
不思議に感ずる。

平岡聡の「ブツダと法然」を読んでいて感じたこと。仏教では生老病
死の四苦について、いつまでも若さに執着し、健康でいたい、死にた
くないという煩悩があるから、悩みが生ずると。

始めから歳をとって老人となるのも当たり前、病気も当たり前、死ぬ
のも当たり前と思っていれば、苦はなくなるというのが、仏教の基本的
な考え方。非常にシンプル。

ハイデガーの哲学でも生と死は対立するものではなく、はじめから生の
中には死も含んでいる(死への先駆的決意といっている。)のであるから、

生きて生活している間も「死を忘れるな(メメントモリ)」と言っている。
究極的には、存在するにあたって死も含めて一切の所有を放棄すること

ができるかどうかだと。ハイデガーの哲学も縁起無自性空の大乗仏教の
哲学と通ずるところがある。

僕は1日単位で物事を考えてきたけど、最近は1日単位より「今」どうよ
という感じで考えるようになった。

「今どうよ」?幸せに決まっているじゃないかぁ〜
削除サクジョされました (No.442)
大学ラグビー2 (No. 441) 
投稿者: 大滝 2020/12/08 14:21:16
大学ラグビー早明戦が先週の日曜日にあった。早稲田が明治に完
敗した。まぁ、実力通りというんだけど、フォワードの力の差が

ありすぎて、早稲田に勝てる要素は見つからなかったな。悔しい
気持ちが湧いてこないのは、明治のデキが良すぎて、アレじゃ勝
てないと妙に納得しながら見ていたからか。

それよりも、同日に行われた慶応対帝京戦で、ナント慶応が帝京
を倒したことだね。最後のインジュアリータイムで逆転勝ちした

けど、慶応の選手がみんな泣いていたな。僕ももらい泣きした。
個々の選手が自分の力を目一杯出し切らないと、弱者は強者に勝

てない。自分の力を目一杯出し切るなんて、人生でそうそうある
わけじゃないから、慶応の選手は一生の宝を手に入れたね。
12月労働法勉強会中止のお知らせ (No. 440) 
投稿者: 大滝 2020/12/08 13:51:27
12月の勉強会は26日を予定しておりましたが、
東京都のコロナの感染者数が300人から500人前後となっ

ておりますので、残念ながら12月の勉強会も中止とさせ
ていただきます。

東日本の大震災の時さえ、中止したのはその月だけだった
ことを考えると、今回のコロナ禍は、長期戦になるかもし
れません。

みんなぁ〜! 頑張って生き抜こうぜ!
削除サクジョされました (No.439)
Re:Re:Re:草津温泉 (No. 438)  
投稿者: にしやん 2020/12/08 11:34:29  
大滝先生、こんにちは

城崎温泉は嫁さんの好物である、蟹が目的です。御存知と思いますがご当地では『松葉ガニ』と呼びます。城崎温泉一帯の旅館・ホテルでは、蟹料理コースを昼食に頂けるプランがあり、温泉にも入ることができる施設もあります。

宿泊するなら浴衣・羽織姿に下駄を履いて、カラコロカラコロと云わせながら付近を散歩したいですね。
そういや温泉街には昔ながらの遊技場もあったので、射的やスマートボールもやりたいな。
Re:Re:草津温泉 (No. 437) 
投稿者: 大滝 2020/12/07 14:08:05 
にしやんさん、こんにちは。

家族がいるときは、全て家族優先だね。
僕もにしやんさんぐらいのときは、自分一人で出かける
なんてできなかったな。

城崎温泉はいいね。10年くらい前に1回行ったことがあ
るけど、風情があっていい温泉だね。

仕事がなければ、温泉場巡りをするんだけどね。
削除サクジョされました (No.436)
Re:草津温泉 (No. 435) 
投稿者: にしやん 2020/12/04 19:36:53
大滝先生、ご無沙汰しております。

掲示板は時々拝見しますが、なかなか書類がさばけずメッセージは書けずにいます。

草津温泉ですか、いいですね。長いこと温泉に行ってないので、凄くうらやましいです。食事も地のものを食べて、ゆっくりとたっぷりの湯に首まで浸かる、最高の贅沢ですね。
僕も以前城崎温泉に行ったときは、外湯でしたが湯舟に入ったり出たりを何回か繰り返して、湯冷めしにくい様に入りました。何度か繰り返していくうちにその温度に慣れて、感覚が麻痺するのかもしれませんね。

でもコロナの影響がまだまだ大きいので、今度はいつ温泉にはいれるのやら、水風呂に近い自宅の風呂で我慢しようか。嫁よ、風呂の湯をケチるな!

削除サクジョされました (No.434)
削除サクジョされました (No.433)
削除サクジョされました (No.432)
草津温泉 (No. 431) 
投稿者: 大滝 2020/12/02 17:22:39
コロナが未だに猛威を振るっている。僕はキホン酒が飲めないので、
飲み屋街にいくことはほとんどないけど、酒の好きな人、特にみん
なでワイワイ騒ぎたい人は、今の時季は辛い時季かもしれない。

先週の土曜日、良い天気だったので、久しぶりに草津温泉に行って
きた。昼頃、いつも行くじっちゃん、ばっちゃんが経営している飯

屋で麦とろと蕎麦のセットを食した。これがホントに美味で麦飯に
しても蕎麦にしても絶品で、草津に来るたびに必ず寄るようにし

ている。それから大滝の湯に行った。前回行ったときは、47度のお
湯に入れなかったので、今回はぬる湯から慣らしていって、最後に気
合いで入ったな。

3分を3セット入ったけど、まぁ熱いこと、その後一般の湯舟に入る
と本来熱めの湯なのにすごくぬるく感じるんだ。

その熱い湯船の前で、座っているじっちゃんがいて、なかなか湯船に
入らない。でっ、結果入らないで帰って行ってけど、気持ちは分かっ
たな。熱くて湯船に入る決心がつかなかったんだな。

いつもの道の駅で車中泊をするつもりだったんだけど、草津は寒い。
雪が降ってきて車の温度計は0度を示していた。冬用の支度をして

こなかったので車中泊は早々に諦め帰路に着いた。
孤独 (No. 430) 
投稿者: 大滝 2020/11/29 12:27:04 
最近、「孤独」に関係する本が流行っているようだ。哲学者小川仁志
の「孤独を生き抜く哲学」、雑誌プレジデントの「毎日が楽しい孤独

入門」など、興味に駆られて僕も読んでみた。僕は、元々人間は一人
で生まれて一人で死んでいくもの(孤独は当たり前)だと思っている
ので、この種の本を読んでも何をいまさらという感じがするな。

ただ、一人で生まれ一人で死んでいくにしても一人で生きているわけ
ではないから他者との関係は勿論、重視はするけど。孤独はどういう

場合に感ずるか、「人から愛されない」とか「人から認めてもらえな
い」とか「金がない」とかしか僕には思い浮かばないけど、若い時だ

ったら、その孤独は結構、辛いかもしれないな。見栄っ張りでプライド
が強い僕のような人間にとっては相当堪える。しかし、熟年となった今

では、誤解を恐れずにいうと、人から愛されなくても、友達がいなくて
も、金がなくても、地位とか名誉がなくても、だからどうしたと思える。

人はこだわりがないと成長できないと思ってはいるけど、そのこだわ
りが強すぎると世間を狭くすることにもなるんじゃないか。

一方でそういうこだわりがなくなって、まとまってしまうことが、「生
きている」といえるかとも考える。矛盾だぁ。
自分探し (No. 429) 
投稿者: 大滝 2020/11/23 23:58:39
池田晶子の「知ることより考えること」にフリーターやニートについて
辛辣なことが書かれてあった。

「いつまでも働かない、決められない若者たちの心性の根底には、例の
「自分探し」があるとも云われる。「自分がわからない」、だから「自分

に合った」「自分にふさわしい」仕事が見つかるまで、働きたくないとい
う理屈である.多分彼らは本気でそう思っている。そしてそう思ってい

る限り、働くことはあり得ない。「自分に合った」仕事など、いつまでも
見つからない。なぜなら、彼らは、「自分に合った」仕事を見つけたいと

言う。その一方で「自分がわからない」ともいう。つまり、わからない者
によってわからないものを見つけようとしているわけだ。そんなもの見つ
かる道理がないではないか。〜」

池田は「自分探し」など甘えの極みだから止めよという。そういう考えか
らニートやフリーターが生まれてくるのだと。

僕は、自分で始末をつけるならニートもフリーターも自由ではないかと思
う。池田の心魂のなかにニートやフリーターを認めたくないとする世間
的な評価基準があるようで少し抵抗を感ずる。

それに、僕は、この歳になっても自分がわからないでいる。自分探しを今
でもやっている。

大人になれないじっちゃんだけど、何か〜?
11月労働法勉強会の中止のお知らせ (No. 428) 
投稿者: 大滝 2020/11/20 19:16:50
東京都では新型コロナウィルス感染者数が2日続けて500
人を超えたということです。

11月の勉強会は28日に予定しておりましたが、このよう
な状況では、万が一ということもありますので、

残念ながら11月の勉強会は中止とさせていただきます。

12月の勉強会については、また、追って連絡いたしま
す。

以上です。
他人のことなど知ったことか! (No. 427) 
投稿者: 大滝 2020/11/15 09:14:40
「時代や社会のことなど私の知ったことか。〜時代や社会がいくら
悪かろうが、そこで私が善く生きることのいかなる妨げにもならない。

たとえ世の全員が金儲けに狂奔しても私は金儲けのために生きるこ
とはしないと決める。これは可能である。たとえ世の全員が互いに悪

意をなげあっても、私は悪意を所有しないと決める。〜私は私のこと
だけを気にかけて生きよう。他人のことなど知ったことか。〜」
池田晶子

池田晶子の「知ることより考えること」を読んだ。池田が亡くなってか
ら10年以上になるけど、今でも本屋に並べられているところを見ると、

池田のわかりやすい哲学は世に受けられているのかもしれない。それで
も池田晶子は正当派の哲学者からは認められているとも思われず、佐藤

亜紀との確執(佐藤が池田を「哲学の巫女」と揶揄したことに対して池田
が出版社に圧力をかけたらしい)で、実際はイヤな女だったかもしれない。

…が、上述の池田の「独我論は、僕にとっても本音だなと思える。池田は
徹頭徹尾、政治とか社会とかに背を向けて生きてきた哲学者であるように

思う。その点では僕も同じだな。ぼくの場合は、仕事をしている以上、社会
とは無縁ではいられないんだけれど…
削除サクジョされました (No.426)
松永弾正 (No. 425) 
投稿者: 大滝 2020/11/08 21:24:34
垣根涼介の「信長の原理上下」を面白く読んだ。その中で、毒殺、
謀略、裏切りの限りを尽くしたと云われている松永弾正のセリフ
が面白かった。 

「人が生きていく上、最もやりきれなく、そして始末に負えない
ことは、その生が、本来無意味なものだということに、皆どこかで

気づいていることだ。〜つまりはその無意味さのみが、生きること
の証だ。だから人々は、琵琶法師が唄う平家物語に昔から感動し、方

丈記の厭世観に今も共感を覚えるのだ。〜神などおらぬ。万が一い
たとしても、人間のことになど、ことさらに興味を持つはずもない。

なぜなら、人間といえども、所詮は流転する万物の一つであり、その
一点において、牛馬や地べたを這いずり回っている蟻と、何ら変わるこ

とはないからだ。弾正は、もう一度はっきりと思う。神などおらぬ。
されど、この世は神に似た何事かの原理で回っている。」

僕も時々「神も仏もあるものか」と考えることはあるけれど、その生
が無意味であると考えたことはない。生きている以上、裏切ることも

裏切られることがあるにしても、生きているそのことだけで価値があ
ると思いたい。善とか悪とかの価値判断を超えたその向こうで松永弾

正が生きていたとすると、それはそれで面白いと思ってはいるけど。
大学ラグビー (No. 424) 
投稿者: 大滝 2020/11/02 12:41:08
コロナ禍の中、大学ラグビー開始されて佳境に入っている。
先日、早稲田大学と帝京大学の対戦があった。悪くて0対

100か良くて10対50でボロ負けすると思っていたのに、
なんと45対29で早稲田が勝ってしまった。早稲田と帝京

がともに対戦した青山学院に早稲田が47対21だったのに
対して、提供が122対0だったから、とても早稲田が勝て

るとは予想できなかったね。ユーチューブのラグビーチャン
ネルでは、帝京がAA 、明治がA、早稲田がB、慶応がC

とランク付けされていたのに、Bの早稲田がAAの帝京に勝
ち、Cの慶応がAの明治に勝ってしまった。

スカパーで見ていて、弱者の早稲田も慶応も戦い方は感動的
であったね。慶応も早稲田も体格的に上回る帝京明治の選手

に勇敢にタックルしていた。それで負けたとしても納得が行
く戦い方を早稲田も慶応もしていた。格下が格上のチームに

勝つのはいつの場合も心地良いね。負けた帝京と明治の心情
には察するにあまりがあるけど…
茨木のり子 (No. 423) 
投稿者: 大滝 2020/10/26 15:13:35
汲む ―Y・Yに―   茨木のり子

大人になるというのは
すれっからしになるということだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女の人と会いました
そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子どもの悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……
わたくしもかつてのあの人と同じぐらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです
 
茨木のり子は、僕の大好きな詩人です。繊細で強くて、僕のような
熟年になってからではなく、もっと若い時に茨木のり子と出会いた
かったなと思います。

僕らの仕事は、未熟であることは許されない、どぎまぎしたり、ぎこ
ちない挨拶だったり、失語症になったり、頼りない生牡蠣のような

感受性では、取引先は信用してくれないだろうと思うのですが、それ
でも、そういう感受性は大切にしなければならないと思うのです。

いいんだよ。それで。

 先日の労働法勉強会の参加したMさんを見ていて、お歳のわりには
(しつれい!)瑞々しい感受性の持ち主ではないかと思いました。


茨木のり子の詩は、僕の精神をどこかシャンとしてくれるところがある。
感受性が干からびてしまった今となっては、手遅れだなとは思うんけど…
削除サクジョされました (No.422)
削除サクジョされました (No.421)
雑感 (No. 420) 
投稿者: 大滝 2020/10/19 22:38:37 
毎日が夢のように過ぎて行く。仕事は忙しい。僕の年齢になる
と仕事をセーブするのが「普通」なんだろうけど、「その普通っ

てなんだ?」そういう世間の通念に縛られると不自由になると
出口治明も泉谷閑示もいっている。

最近の僕は世間の通念よりも、自分の好きなこと、自分が心地
よいと感じることに素直になろうと思っている。仕事もお呼び

があるだけまぁいいかぁ〜と思いながらやっているけど、それ
にしてもこう忙しいと心の余裕がなくなるな。

でっ、今キャンピングカーか車中泊専用の車が欲しいと思ってい
るんだけど、そうすると3台所有ということになって、「普通の
常識」ではそれはあり得んということになるのか?

自由を貫くか社会通念に従うか、ウーン、それが問題だぁ〜
普通がいいという病 (No. 419)
投稿者: 大滝 2020/10/12 15:00:58 
最近読んだ本で面白かったものに、泉谷閑示の「普通がいいという病」
がある。実は平成25年8月に1回読んでいるんだけど、その時はこの

本のすばらしさがわからなかった。著者は精神科医で内容は、うつ病と
か臨床心理学にかかわるものなんだけど、哲学とか宗教の観点からも

書かれていた。僕は心理学関係の本を読んでいて、面白いと思ったこと
は、あまりない。その理由はたいがい、大した根拠もなく人間を決め

つける内容が多くて全然共感できないことが多かった。「普通がいい〜」
は、全内容にわたって共感できた。それでも「欲望を殺すのではなく欲

望を徹底すればその欲望を突き抜けて愛に至る」という考えは、やはり
無理があるように思う。「絶望」を推し進めると「自由」になるも同じ。

空海の真言密教でも同じことをいっているけど、今の資本主義社会、日
本を見ても世界を見ても、欲望の尽きることはないように思える。

何億円も何十億円もの金をもっていても満足できていない人が多いよう
に僕には思える。欲望は生きる上での活力にはなるけれど、やっぱりど

こかで自制する必要があるんじゃないだろうか?僕の年齢になると「金
持ちにはなりたい」でも「もう手遅れ無理」ということがわかってるか
らハナから金儲けしようとは思わないけどね。

活力がなくなってるってか?…ウルヘイ!
成功とは何なのか? (No. 418)
投稿者: 大滝 2020/10/05 14:44:00
トランプ大統領もコロナの陽性だと。お気の毒というか、
だから云わんこっちゃないというか。僕もコロナに罹っ
たら、だから云わんこっちゃないと非難されるだろうな。

哲学プラティクショナー(そういう職業があるらしい)
の堀越耀介が云っていたこと。哲学コンサルタントの仕事

は、「理性と論理を使って人生における様々の思い込みを
探り当て、それを消し去ること、そして再構築する方法を

提案する」ことだと。そして世界を問題化することだと。
世界を問題化するとは、問を持つ習慣として、たとえば、

「どうすれば私は成功するのだろうか」と問うのではなく、
「そもそもなぜ成功すべきなのか」、「成功とは何なのか」
を問うべきだと。これは僕にもよくわかる。

僕の年代は、団塊の世界で競争が激しくて、競争に勝つ
こと、どうすれば成功するのかという成功するという価

値観は絶対的なもの、疑いえないものと考えられた。世
間的な価値観は今もそうではないかと思われる。

哲学とか禅を勉強していくうちに、いつの間にか僕も「ど
うすれば成功するのか」というよりも「なぜ成功すべきな

のか」、「成功とは何なのか」ということを考えるようにな
っていたと思う。

人の価値観はそれぞれだから、自分の価値観を押し付ける
つもりはないけど、人生の様々な思い込みに振り回される
人が多いのはどうしたもんだろうかと思うな。
雑感 (No. 417) 
投稿者: 大滝 2020/09/28 12:39:44
最近、芸能人の自殺が多いような気がする。僕は自殺は人間に残さ
れた最後の自由だと思っているけど、それでも小さな子供を残し

て死ぬというのはどうよと思う。人は自分のためだけではなく人
(とくに自分がいなくなれば生きていけないような子とか家族)の

ためにも生きていかなければならない義務を負っていると思う。せ
めて子が独り立ちできるまで頑張るべきではなかったのかな。

芸人とか芸能の職業はただでさえ不安定な上、今度のコロナ禍であ
る。不安に不安が輪をかけた状態になっていたということだろうか?

ネットで評論家の誰かが云っていた。今年は、コロナが今後の働き
方に決定的な影響を与えた歴史的な転換点であると。テレワーク

とかサテライトオフィスとかオンライン通信とか、対面で仕事を
するのが当たり前と思っていた僕にとっては、とても世の中の動き
にはついていけない感じがする。

僕は、哲学は生きていく上での知恵を醸成する学問だと思ってい
るけど、その哲学は、人が生きていく上で他者をどう扱うかとい

うことをテーマにする。対面しないでも他者との関係が上手く築
けるということがありうるんだろうか?

人間が人間であるためには他者の存在が絶対に必要であるけれど、
働き方の転換は、その他者との関係が上手く築けない人が今後増え
ていくことにもなるんじゃないだろうか?

経済が発展するのは、効率で、技術で競争に勝つことが必須であ
ることはわかる。しかし、それでいいのかと思う。

経済発展の恩恵を受けておきながら、その発展に掉さすような御
託並べてどうする、矛盾だぁ〜
もう秋だぁ〜 (No. 416)
投稿者: 大滝 2020/09/23 19:08:42
猛暑が続いていたと思ったら急に肌寒くなったね。気候の急激な変化
は老体にはキツイところがある。竹田清嗣と轟孝夫のハイデガーを代

わりばんこに読んでいる。何回読んでもわからないところがある。あ
るいは繰り返し読むことによって少しずつ理解する部分もある。わけ

のわからないことを読んで何の意味があるかと考える向きもあるかと
思うけど、わかりやすさばかり求めると弊害もあると思う。

一つは自分のわかる範囲でしか考えないから、いつまでたっても、自
分の枠を超えることはない、だから成長もないのではないかというこ

と。もう一つは「わかりやすかった」「感覚的には何となくわかった」
ということは、その内容に常識的なことが多く、わかった気になって

いるだけで実は内容はあまり覚えてないということが多いのではない
か。ハウツウ本を読んでも身につかないというのはそういうことだと

思っている。哲学でも宗教でもわかりやすい本は腐るほど読んだけど、
結果殆ど自分の身についていないことがこの歳になってようやくわかっ

たね。わかるのが遅い!ってか?
10月労働法勉強会について (No. 415) 
投稿者: 大滝 2020/09/23 10:20:53
10月の勉強会は24日(土)富士見区民館で実施を予定し
ています。

コロナウィルスの関係で、当日は以下の規制をさせてい
ただきます。

・マスク着用
・手指の消毒
・37.5度以上の熱がある場合は出席をお断りします。
・ソシアルディスタンスで座席の間隔は1メートル以上
 空けます。
・その他体調が悪い場合は無理をして出席をしないよう
 に

以上です。
井出塾閉鎖!3 (No. 414)
投稿者: 大滝 2020/09/17 11:27:42
井出塾閉鎖に関して何の情報も入ってこない。受験生にとっても
井出塾出身者の社労士にとっても、相当、ショックではないかと

思われる。井出さんをはじめ講師、事務職の今後の身の振り方、ど
うしていくんだろうか?

自然災害にしろ、コロナのような社会的な災厄にしろ、会社の栄枯
盛衰にしろ、健康問題にしろ、個人の人生は、いとも簡単に振り回
されてしまうのだな。

僕は何が起こっても諸行無常、その時はその時、それに即して生き
ていくということを覚悟しているつもりだけど、いざ自分の身に降

りかかったとき、冷静に対応できるかどうかは自信がないね。キホン、
見栄っ張りだから泣きわめくということはないと思うけど…

仏教では人生は「苦」だと言っている。そうかもしれない。だからこ
そ、今、この時を楽しむということが大事だと思っているんだけど…
Re:Re:井出塾閉鎖!2 (No. 413) 
投稿者: 大滝 2020/09/13 09:23:16 
にしやんさん、こんにちは。

実は社労士を目指している人を何名か井出塾に紹介して
きたんだ。受験しようとする者もいるので、これからど
こで勉強させたらよいのか〜?

こうすれば誰でも受かるんだと合格する条件を満たして
いたのが、井出塾だったと思う。

実際にテキストを見て、授業を受けてみないと、どこが
良いのか判断できないね。

何らかの形で井出塾が存続できれば、一番いいんだけど
ね。

現役の受講生に聞いたところ、本試験の解説についても
完全にできていないところを見ると、バラバラ崩壊の感

じがして、さらに憂鬱なんだけど…
削除サクジョされました (No.412)
Re:井出塾閉鎖!2 (No. 411) 
投稿者: にしやん 2020/09/10 21:29:39
大滝先生、こんばんは。
この件は僕もびっくりしました。受講生の時に5月連休に開催した単発講座と模擬試験を受けましたが、結構内容が濃かった記憶があります。
確かに事業継承問題はどこでも悩みの種ではありますが、僕の場合は子供たちの気持ち次第で決めようと考えています(まだ何年先の話か分かりませんが(笑))。
継ぎたいなら、どこで受験勉強をさせようかな?その時は受験指導をお願いできますか?(笑)
井出塾閉鎖!2 (No. 410) 
投稿者: 大滝 2020/09/10 11:27:38  
井出塾で何が起こっていたのかと思う。経営が悪化して企業を閉め
ていかざるを得ないのはどこにでもありうる話だけど、井出塾の経

営が危ないことについては全く情報が入ってこなかった。決定的に
崩壊する前に井出さんが決断したのであればそれはそれで良い決断

だったかもしれない。永久に企業が存続できるわけではないので、
僕もそろそろ引き際を考えなきゃいけないと思っている。
井出塾閉鎖! (No. 409) 
投稿者: 大滝 2020/09/07 10:57:10
井出塾が閉鎖するとの連絡があった。青天の霹靂とはこういう
ことをいうんだろうな。ショックである。

井出さんは、かって日本ライセンスセンターで僕が講師をして
いたときの同僚であり上司であった。当時、社労士でこんなにで

きる人はいるのかと思うほど、驚きの存在であった。社労士の受
験業界でも際立った存在であったと思う。

井出さんは僕より年下ではあるけど、才能からいえば僕の及ぶと
ころではなく、彼と一緒に仕事ができたことは僕にとっては誇り
であり幸せなことだったと思っている。

彼から手をとり足をとり教えられた記憶はないけど、「できるか
できないかがすべて」と骨の髄から思わせてくれ、自分の中の

根拠のないプライドなど何の意味もないことも悟らせてくれた
のが、井出さんはじめ当時のライセンスの講師たちだったと思う。

塾閉鎖の原因は、コロナ禍で印刷所の倒産等をあげていたようだ
けど、受講生が少なくなっていたこともあったんじゃないかな。

塾の経営に当たっては、良いテキストを作って良い講義をすれば
儲けはしなくても存続していけると思っていた。そういう牧歌的
な時代ではなくなったのだな。

単なる合格だけではなく、優秀な社労士を輩出してきたというのも
井出塾の大きな特徴だっと思う。存在の意味はあった。

井出先生をはじめ、諸先生方、二十数年、お疲れさまでした。
今、少し休んで、また、未来に向け再出発してください。
万座温泉 (No. 408) 
投稿者: 大滝 2020/08/31 11:11:34  
先週の土曜日、天気が良かったので、浅間山を見たいと思い関越道
に乗り出した。関越道は順調に流れており、快適だったね。

関越道から上越道に入り軽井沢ICで降りて浅間白根火山ルートに入
るころには、曇ってきて浅間山の頂上付近は残念ながら見えなかった。

もっと残念だったのは、浅間白根火山ルートの浅間六里ヶ原休憩所が
閉鎖されていたこと。冬に来たときは、冬だから閉鎖されていると思

っていたけど、夏でも閉鎖されているということはもう廃業したので
はないかと思われた。コロナのせいだろうか。のんびりと近くで浅間

山を見れる絶好のロケーションにあるのに非常に残念。しようがい
ないので浅間白根火山ルートから万座温泉に向かった。

万座温泉は白根山と草津白根山の間にあって、かなり高所にある山間
の温泉。周辺は硫黄の匂いに包まれており泉質は硫黄の白濁泉で熱い

んだ。日帰りの万座高原ホテルでは、ぬるめの湯があって入りやすか
ったけどね。万座温泉から草津温泉の天狗山スキー場に向かうとき、

白根山の火山ルートを通ったんだけど、道路を管理している人から途中
停車するなと注意があった。白根山の頂上付近は毒ガスが出ているんだ

と。昔、子供が小さかったころ草津から白根山かけてドライブしたけど、
当時の頂上付近のドライブインは閉鎖されていた。かっては観光客でい

っぱいだったのに、施設もさびれてその賑わいも今は昔ということか。
白根山から草津に降りてくる頂上付近の道路のいたるところにシェルタ

ーが作られていた。白根山はしばしば小規模な噴火があったことから作
られたものだと思うけど、噴火とか毒ガスとかそして今回のコロナ騒ぎ

でこの付近の観光業はもう続けられなくなったのかと残念な思いがした。
天狗山スキー場のテラスで冷やしタンタンメンを食してから車中泊をす

るため道の駅草津運動茶屋公園にむかった。東京は37度とか38度とか
いうのに、ここは24度くらいで非常に過ごしやすかった。

3時ころから暗くなる6時ころまでは、ハイデガーを読んで過ごした。暗
くなってからはラジオのFM放送の音楽とか落語を聴いて過ごした。

翌日、朝一番で大滝の湯に入った。ショックなこと。大滝の湯の熱いお湯
に入れなくなってしまった。係員に訊いたところ従来よりも熱くなって熱

湯は46.5度から47度に上がっていると。従来の46度に入れたんだけど、
たった1度違うだけでも全く熱くて入れないんだ。涼しい顔して入ってい

る人もいるにもかかわらず、情けねぇ〜。帰りの関越道も空いており、2時
頃には自宅に着いたけど、僕の部屋の温度は西日に照らされて38度になって

いた。命に係わる温度とはこういうことをいうのだな。シヌ〜!
削除サクジョされました (No.407)
9月勉強会中止のお知らせ (No. 406) 
投稿者: 大滝 2020/08/31 09:18:04
東京のコロナ感染者数が未だ200人を超えている状況で
す。9月の勉強会は中止します。

私は、コロナ感染防止対策を講じた上で出来るだけ開催
したいと思っておりますが、もう少し様子を見たいと

思っております。あまり開催しないと緊張感がなくなっ
て良くないと思いますので、感染者数が今の状態で推移

するであれば、10月は開催する予定です。

以上です。
もも (No. 405) 
投稿者: 大滝 2020/08/27 09:36:13
最近読んだ書物で最も面白いと思ったのは、NHKで放映して
いた100分で名著・ミヒャエル・エンデの「もも」。

子供向けに書かれた童話であるけど、内容はすこぶる哲学的で、
主人公のももと時間泥棒との闘いは、ハイデガーの「存在と時間」
の本来的な生き方と頽落を彷彿させた。

スマホから手を離せない子供たち(大人もか?)、忙しい忙しい
と仕事に忙殺されて何か大切なものを忘れてしまった大人たち、

本当に充実した生を生きているかどうかという意味では本当に
考えさせられた。

ご同輩、「今、ここ」が大事だぜ。その一瞬が永遠につながると…
おとぎ話を語るな (No. 404) 
投稿者: 大滝 2020/08/23 12:27:44
ハイデガーを読んでいると、哲学を研究するときの態度として
「おとぎ話を語るな」ということがよく言われる。その意味は、

創作とか証明できないもの(神が世界を作ったとか、死ねば極
楽浄土に行けるとか)を前提にモノを考えるなということだと

思うけど、そうすると宗教の経典などはほとんどおとぎ話の世界
のように思える。竹村牧男の「哲学としても仏教」を読んでいて、

僕の頭の悪さもあるんだけど、これはハイデガーの「おとぎ話」
の世界だなと思った。知識を積み上げたとして、だからどうなん

だと。道元は、正法眼蔵随聞記で「経典を読むよりひたすら座禅
をしろ」といっている。

もしかして自分の頭の悪さで僕の理解が及ばない何かを見逃して
いるかもしれない(多分それが正しいとは思う)と思いつつ、

仏教の経典を読むのはしばらく放棄することにした。
田中正造 (No. 403)
投稿者: 大滝 2020/08/16 10:12:56
それ山に入りて仙となるも、世に何の益かあらん。社会紛擾
(ふんじょう)の中にあり、もしくは争闘苦戦の中に立ちな

がらに、即ちキルが如く、ミガクが如く、トゲが如くして、こ
の苦中にあって仙と化するを得ば、自然社会にも益あらんと存

じ候。これ、即ち浅学になる不肖目下の信仰にて候。
田中正造(木下尚江への書簡)

田中正造は、終生、足尾銅山鉱毒問題の解決に尽くした明治の
社会運動家である。先の文を僕なりに現代語に訳すると、

「世を捨てて悟ったとしても世の中に何の役に立つんだ。社会の
ごたごた、紛糾の中で戦い、苦戦の中で、トゲのようにあるいは

カミソリのように自分を磨いて、その中で悟ることができれば、
自ずと世の中に役に立つだろうと思っている。これが目下のとこ
ろ浅学な私の信仰である」

人は社会の中で生きている以上社会から離れて生きていくことは
できないだろう。しかし社会的な問題の解決は、最終的には政治

(権力)によるしかないのではないか?田中正造も当時の衆議院
議員になっている。しかし僕はその政治が嫌いなのだ。政治の必

要性、大事であることはわかるにしても、清濁併せ飲むほどの器
量もない僕にはとても無理だ。一般論で済ますおしゃべりは、

それこそハイデガーの頽落そのものだろう。やっぱり山に入って
仙となるしかないのではないか?

コロナ禍の今、それでいいのかと考えているんだけど、考えても
やっぱり、わからん!
削除サクジョされました (No.402)
削除サクジョされました (No.401)
玉堂美術館 (No. 400) 
投稿者: 大滝 2020/08/09 23:12:40
先日の土曜日、奥多摩の玉堂美術館に行ってきた。玉堂美術館は
JR青梅線の御嶽駅の近くの多摩川の渓流沿いに建っていてロケ
ーションが非常にいい場所にある。

自宅からも車で30分くらいで行ける。1年に1回くらい(夏が多
い)河合玉堂の絵画を見た後、いもうと屋でコーヒー飲みながら多

摩川の渓流をぼんやり眺めて帰ってくるのが恒例になっているんだ
けど、いつ行っても見学者が僕のような年配の人が多いな。

絵を見た後、多摩川の河畔のベンチに座って渓流を眺めているのも
同じ。年寄はみな同じようなことが心地よいと感じるだろうか?

御嶽から名栗飯能にいたる帰りの山道で煽られた。びたっーと僕の
クルマに寄せてくるので、バーロー!年寄だと思ってなめんなよ!

とシフトをスポーツモードに入れてあっという間に引き離してやっ
た。すかーっとしたんだけど、せっかく絵を見て渓流を見て落ち着

いた気持ちが戦闘モードになってしまって元の木阿弥だぁ〜!
照ノ富士 (No. 399) 
投稿者: 大滝 2020/08/03 18:55:59
大相撲で照ノ富士が復活優勝したね。膝のケガと病気で序二段
まで落ちていたのがよくもここまで復活したものだと思う。

落ちる前のイケイケどんどんの時は人が群がってきたけれど、
落ち目になるとサーッと人が離れていく人情の寂しさを味わっ

たような顔つきをしていたな。ケガとか病気そのものより、そ
ういう寂しさの方が辛いのではないのかな。

だから優勝インタビューも浮つくことなく落ち着いていたね。地
獄を味わってきた顔つきをしていた。

照ノ富士のインタビューに涙はなかったけれど、まだこれで終わ
りではないという気持ちが伝わってきた。

来場所以降の照ノ富士の活躍が楽しみだね。

僕は阿武咲(おうのしょう)を応援しているんだけど、今場所は
ナンと2勝13敗だった。バーロー!(泣く!)
8月労働法勉強会中止のお知らせ (No. 398) 
投稿者: 大滝 2020/07/31 15:27:48
お知らせします。

8月15日、労働法の勉強会を予定しておりましたが、8月
の勉強会は中止とさせていただきます。

理由は、東京都のコロナウィルスの感染者数が400人を
超え、感染する危険性が今までよりも増したと思われる
からです。

9月の勉強会については、状況を見て8月末までには掲示
板等でお知らせします。
以上です。
大滝
労働法勉強会テーマの件 (No. 397) 
投稿者: 馬場 2020/07/31 10:26:31
2020年8月15日の勉強会のテーマですが、Noの標記に
誤りがありましたので修正しました。ご確認ください。

テーマ:第9版38過半数代表者(誤)
テーマ:第9版37過半数代表者(正)

宜しくお願いいたします。
Re:Re:Re:Re:誰かいえ! (No. 396)
投稿者: 大滝 2020/07/29 23:38:04  
にしやんさん、こんばんは。

仕事の事、家族のこと、悩みは尽きないね。
でも、みんな同んじように悩んでいると思うよ。

時々はガス抜きは必要だと思う。

僕はいつもガス抜きしているし、最近は仕事でもできる
だけ楽しむようにしているんだけどね。


ウツになりやすい人は頑張り屋が多い。だからほどほどのところで納めるようにね。
Re:Re:Re:誰かいえ! (No. 395) 
投稿者: にしやん 2020/07/27 21:28:29
大滝先生、こんばんは

僕は極力明るく振舞う様にしていますが、内心は疲労困憊しています。これは誰でも同じですね。

最近、長年年金事務所で勤務された同じ支部の先生から、障害年金の事でお話を聞きました。
障害年金に係る病名で多い病気は何?と聞かれ、僕は臓器に関する病気かな?と思いました。が、実はダントツでうつ病や
てんかん発作等の精神や神経に関する病だそうです。
一瞬これなら僕も請求できるかな?と思いましたが、これだけ動き回れたら無理かな?と思いましたね(笑)。

毎日事務所では日々の業務について悩み、自宅では子供たちの将来について悩んでいたらもうたまりません。が、自分の好きなことを間に取り入れてガス抜きが出来ているから鬱にならないのかも知れません(自分が気が付いてないだけ?)。

いずれにせよ、時々ガス抜きをしないと、周囲の人に迷惑を掛けることになるのではと感じます。

削除サクジョされました (No.394)
誰か云え!2 (No. 393) 
投稿者: 大滝 2020/07/26 09:50:24
今日も雨である。コロナの患者は増え続けている中で、筋委縮性側索
硬化症患者の嘱託殺人事件が飛び込んできた。基本、日本では安楽死

は認められていない。現在の医療では治る見込みがなく、耐え難い肉
体的な痛みがあり、本人の強い希望があり、医者の施術のみによる場
合にのみ辛うじて安楽死の違法性が阻却されるということだろうか。

筋萎縮性側索硬化症の場合は、すべての筋肉が動かなくなり、しゃべ
ることもできなくなって、24時間誰かの世話を受けなければ生きて
いけないという病である。

意識は正常で自分の意思も伝えられない状態になって自殺することも
できなくなるのは、人によっては死ぬこと以上の恐怖だろうと思う。

耐え難い肉体的な苦痛があるわけではないから、日本では筋萎縮性側
索硬化症の患者に安楽死が認められることはないから、今回のような

事件が起きた。僕は安楽死の要件に耐え難い肉体的な苦痛を耐え難い
精神的な苦痛に変えるべきだと思っている。

今回の事件は主治医でもない医師2人が利益儲けのためにやっている
ことから、安楽死に真摯に取り組んでいる人たちから見れば、「だから

安楽死は認められない」という方向に行くようで最悪だった。今回の
2人の医師は、断固嘱託殺人罪で厳しく罰せられるべきだと思う。

今日の朝日の一面にALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の意見が載っ
ていた。ALS患者の死にたいという意思は生きたいという意思の裏

返しではないか、ALSの患者が真に生きていけるような環境を整え
てほしいという内容だったと思う。考えさせられた。

しかしそれでもなお、自殺は人間に残された最後の自由だと思わずに
はいられない。人に迷惑をかけないで死ねるのであれば、それを認め
てもよいのではないかと思っている。

再度、誰か云え!
「人生は素晴らしい!生きていることは素晴らしい!」…と。
削除サクジョされました (No.392)
Re:Re:誰かいえ! (No. 391) 
投稿者: 大滝 2020/07/23 08:20:10
にしやんさん、こんにちは。

にしやんさんは、明るいように見えるけど、やっぱり
苦労しているんだね。

家族も抱えているから仕事をおっぽり出すということ
はできないと思うけど、イヤな奴はできるだけスルー

してあまり深く考えない方がいいね。何でも無理しない
ようにね。

メンタルが一番大事だからね。
Re:誰かいえ! (No. 390) 
投稿者: にしやん 2020/07/21 19:34:03
僕もさすがに驚きました。確か、お茶のCMに出ていた方だと思います。
僕も父親から事業を引き継いだ時から誹謗中傷とは違えども、事業所や繋がりのある他士業からの評価は気になりますね。
昨日で従業員全員が解雇された事業所(廃業)があり、元M税理士事務所に勤務していた人(S)が廃業に向けてコンサルタント(監査法人関連)の方と連携して進めていますが、そのSがとんでもなく恐ろしい人物です。
正論を言っているとは思いますが、違った事やったり発言したりすると、瞬間でカッとなり喧嘩腰の口調で相手を怒鳴りつけます。雑談にも神経を使うので、もうおかしくなります。他にも言いたいことはありますが、この辺りで自制します。
現在も心療内科でカウセリングを受けていますが、追い詰められている事を思えば少しは気持ちが楽になったかも知れません。
「いつかはいいこともある」と家内は言ってくれます。これが僕の支えかな?
誰かいえ! (No. 389) 
投稿者: 大滝 2020/07/20 10:23:06
僕は、最近のイケメン俳優には全く興味はないんだけど、
三浦春馬の自殺報道には少なからず驚かされた。

インスタグラムなどの誹謗中傷が自殺の原因とささやかれ
ているようだけど。俳優にしても芸人、歌手にしても人気

に左右される職業は、誹謗中傷が自分の存在不安を助長さ
せることが多いということだろうか?

僕ぐらいの熟年世代になると、人(世間)の評価など、鼻
くそほどにも感じない感性が鈍くなっている人も多いけど、
若い人は傷つくことが多いんだろうな。

俳優にしても芸人、歌手にしても感性が豊かで繊細だから
こそ生きていける。しかし同時にその世界で生きていくた

めには、評価などくそっ食らえ!というような相矛盾した
強さも必要だと僕は思う。

今度の災害のように家族とか生活の基盤である家などを無く
した人と誹謗中傷にさらされた人とどちらが辛い?

辛さという意味ではどちらも同じかぁ〜?

いずれにしても死は災害とか誹謗中傷のない世界にいくこと
でもある。

安息できることが死しかないとすると不憫を感ずる。

やっぱり、誰かいえ!
「人生は素晴らしい!、生きていることは素晴らしい!」…と。
九州豪雨 (No. 388)
投稿者: 大滝 2020/07/12 09:15:14
先の九州豪雨で家を失ったり家族を失ったり人たちが泣きな
がらインタビューを受けているのを見て僕ももらい泣きした。

それでもなお生き残った人は生き続けなければならないとす
ると、人生は苦だ、生きていることは過酷だと思い知らされる。

僕はこういうことがあると「神も仏もあるもんか!」と思う。
仏教の勉強をしているにもかかわらずである。

僕は普段、若い人に「夢をもて、希望を持て」、そうでないと
現状は変えられないぞと叱咤激励しているんだけど、その同じ
言葉を被災者にかけることはできないと思う。

生きていることが辛くても悲しいことが続いても、それでも
なお人は生きていかなければならないのか?
生きるための努力をしなければならないか?

誰か云え!「人生は素晴らしい!生きていることは素晴らしい!」
と…
Re:Re:ユーチューブ (No. 387) 
投稿者: 大滝 2020/07/10 16:29:56
にしやんさん、こんにちは。

仕事が忙しそうで何よりです。

色々な情報がユーチューブで得られるからホントに便利だね。落語なんかもあるんだね。

僕は元来テレビっ子だけど、この調子ではテレビはユーチューブにとってかわられるかもね。
Re:ユーチューブ (No. 386) 
投稿者: にしやん 2020/07/09 22:19:56
大滝先生、こんばんは。

毎日労働保険の年度更新や算定基礎よりも、助成金に追われています。雇用調整助成金だけでも10数事業所、キャリアアップもスポット(かみさんの勤めていた税理士の紹介)でやっています。

事務所は基本ラジオだけですが、最近はホントに見たいテレビがなく、僕もユーチューブを時々見ます。
よく見るのは、落語(米朝、枝雀、歌丸、5代目圓楽等)や鉄道の廃線になったところ(南部縦貫鉄道や夕張線、鍛冶屋線等)でしょうか。
そうそう、先月ラストランになった神戸スカイバスもよく見ますよ、何せ僕の子供たちがニュース(読売テレビ)に出ましたので一生懸命探しています。

ニュース映像もひょっとしたら、ユーチューブに投稿しているかも知れません。
ユーチューブ (No. 385) 
投稿者: 大滝 2020/07/08 10:52:01
最近テレビが面白くないので、ユーチューブをよく見ている。
北海道のユーチュウーバー(年配の女性)が、キャンピングカー

で北海道のキャンプ場を回っている動画をよく見ている。自然
を通して彼女の人生感が伝わってくるのが心地よい。

キャンピングカーもいいなと思っているんだけど、暴走ジジーの
僕はキャンピングカーののろさにイラついてそれはそれでフラス

トレーションがたまるだろうから、キャンピングカーはないな。

しかし、もう少し老年になればと密かに考えている。
あっ、もう十分老年かぁ〜。
削除サクジョされました (No.384)
わかるということ。 (No. 383) 
投稿者: 大滝 2020/07/03 12:20:57
これだけ長く生きてきても世の中わからないことばかりだね。
最近のマイブームは哲学。とりわけハイデガー関係。30年も

前からハイデガーの「存在と時間」関係の本を読んできたけれ
ど、表面的なことしかわかっていなかったことが最近、竹田青
嗣とか轟孝夫を読んでわかった。

わからないことが分かっていくことは喜びでもあるな。同じハ
イデガーでも竹田の観点と轟の観点は違っており、竹田はより

実存主義的、轟はより現象学的にハイデガーをとらえているな。
いま生活していること、今生きていること、今、考えていること

に納得が行くかどうか。それがハイデガーの哲学にこだわる理由
だね。

それで上手く行っても行かなくても、まぁいいかぁ〜
雑感 (No. 382)
投稿者: 大滝 2020/06/29 10:57:56
2020年ももう半分が過ぎようとしている。コロナ禍というおそらく
歴史的な事象のなかで何とか生きていることが不思議な感じがする。

僕は週末になると車を飛ばして郊外に出ることが多い。先週末には
群馬県高山村のみどりの村キャンプ場に行ってきた。明るい林の中

でテントをはってキャンプしている人達がいて心地よい時間を過ご
しているなと思われた。テントを持っていない僕はさっとキャンプ

場をまわってきただけだけど、ディキャンプしても楽しいだろうな
と思われた。帰りには最近僕が一番気に入っている仙岩温泉の鈴森

の湯に寄った。鈴森の湯は、水上温泉の近くの谷川岳の麓にあり、

内湯も露天風呂も林の中で、ロケーションが抜群。ぬる湯に2時間

くらい浸かった(半分寝ているな)後、アユの塩焼きを食って帰る
というのがこのところのパターンだね。

関越道は僕の庭だと思っているんだけど、コロナ禍の影響か、この
ところ空いていることが多い。従来だったらこの時間帯は確実に渋

滞になるだろうと思われる時間帯に走っても案外空いていて運転し
やすい。コロナ禍で労働者も経営者も苦しんでいる今、ノホホンと

ドライブなんか楽しんでいていいのか?と思われる向きもあるかと
思うけど、広い目で見れば、僕は沈滞している日本経済に貢献してい
ると思うんだけど…
ソクラテスの弁明2 (No. 381) 
投稿者: 大滝 2020/06/22 22:26:59
先週の日曜日、義姉のお墓詣りにいってきた。義姉が亡くなってから
13年になる。当時は死者を哀れんで涙したけど、そういう悲しみも

年月が立つと忘れていくんだな。当時は生きている世界と死者の世界
が明確に区別できたんだけど、最近、道元を読んだりハイデガーを読
んだりしていると、その区別が怪しくなってきている感じがする。

死の先駆的決意(ハイデガー)をもって生きることを心掛けるにして
も、人は忘れていくな(頽落)。

が、時々思い出す。そうすると、空気を読んだり、普段はどうでもい
いと受け流すことにも嫌気がさしてきて時々喧嘩したくなる。

金や評判や地位よりもたましい(いのち)をよりよくすることが大事
であるとわかっていても、日常的には存在忘却してしまって、

なかなかソクラテスのようにはいかないな。
ソクラテスの弁明 (No. 380)  
投稿者: 大滝 2020/06/17 11:12:03
世にもすぐれた人よ、君はアテナイという、知力においても、
武力においても、最も評判の高い、偉大なポリス(市民国家)

の一員でありながら、ただ金銭を、出来るだけ多く自分のも
のにしたいというようなことに、気を使っていて、恥ずかし
くないのか?

富、地位、評判のことは気にしても、思慮や真実には気をつか
わず、たましい(命そのもの)を、出来るだけすぐれた良いも
のにするように、心を用いることもしないというのは。
プラトン(ソクラテスの弁明)

企業が利益を追求するのは当然のことであるにしても、個人と
してはたましいをできるだけすぐれた良いものにするように心

を用いるべきだろうと思う。それと矛盾するような仕事に対し
て最近少し悩んでいたけど、断固拒否することにした。

決めたことでお金は入ってこないけど、心はスッキリした。
青いこと言っているかぁ〜。ヘン!どうせオイラは青いのさ
削除サクジョされました (No.379)
削除サクジョされました (No.378)
将棋の渡辺君 (No. 377) 
投稿者: 大滝 2020/06/09 16:38:50
朝日新聞天声人語にマンガ「将棋の渡辺君」の記事が
載っていた。将棋棋士の渡辺明の奥さん(伊奈めぐみ)

が、夫で渡辺棋士の日常を描いたものらしいけど、天
声人語の中で天才とはこういう人のことをいうのかと
書かれてあった。

「渡辺君」は、ぬいぐるみが好きで犬になりきってしゃ
べるとか、一人で買い物に行けないとか、洗濯物が取り

こむことができないとか、日常的な生活は全くだめらし
い。しかし、いざ何かをやろうとすると徹頭徹尾調査し

準備して臨むと。息子のサッカー審判をやることになれ
ば、Jリーグを生で見て勉強する。有名漫画家と対談す

る前には、数日かけて作品を復習する、将棋の対戦相手
のことはいうまでもないと。

マンガで「渡辺君」はこう語っていると。「給料が欲し
ければ将棋に勝てばいいし、将棋勝てなければ勉強すれ
ばいい」。

天声人語では単純かつ厳しい世界であると結んであった。
僕もこういう単純明快な哲学が好きだな。

僕も含めて凡才は、やればいいのにやらないことが多い
なぁ。だから凡才なのか?

面白いか面白くないかで言えば、文句なく面白い。

その「渡辺君」が棋聖戦で今を時めく藤井聡太7段と5番
勝負だと。世間は藤井聡太7段を応援するだろうけど、

僕は断然「渡辺君」だな。
ハイデガー (No. 376) 
投稿者: 大滝 2020/06/03 16:14:36
竹田青嗣のハイデガー入門を読んだ。10年前は1度読んでいるん
だけど、その時は全く歯が立たなかった。10年ぶりに読んでみて、

ハイデガーの「存在と時間」とその後のハイデガーの思想をわか
りやすく書いていて面白く読めた。それにしても生のハイデガー(

とりわけ「存在と時間」以後のハイデガー思想)の文章はわかり
にくい。

『思考はその本質上存在の思考として存在から要求されている。思
考は好ましきものとして存在に関係している。思考は思考として存

在への到着へと、到着としての存在へと結ばれている。存在は自ら
思考にすでに送り届けている。存在は思考の送りもの(運命)とし

てある。しかし運命それ自身歴史的である。運命の歴史はすでに思
想家のものを言うことの中で言葉となっている。』

ナンのこっちゃ!

ハイデガーは、人は死ぬ存在であることに漠然と不安を感じており、
ふだんはそれを忘れようとして日常生活を営んでいる(仕事もレジ

ャーも、そのほかの趣味も)。それをハイデガーは頽落(たいらく)
といっている。

メメント・モリ(死を忘れるな)。死から目をそらさないで生きてい
くこと(本来的な生活)、それをハイデガーはここでいう『存在』とい
っているのだと僕は理解する。

考えなくても(思考しなくても)人は生きていける。しかし、自分
の人生(存在していること)が自分にとって納得いくものであるか

どうか、コロナ禍の今、改めてそれを考えている。
削除サクジョされました (No.375)
6月勉強会のお知らせ (No. 374) 
投稿者: 大滝 2020/05/29 13:31:00 
6月の勉強会についてお知らせします。

6月においても千代田区の公共施設は閉鎖ということです。
それで、当勉強会では民間の会議室を借りて6月は勉強会
を実施します。

○日時
6月20日13時〜17時。

○場所
豊島区池袋2丁目23-23 白鳥ハイツ2階201号

○テーマ
25 秘密保持義務・競業避止義務
64 事業譲渡と労働関係

○費用500円(当日夕食は自己負担です。)

○時節柄、マスク着用を厳守とします。


場所は池袋駅C1出口を出て真っすぐ歩き、中華酒菜たなかと
写真スタジオを右に曲がり、すぐ左手にあります。

部屋は割合広くとってありますが、椅子を11と限定しており
ますので、今回に限り参加する方は大滝馬場事務所にご連絡く
ださい。(03-6907-3595)。

参加者が11名となった時点で締め切りとします。

以上です。
削除サクジョされました (No.373)
削除サクジョされました (No.372)
群馬県高山村 (No. 371) 
投稿者: 大滝 2020/05/27 12:08:16
先週末、群馬県高山村に行ってきた。星がきれいに見えるという
ところで、車中泊して星を見てくるということを企てたんだけど。

道の駅の中山盆地に着いたときは、ホント感激した。中山盆地は
四方、山に囲まれた高台にあり、高台から眼下に田んぼがあり

その向こうに三並山が見えて景色が素晴らしかった。道の駅の施
設のまわりをツバメが飛び交い、眼下から蛙の鳴き声など聴こえ
てきて、もう最高のロケーションだった。

その日は施設のベンチで寝転んで文庫本2冊(西村京太郎の推理
小説)読んだ。時折ホトトギスの鳴き声なども聞こえてきて至福
の時間だったな。

でっ、車中泊。残念ながらその夜は雨交りの曇りで、車のサンル
ーフを開けて星を見ながら寝るというロマンティックな企ては

とん挫した。それはそれで仕方がないんだけど、となりに泊まった
大型トラックが夜中中、エンジンをかけていて、ディーゼルがう

るさくて眠れないんだ。夜中に駐車場所を移動したけど、アレは
ルール違反だな。

翌日、近くの県立ぐんま天文台に寄ったんだけど、コロナウィルス
の関係で閉鎖していたのは残念。

渋川伊香保のICから中山盆地に至る道路も緑に囲まれていてそこを
走っているだけでも楽しかったね。

久しぶりにスッキリした週末だった。
雑感 (No. 370) 
投稿者: 大滝 2020/05/22 13:46:31
コロナの関係で、今年の甲子園が中止になったと。言葉もない。
仕事から何からコロナの関係で自粛、自粛。何かしゃべれば
不謹慎なことを云いそうで自重しているけど。

道元の「正法眼蔵」とハイデガーの「存在と時間」を読み始
めている。読んでしまおうと思わずに、じっくり時間をかけ
て読んでいる。キホン、わからないことが多い。

しかし、僕のモノの見方、考え方は、確実に禅とか哲学を勉強
したことが基になっているような気がする。

若い時は、理屈とか論理とかを重視したけど、老年となった今は、
「面白いか面白くないか」だね。

理屈は通っていても面白くなければ即却下。多少、問題があっ
ても面白ければオーライだね。

コロナ禍の関係で、今は面白いことが即不謹慎となるので

毎日がつまらねぇ〜
生きているかどうか 2 (No. 369) 
投稿者: 大滝 2020/05/15 18:42:43 
西田幾多郎の「善の研究」の注釈に、以下の文がのっていた。

 「あなたの年は一日です。しかもあなたの日は「毎日」
ではなくて、「今日」です。じっさい、あなたの「今

 日」は「明日」に席をゆずることなく、昨日にひきつづ
 いてきたのではありません。あなたの「今日」は永遠で
 す。アウグスティヌス 告白

これは、驚いた。アウグスティヌス(354〜430)は初期
キリスト教最大の哲学者であり、神学者であるにもかか

 わらず、云っていることは、道元が正法眼蔵「現成公
 按」で言っていることと同じだ。


 仏教もキリスト教も目指すところ(真理)は同じなのか
 もしれないなぁ。
削除サクジョされました (No.368)
削除サクジョされました (No.367)
Re:自粛警察 (No. 366) 
投稿者: にしやん 2020/05/12 19:19:42
自粛警察…ホントに目に余りますね。僕も基本土曜日はかみさんの用事(買い物)に付き合っていますが、
先月から土曜日は休日返上して、半日でも仕事をして気を紛らわして?いますホントは趣味の鉄道を楽しみ
たいところですが(泣)。

この自粛警察という言葉は最近出て来る様になりましたが、昔の隠密同心なり隠れ目付の様なものでしょう
か?第三者の行為に口出し等をする権利はないと思っているので、腹の中では何を考えているのやら…の
範囲で抑えたらいいのに、ある意味抑えの効かない奴なのかな?と感じています。まあ、『自宅警備員』で
おさまってくれた方が平和かも知れません。

自粛といえば、僕が加入している消防団も、新年度に入って以降何もが中止になっています。本部の団長
も、暇や〜と嘆いていました(笑)。

いつまでも現状が続くとは思いたくありませんが、通常業務も趣味も、できる範囲内で前向きに頑張ろうと
思います。
自粛警察 (No. 365) 
投稿者: 大滝 2020/05/11 15:52:37
非常事態宣言が続いている。基本ウィークディは事務所に出ているので、
それなりに勉強なり仕事を探してできるんだけど、休日の過ごし方が
もう一つパッとしない。

テレビでは家にいてできることなどを放映しているけど、キホン僕はアウ
トドア派であるから、休日は車で山や海の自然に浸っていたい。それが、
自由にできないので、ホントうつ病になりそう。

憲法第22条の職業選択の自由の前提として居住、移転の自由が認められ
ているけど、初めてその自由の重大さが実感として分かったね。

僕が良く見ているユーチューブに、こんな時期に車を買うことの意義を
強調しているユーチューバーいたけど、全く僕と同じ意見で、全くの少
数意見でもないなと思って少しホットしたね。

非常事態宣言が続いて仕事が無くなる人、それよりも命が重要と考える人が
いる中で、

命が重要と考える人達に限って仕事の心配をしないでよい人達ではないか
と思えてならない。

自粛警察などといわれる連中が正義をふりまして、違法な行為を行っている
のを見ると、日本が本当に民主主義国家なのだろうかと思う。某独裁国家と

どこが違うといいたくなる。自由主義国家である以上、警察権限は民間人に
は認められていないのだから、侮辱罪、名誉棄損罪、器物損壊罪、強要罪、

業務妨害罪など犯罪として、国は厳しく対応すべきだろう。そうでないと
民主主義国家の名が泣くぞ!
削除サクジョされました (No.364)
削除サクジョされました (No.363)
こどもの日 (No. 362) 
投稿者: 大滝 2020/05/06 09:04:21
「子供達には過去も未来もない。で、これは我々に殆どないことだが、
現在を享楽する。 ラ・ブリュエール

成人は、未来に夢を描き、備えもするが、過去の行為を悔いたり、幸福
だった昔を懐かしんだりする。意識はいつも「まだないもの」「もうな

いもの」に向かう。子供は「現在」、つまり今ここに在るものしか眼中
にない。とすれば、それがなくなるかもしれないという喪失の不安こそ
が、子供が子供でなくなる最初の一歩なのか。」

5月5日の朝日新聞、折々のことば (鷲田清一)

子供はいやがおうでも大人になる。大人から子供になることはできない
けれども、禅などの宗教を勉強していると、子供に戻るための訓練をす
るのが宗教の目的にように思える。

コロナ禍の今、将来を考えると不安になるけれど、今現在生きているの
であれば、今この時でも、その生きていることを楽しみたいと僕は思っ
ている。
Re:Re:つまらねぇ〜 (No. 361) 
投稿者: 大滝 2020/05/04 09:16:49
にしやんさん、こんにちは。

ホントにつまらない毎日です。

コロナの影響で仕事が亡くなったり収入が激減したりしている人のことを考えると、そうそうバカもできないしね。

恐らく、今回のコロナ禍は歴史に残るようなことだからよおくこの事態を見ておこうと思っているんだけど、渦のなかに巻き込まれている当事者には実体が見えないというもどかしさを感じるな。
Re:つまらねぇ〜 (No. 360)  
投稿者: にしやん 2020/05/01 22:02:10
それは僕も同じです。
趣味の鉄道(撮影や葬式鉄絡み)も、感染する様な所へ行くな!と嫁さんに言われて北海道の札沼線にも行けず(これは予算の都合上ですが)、正に江戸城松の廊下のシーンです。

嫁(梶川与惣兵衛)浅野殿中でござるぞ!
僕(浅野内匠頭)お離し下され、梶川殿。

結局3月以降の活動は殆ど諦め、雇用調整助成金に没頭しています。労働保険の申告準備はおくれていますが…
5月の勉強会について (No. 359)
投稿者: 大滝 2020/04/27 16:09:03
5月の勉強会について、5月16日、九段上集会室を予約し
ておりましたが、千代田区役所から5月においても施設

の使用が中止という連絡が入りました。勉強会は三密に
なりますので、他の施設もおそらく使用中止ということ

になると思います。残念ながら5月の勉強会も中止とさ
せていただきます。6月以降の勉強会について追ってこ

の掲示板でお知らせしたします。
つまらねぇ〜 (No. 358) 
投稿者: 大滝 2020/04/27 12:13:14
コロナウィルスの関係ですべてが自粛ムードです。普段バカやって
顰蹙(ひんしゅく)を買っている僕でも、さすがに今回ばかりはお

となしくしているしかないね。せっかく四駆のSUVを買ったのに山
に出かけることもできず、気晴らしに町の中を走りまわっているだ
けだからフラストレーションがたまるばかりだね。

つまらねぇ〜
生きているかどうか (No. 357)
投稿者: 大滝 2020/04/20 09:52:35
コロナ関係で日本全体が沈んでいるところ、僕は暇になった時間に
ついて、石井恭二注釈の正法眼蔵を読むことにした。

普段は早く読もうという意識があって訳がわからなくて読んでいく
んだけど、今はじっくり理解しながら読もうと思う。

時間かけてもわからないものはわからないんだけど、何となくわか
ったような気がするのが「死を恐れるな」という以下の文章。

「いまだ生きている中においても我々はすでに死を見ている。人生
に死を見つめているとはいえ、今は生の中にいる。生は死を妨げる

ものではない、死は生を妨げるものではない、〜しかし生は生その
ものである、死はそのものである。〜生は生であることによって六

境(眼耳鼻舌身意)六根(色声香味触法)の相待作用によって碍げ
られているのであっても、決して死に碍げられているのではない。

ゆえに決然として生きるのだ、学ぶのだ。生は測り得るものではな
い、死もまた測り得るものではない。死は生に対立するものはなく、
生は生であり死は死であって相待してはいない。」

道元は、生についても死についても、凡夫の理解するところではな
い、考えたってわからないものにこだわるな。

生きている間は一生懸命生きろ、生死は断絶しているのだから、死
は死んでから考えろと云っているように僕には思われる。

ハムレットの「生きるべきか死ぬべきか」ではなく、「生きているか
どうか」それが問題だと思っている。
削除サクジョされました (No.356)
雑感 (No. 355) 
投稿者: 大滝 2020/04/13 11:38:52  
東京他7都道府県に非常事態宣言が出ても東京では毎日コロナの感染者
数が増加している。派遣協会も5月の連休終了まで休業ということにな
ったし、派遣元責任者講習も4月、5月は中止になった。

間が悪いことにこの非常事態時に1月に契約した車が納車となった。そ
れもSUVのスポーツカーバージョン。不要不急といったらこれ以上の

不要不急もないね。こんな状態になることがわかっていたら、もちろん
契約はしなかったと思うけど、しょうがいないね。

ディーラーも開いてはいたけど、全くお客さんがこないといっていた。
苦しい言い訳だけど僕は日本の経済に相当貢献しているな。

納車後、さっそく関越道に繰り出して走ったら、これがメチャ面白かった
な。最高速は250キロまで出るといっていたけど、さもありなんと思われ

た。暴走ジジーにならないように気を付けなきゃね。
強さについて (No. 354) 
投稿者: 大滝 2020/04/04 07:08:28 
「堀辰雄生誕100年」に加藤周一が書いていた。
「堀辰雄はその最初の傑作『風立ちぬ』を1936年から37年に
書いた。それは、二・二六事件と上海事変の年である。第二の代

表作『菜穂子』の刊行は41年の晩秋、「真珠湾攻撃」の前夜にあ
たる。しかしその二つの小説には、戦争への言及がただ一行もな
い。

当時の日本国は「国民精神総動員」から「日本文學報国会」の結成
へ向かって進んでいた。戦争について沈黙することさへ容易ではな
かった。敢えて沈黙を守ったのは堀辰雄の強さのあらわれである。」
と。

我誤てり。僕は、堀辰雄の印象は、金持ちの坊ちゃん、美しい高原風
景、サナトリウム、美しい婚約者、寂寥、ロマンティックだけど、実体が
ない小説を書く人だと思っていた。

あの時代、高村光太郎にしろ、武者小路実篤にしろ、あの小林秀雄です
ら、戦争に迎合する文章を書いていたことを考えると、僕の堀辰雄の印

象がうすっぺらなものであったことが今になって分かる。外見は弱弱し
そうだけど、堀辰雄は芯がしっかりしていたのだな。

時代に流されやすい人生を送ってきたという悔恨が僕にはある。強くな
ろう強くなろうと思ってきた。しかし僕の目指した強さはホントの強さだ
ったのか?


「幸せ」と同じように「強さ」も何が本当の強さなのかは、わからない
ところがある。

外見で人を判断してはダメだね。もう一度、また堀辰雄を読んでみたい
と思った。
削除サクジョされました (No.353)
削除サクジョされました (No.352)
Re:労働法勉強会中止の件 (No. 351)
投稿者: 大滝 2020/04/02 23:34:48
平成18年1月からこの勉強会を始めて、東日本大震災の
時以来、2回目の勉強会中止です。

会場が封鎖にならなければ、やりたいと思って思ってい
ましたが残念ですね。

でも、こういう時こそ、落ち着いて勉強しようと僕は
思っています。

みんな〜!頑張ろうぜ!
労働法勉強会中止の件 (No. 350)
投稿者: 馬場 2020/04/01 09:57:24
コロナウイルスの影響により
いつも使用している会場が使えないことになりました。

他の会場への変更も難しいので4月の勉強会は、中止と
させていただきます。

5月の勉強会に関しては、4月の下旬に掲示板で連絡し
ます。
理解し合おうぜ! (No. 349) 
投稿者: 大滝 2020/03/28 09:47:42
西研の「哲学的思考」を読んでいる。その中に学問の理念は、一人
ひとりが自らその根拠を示しつつ認識を共有していくこと」にある

(フッサールが云ったらしいけど)と書いていた。自分の心の中は自
分のだけのものであり、他人と共有することはできない、自分以外は
ないとする(独我論)はダメだと西研はいっているように思われる。

以前はそんなことできるかと思っていた。学問は自分のためにするも
のだろう、学者ならいざ知らず、人に理解させるために僕は勉強して
きたことはないと思ってきたけど、

よーく考えてみると、僕の仕事は、相談業務にしろ、講習にしろ、根拠
を示し納得してもらう、理解してもらうということに意を注いでおり、

知らず知らず、他人と認識を共有していくことを目標にしていたんだと
わかって、西研の言っていることがスッと胸に落ちたね。

とはいえ、日常的に他人と認識を共有していくことは非常に難しいと思わ
れる。親子間の家族であっても、友人関係であっても、仕事関係であっても。

生まれも育ちも違い、世代も違っていれば、認識が違って当然だろうと思
っていた。世代も環境も超えて理解しあうということが必要だということ

はわかる。しかし、それは無理だとあきらめるのではなく、認識を共有しあ
う努力をしようと西研は云っているように思われる。

哲学者はあまり好きになれない奴が多いけど西研はいい奴だなと思う。
削除サクジョされました (No.348)
雑感 (No. 347) 
投稿者: 大滝 2020/03/22 20:58:48
最近、僕は夢見が悪い。今日など、夢の中で高校生に戻っていて
大学の受験に臨もうとしていたり、また、夢の中で今の実年齢で

ありながらもう1回大学を受け直そうと決意していたり。気合い
入れてさぁやるぞと決意したところでいつも夢から覚めるんだ。

心の底では自分の人生をやり直したいと思っているんだろうか?
夢から覚めると、現実に戻り今の仕事をしている限り無理だなと
思い、また日常に戻っていく。

わが人生に悔いなしと思える人生を歩んでいる人は羨ましいね。
僕の人生は、恥多き人生だなと思うけど、まっ、いいかぁ〜。
人生を楽しもうよ! (No. 346) 
投稿者: 大滝 2020/03/14 21:51:36
コロナウィルスで世間は大騒ぎである。不謹慎かもしれないけど、僕個
人は罹患してもどうということはないと思っているけど、罹患すると僕

以外の周りに計り知れない迷惑をかけることが本意ではないで自重している。

3月10日のNHKテレビで、東日本大震災で妻と3人の子供を亡くした
人の特集をしていた。家も田んぼも家族も、すべてを無くして、当時は

どうやって死のうかしか考えていなかったと。彼の老いた父が「代わって
やれるなら代わってやりたかった」と泣いているのを見て僕ももらい泣き
をした。

僕もあの大震災で決定的に人生観が変わったと思っている。死ぬことよ
りも生き残ることの方が地獄になる場合があると。だから死なない努力を

するよりも、今生きていることを、今存在していることを謳歌すべきじゃ
ないか。

だから、いざ、死ぬときは、アバヨ!と明るく笑って逝きたいと思ってい
るんだけど…カッコつけ過ぎかぁ〜
削除サクジョされました (No.345)
削除サクジョされました (No.344)
お笑い (No. 343) 
投稿者: 大滝 2020/03/08 23:44:59
今日テレビでR1グランプリをやっていた。お笑いの番組だけど、
笑いに関しては、僕はチトうるさい。笑いと時間は哲学のテーマに

なると僕は思っていて、今売れている芸人は、それなりの理由があ
ると思っているんだけど、今回の優勝者は僕にはピンとこなかった。

僕が良いと思った芸人は全く評価されなかった。僕の感覚が古い
ということなんだろうか?人を笑わすのは技術がいる。芸人は笑わ

すのが商売であるにしても、無理に笑わそうとするその気持ちが強す
ぎると聴いているのが辛くなる。

今回(最初の4人しか見ていないけど)は、これをやったら人は笑う
だろうと安易に考えたネタが多いと感じた。審査員が笑っていたけど、

ホントに面白いか?番組的に気を使っているようで、僕は笑えなかっ
たな。

笑いは難しいのだ。存在そのものが笑える、しゃべらなくても黙って
いても笑えるような芸人を見てみたいなぁ。
ポーラ美術館 (No. 342) 
投稿者: 大滝 2020/03/02 20:50:45
東洋では霊性的美の欠けたものを、ほんとうの美とは見ない
のである。霊性的生活から遊離した美は、ただそれだけのこ

とで、それ以上に何の意味も持たない。茶人は、床の間に、
何もおかずに、まだ開きもせぬ一枝の花をそのまま、何の飾

りもない花瓶の中に入れて、壁にかけておく。このつぼみに、
天地いまだ分かれざるとき、いわゆる神が「光あれ」といった、

そのままの光の影がうつって見えるといったら、今日の東洋
の人々は、これを肯(うべな)うか、どうか。

「東洋「哲学」について」鈴木大拙 木田元「一日一文」より

先日の土曜日、箱根のポーラ美術館に行った。ポーラ美術館で、
マネの「睡蓮の池」とかルノアールの「レースの帽子の少女」

とかも、ああ、いいなと思ったけど、黒田清輝の「野辺」とか
岡田三郎助の「あやめの衣」とか日本の画家もルノアールや
マネに劣らずに美しいなと思った。

西洋画であってもその美しいと感じる心と大拙の「天地いま
だ分かれざるときの光の影が見える」とは、違うものなのだ
ろうか?

マネやルノアールにしても、黒田や岡田にしても、コレは何
か違うと感じさせるものがあり、東洋的な霊性ではないにして
も、ある種の霊性のようなものがただよっているように感じた。

「天地いまだ分かれざる光の影」は、これはある意味、禅の
悟りとか西田幾多郎の「純粋経験」を体験した者でないと見れ
ないのではないか。

難しいけど、いつか僕も、「天地いまだ分かれざる光の影」を見
てみたいと思う。その前に死んでしまうかぁ〜
Re:Re:Re:コロナウィルス (No. 341) 
投稿者: にしやん 2020/03/02 09:38:43
そうですね、どこかの超ワンマン会長の放った暴言じゃないですが、それはそれで困った問題でもあろうかと思います。ただでさえ不況なのに、今回の一件で『コロナ倒産』や『コロナ不況』が流行語になりそうですね。

そういえば雇用調整助成金の支給要件が緩和されましたが、ある程度業種は限定されそうですね。

今度はトイレットペーパーやボックスティッシュが店頭から無くなりました。
週末に近所のスーパーへ買い物に行くとチラシに載った影響もあり、取り合い状況で瞬く間に売り切れました。我が家は家内の実家の影響?か、以前から買いだめして大丈夫!と言っています。今回は流石にデマだそうですが、不安な気持ちに変わりはありません。
Re:Re:コロナウィルス (No. 340) 
投稿者: 大滝 2020/03/01 21:38:32
にしやんさん、こんばんは。

昨日、今日と箱根に旅行に行ってきたんだけど、いつもは、中国人の観光客でいっぱいの旅館、今回は僕が見たところ、外国人が全然いなかった。個人的には静かでよかったけど、旅館業を経営している人は大変だね。今回のウィルスショックでつぶれた旅館があったとも聞いている。

何が起こるか全く予想がつかない時代だね。
Re:コロナウィルス (No. 339)
投稿者: にしやん 2020/02/28 22:43:51
コロナウィルスの問題は、顧問先の特養からの相談が多いです。ここは社会福祉法人の本部も兼ねているので、実際には特養の職員さんに関する相談ではなく、関連施設(今回は救護施設の職員)から本部に相談のあった事を僕に相談がありました。救護施設の職員も曖昧な聞き方をしたそうで、僕も一般的な返事しか出来ませんでした。でも休業手当や傷病手当関係の給付金は、どうすればいいのか、行政の動きに注意しなければなりません。

僕は外出した後は、手洗いうがいに加えて鼻の孔を指先で簡単に洗います。多少でも気休めになると思いますが。

それよりも今日協会けんぽへ行く用事があり、そこでコロナウィルス対策?で、カード(来訪日時、氏名、事業所名、用件等)を書かされました。他の協会けんぽ支部は分りませんが、複雑な気分です。

明日土曜日は倫理研修を受ける予定が延期になり、嫁からは外出は止めてほしいと言われました。自宅にいると子供らの騒音でストレスが増えて外へ出たいのに、もう勘弁して欲しいです(泣)。
コロナウィルス (No. 338)
投稿者: 大滝 2020/02/25 23:57:39
連日、コロナウィルスの報道に他人事と思っていたけど、講習で
マスクの着用を促されたり、依頼されていた研修が急遽中止にな

るなど、現実に僕の仕事にも影響が及んできた。できるだけ、手洗
いとかマスク着用とか僕自身も気をつけているけど、僕自身は罹患

するより怖いのは、不安に駆られて差別とか異常な群集心理に動か
されて人権の侵害に至るような事件を起こすことだと思っている。

キホン僕は個人主義だけど、感染症に関しては個人の責任では済ま
されないことで、今回はその思想がぐらついているな。

派遣労働者からコロナウィルス対策で派遣先の事業所が一時閉鎖に
なって休業補償があるのかという相談が多くなった。

いつも弱い立場の者が犠牲になっているようで何ともやりきれない
感じがする。
削除サクジョされました (No.337)
永遠の今 (No. 336) 
投稿者: 大滝 2020/02/17 21:04:21  
受験シーズンである。受験生と思われる若者が電車の中で参考書
を広げて勉強しているのを見ると、「オウ!頑張れよ!」と声をか
けたくなる。

僕の受験時代は半世紀前になるけど、今でも当時の不安で寂しかっ
た時代が思い出される。愚かにもあの頃は受験で成功することが

人生で成功するとまで思っていた。挫折しまくりの人生を歩んでき
た僕が云うのはナンだけど、若い時はそれでいいのではないか。

ハナから勝負をあきらめて無気力に生きていくよりは、若い時は、
成功してやると野心満々で頑張る方が余程清々しく思える。

一度、「やったぜ!ベービィー!オレは成功したぜ」と言って見た
かったけど、あの時の寂しい思いは、なぜか今は美しく思える。

道元とかハイデガーの時間は流れない、あの時、確かに僕は存在し
ていた、永遠の今とはこういうことでもあるのかなと思う。

そこはかとなく幸せを感じる…ナンのこっちゃ〜!
車の買い替え (No. 335)
投稿者: 大滝 2020/02/11 18:57:42  
うららかな祝日だった。ここ、数週間、車を買い替えようとディーラー
を回っていた。条件は四駆のSUVで大きくない奴。価格と性能を計り

にかけて、一度は、型落ちのレンジローバーを買おうと決めて、さて安
全装備はという段階になって2019年3月登録なのに、安全装備が全く

着いていないのに気付いて、結局サインはしなかった。セールスマンは
試乗の時の僕の運転を見て、大滝さんだったらそういう装備は必要ない
でしょとセールストークしていたけど、そういう問題ではないね。

結局、多少高くなったけど、最近出たアウディのSUVにした。価格を
除いてほぼ気に入っていたんだけど、余程売れていないんだろうね。

絶対売ってやるというセールスマンの気合いに負けたな。雪の中を走り
たいと気持ちで買い替えたんだけど、納車が3月末だと。

その頃山に雪が残っているかぁ〜?
削除サクジョされました (No.334)
高齢者、頑張ろうよ (No. 333) 
投稿者: 大滝 2020/02/03 15:21:38
先週の土曜日、修善寺温泉に旅行に行った。そこで宿泊した
旅館は、夏目漱石も滞在したこともあるという老舗の旅館な

んだけど、今回は、おもてなしという意味ではもう一つだっ
たな。普通の旅館だと、ホテルの玄関前に到着すると、フロ

ント係が出てきて手荷物などを持ってくれて部屋まで運んで
くれるんだけど、出てもこなかったな。まぁそういうのは期
待しなければ何でもないことなんだけど。

ダメだったのは、食事時の仲居さん、75歳くらいのじっちゃ
んだった。このじっちゃん、全然気が利かないんだ。暖かい

お茶が欲しいといったらメニューにはありませんと憮然と断
られた。

そんなもんかぁ〜。笑顔もなく、お品書きで料理が選べるこ
とになっているんだけど、その確認が何回もあって、大丈夫
かぁ?と思わせたな。

僕は高齢者雇用の研修も行っているんだけど、高齢者雇用の
長所が見られず、人生経験が生かせているとも思われず、高

齢者雇用の悪い面ばかり見せられたな。旅館のようなサービ
ス業では、従業員が楽しんで仕事をすることが、お客に対する
一番のサービスではないか。

高齢者雇用が悪いんじゃない、旅館の高齢者の従業員に対す
る教育が不十分であると思われた。

老舗にあぐらをかいていると10年後、20年後、未来はない
ぞと僕は思うんだけど…
削除サクジョされました (No.332)
堀辰雄記念館 (No. 331) 
投稿者: 大滝 2020/01/28 08:14:36
風立ちぬ いざ生きめやも。

先週の土曜日、軽井沢の堀辰雄記念館に行ってきた。堀辰雄記念館は
中山道の本道から少し脇道に入ったところにひっそりと建っていた。

堀辰雄というと美しい高原の風景の中で、重い病に冒されている婚約
者につきそう主人公が、やがて来る愛する者の死を見つめながら限られ

た日々を生きる(ほぼ実話)といったイメージが強い。僕の軽井沢に
対するイメージは、ほぼ堀辰雄からくる。ロマンチックなんだけど、

若い時で貧乏人の僕は、堀辰雄の小説は金持ちの坊ちゃんの小説だなと
思った。今も、記念館に掲示されていた詩だとか小説の一部の文章に

「それがどうした」という感じがしてしまう。まっ、神経がガサツなん
だね。

堀辰雄記念館は入場者が僕以外に2人しかいなく、今の若い人は堀辰
雄なんか読まないんだろうなと思った。それはそれで寂しくもある。

記念館は維持できるんだろうかと余計な心配をしてしまった。軽井沢か
らいつも浅間白根火山ルートを通って草津温泉に行き、45度のお湯に

5回入り、ちち屋で温泉饅頭を買って帰ってきた。
善の研究 (No. 330) 
投稿者: 大滝 2020/01/20 14:40:11
西田幾多郎の「善の研究」を読んだ。読んだからといって完全に
理解したわけではない。ここ数年、禅に関する本、正法眼蔵とか

碧巌録とか臨済録とか読んできたけど、わからないものは何回読
んでもわからないなとガッカリしていたんだけど、「善の研究」は

哲学書だから、わからないなりにも、何回が読んでいくと、多少わ
かるところも出てくる。西田の哲学は禅と似通ったところもあり、
この数年勉強したことが理解の助けにもなっているな。

西田は、中国の代表的な詩人である蘇東坡の詩「観潮}を好んだと。

「廬山(ろざん)は煙雨、浙江(せっこう)は潮。未だ至らざれば、
千般(長い間)恨みを消せず。至りえて還り来れば、別事無し。廬

山は煙雨。浙江は潮」。訳すると、

「廬山は中国江西省にある名山で、その煙雨は極めて神秘的である
と謳われている。また浙江の下流の潮汐は壮観であるといわれる。

それを見なければ、長い間その恨みは消えないであろう。しかし、
それを見に行き、帰ってみれば何ということはない。やっぱり廬山

は煙雨が降っているだろうし、浙江は潮が満ちたり引いたりして
いることには変わりはない」という意味になるだろう。

道元の正法眼蔵の「現成公案」に「仏道とは、本来二元対立的な分
節化をはるかに超え出ているものである。そして、このように二元

対立を超えた無分節を源としてこそ、二元対立的な生と滅、迷いと
悟り、衆生と仏が新たに成り立つのである。しかし、このようにそ

の源を無分節にもつとはいうものの、われわれの眼前では、花は惜
しまれつつ散り、草は嫌われつつ生い茂るのである。」とあるけど、

「廬山は煙雨」は全く同じことを云っているなと僕は思う。「善の
研究」もその観点で読んでいくと面白いなと思っているんだけど…
削除サクジョされました (No.329)
削除サクジョされました (No.328)
ラグビー大学選手権2 (No. 327)
投稿者: 大滝 2020/01/13 09:59:10 
ラグビー大学選手権で、早稲田が明治を45対35で破り、12年ぶり
に優勝した。天理にも勝てると思わなかったし、まして12月の対抗
戦で7対31と完敗した明治には勝てると思わなかったね。

あの時、明治のキャプテンに「早稲田のメンタルが壊れているのがわ
かった」とコメントされたことのリベンジを果たしたことになる。

勝って泣いている選手たちを見て、僕も泣けた。ずっと負け続けてい
ると「負け犬根性」が染みついていく。その意味では今回勝てたのは
ホントに良かった。

フェースブックで明治大学出身の社労士のHさんが「早稲田大学おめ
でとう」とコメントしていたのは感心したな。敵(?)ながらあっぱ
れだと思う。

勝った時よりも負けた時の姿勢が大事で、僕も見習いたいと思ったな。
それでも、勝つことになれていない根が小物の僕、しばらくは有頂天
になるのは仕方ねぇだろうとも思っているんだけど…
Re:Re:二駆ばっかりだぁ〜 (No. 326) 
投稿者: 大滝 2020/01/09 14:58:58
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

二駆であっても、スタットレスタイヤをはいていれば、普通の雪は大丈夫。四駆でもスタットレスタイヤをはいていないと雪道はダメです。

1年に2回か3回しか降らない雪のためにスタットレスをわざわざ買う必要はないよね。


僕の場合は、雪が降っているところを探してドライブすることが多いので、スタットレスは必十品になります。

四駆であればなおいいんだけどね。
Re:二駆ばっかりだぁ〜 (No. 325) 
投稿者: にしやん 2020/01/07 21:12:14
新年おめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

僕の場合、今の愛車がデリカD5でメインは四駆のディゼルです。ただ予算と使用目的から稀な二駆のガソリン車を買いました。仕事で冬季の数回だけ郡部の顧問先に行く以外は使う事がないだろうというのと、雪道に慣れてない僕にとっては危険と嫁さんに言われて今の車にしました。
よく考えたら、ここ数年関西地方は暖冬であまり雪は積りません、また但馬地方では雪が積もらずスキー場がオープン出来ないそうです。
また僕は昨年12月21日に趣味の鉄活で、名神高速を大垣市まで飛ばしました。雪や雨が全くなかったので無事に往復できました。やはり雪国や寒冷地にはスタッドレス等は必要ですし、山道を多く走る時は四駆は必要でしょう。
でもスタッドレスタイヤだけのレンタルがあれば、だいぶ違うかな?
ラグビー大学選手権 (No. 324)
投稿者: 大滝 2020/01/06 16:37:57
僕にとって今日(6日)が仕事始め。年始年末の休暇が
長かったせいか、頭や身体すっかり緩んでしまって、心
身の調子が悪い。

年始はラグビーと箱根駅伝とテレビに一日中かじりつい
ていたせいか、すっかりテレビ人間になったしまった。

2日の大学ラグビー、天理大学対早稲田の準決勝で早稲田
が予想外に勝ったのには10年ぶりに歓喜したな。

天理はゴリラ(失礼!)のような外国人留学生が4人も
おり、早稲田のフォワードもバックスもゴリラに完全に

粉砕されると実は予想していた。しかし、予想に反して、
ゴリラが走り出す前に2人、3人の早稲田の選手が寄って

たかって突進を防いでいたのは、ゴリラにサル(失礼!)が
群がって突進を防いでいるような感じがしたな。

外国人と日本人はフィジカルに相当の差があり、ラグビー
が強い帝京大学にしても東海大学にしても外国人留学生が

チームの柱になっている。以前は、外国人留学生を入れて
ラグビーを強くするのは邪道だと思っていたけれど、ラグ

ビーワールドカップにみられるように、グローバルに考え
ていくと、外国人を排斥するのではなく、どんどん入れて
いってその中で強くなっていくことが本道かもしれない。

逆に云うと外国人留学生に頼っている大学は、その外国人
留学生が抑えられるとチームが機能しなくなるリスクもあ

るなと早稲田と天理の試合を見ていて感じたことだった。
謹賀新年 (No. 323) 
投稿者: 大滝 2019/12/31 15:50:21
明けましておめでとうございます。

皆様方にとりまして新年が素晴らしい
年になりますように心からお祈り申し上げます。

私は、毎年、「共生」ということを新年の目標に
掲げています。

偽善的で自分の生活もままならないのに、よく
云うよと思われるかも知れませんが、

自分の幸せは、自分ひとりだけで完結するもの
ではなく、家族や従業員や顧問先やすべての人

との係わりのなかで追求して行くべきものだと
考えているからです。

実現することは困難かも知れませんが、私が生
きている間は、「共生」の旗を振り立てて邁進
して行きたいと思っています。

今年も精進努力します。
本年も宜しくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください! (No. 322)
投稿者: 大滝 2019/12/30 21:36:53
激動に暮れた令和元年も静かに過ぎていこうとしています。
いつも同じことで気が引けますが、今年も夢のように、時

が過ぎて行きました。私が哲学とか宗教を勉強している動
機の一つに「時を掴みたい」というのがありましたが、当

たり前ですが、「無理、せいぜい今を一生懸命生きるしかな
い」というのが勉強した結果となりました。

今年は、私にとって年齢を自覚せざる得ない1年でした。
私の年代は、病気にしろ不慮の事故にしろ、何が起こって

も不思議ではない年代です。それだけに後悔しないように
「一日一日が勝負だぁ」と思いながら日々を過ごしてきま

した。成果を考えると「あっ、何もやってねぇ〜」とは思
いますが、一生懸命生きてきたということで、良しとしま
す。

年齢の上では、引退している世代ですが、まだ仕事をして
いる以上、現役であることは忘れてはならないでしょう。

そして現役である以上、顧問先や顧客を満足させる仕事を
してきたかについてはその評価かが気なるところです。

今年は新しく顧問先になってくれる会社もありましたが、残
念ながら、会社が倒産したり、倒産はしなくても顧問の解除

を通告された会社もありました。従業員の福祉の向上と会社
を発展させることが、顧問の社会保険労務士の責任だろうと

考えると、自身の力不足や至らなさをやはり反省すべきだろ
うと思います。

来年こそ、従業員もニコニコ、会社もニコニコ、そして自分
自身もニコニコできる1年にしたいと思っています。

今年も皆様方には大変お世話になりました。
来年も宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
人生を楽しもうよ! (No. 321)  
投稿者: 大滝 2019/12/28 17:39:21
暮れも押し迫って参りました。
子供の頃、暮れになると母親が今年も無事に年を越せそう

で良かったといっていたことに、子供心に私もささやかな
幸せを感じたものでした。私の家は父親が長く病気をしてい

たからだと思いますが、貧乏でした。ホントに貧乏になる
と楽天的になるというのは母から教わりました。

母からは、米びつに米がなくなってからコメがないことを悩め
と教わったように思います。

将来に備えてお金をしっかりためていくことも大切ですが、今
の生活を楽しむことも大事ではないかと思っています。

ご飯に塩をかけても生きていけます。
ご同輩!人生を楽しもうよ!
二駆ばっかりだぁ〜 (No. 320) 
投稿者: 大滝 2019/12/23 18:14:04
今年は暖冬とかで僕の故郷の洞爺でも根雪(降っても溶けないでその
まま積もっていく雪)にはなっていないと。

僕の幼いころの記憶では、クリスマスの頃に大雪が降り、そのまま根
雪になったような記憶がある。

北国では、雪は生活を不便にするやっかいものであるけど、僕にとっ
ては、雪が舞う光景は詩的で素敵だなと思う。

10年ほど前の2月、札幌で講習があり、大雪で飛行機が欠航したため
札幌のホテルに泊まった時、夜、そのホテルの窓から見た、ビルの間を

横殴りに吹いていた吹雪の美しさには、目を見張ったな。今、この歳
になっても四駆で雪道を走るのが好きなのは、子供の頃の雪が降って
ワクワクした記憶があるからだろうね。

最近、国産車・外車を問わず、魅力的なSUVが発売されているのは結
構なことだと思っている。しかし、SUVであるにもかかわらず、四駆で

なくFF(二駆)が多いのはどうしたことだろう。ほとんど、オンロード
を走るから四駆(燃費が悪い)は必要ないということなんだろうけど。

僕のように駐車場の関係で大きな四駆は買えない者にとっては、小さな
SUVを買うしかなく、僕が気に入ったSUV は、そのほとんど二駆で四

駆がないんだ。この間、小さなSUVで四駆がでたんだけど、今度は高く
て買えねぇ〜。しょうがねぇ〜。二駆のスタットレスで、雪山走るかぁ〜

哲学の動機 (No. 319) 
投稿者: 大滝 2019/12/17 18:05:57
「哲学の動機は、驚きではなくして、深い人生の悲哀でなければならない」。
この言葉は、100分で名著 「善の研究 西田幾多郎」の中に書かれてあっ
たこと。

「善の研究」は難解で、1回くらい読んだくらいでは、僕のぼんくら頭では
到底理解したとは思えないけど、西田の代名詞と云ってよい「絶対矛盾的

自己同一(絶対的に矛盾するものが、不可分な形で一つになっているありよ
う)」は、僕も多少理解できるような気がする。

色々な経験を積んだこの歳になったからこそ、西田が、世の常識でありえ
ないことこそ、この世界の真実の姿だといっていることに、共感できる
ように思える。

1920年(大正9年)、西田は長男を病で喪う。長男の急死は、西田を癒し
がたい悲しみが襲ったと。西田門下の哲学者木村素衛が、学生時代に書
いた当時の日記に

「西田先生の外套の破れていることを私が話したら加川(木村の友人)が、
あれは亡くなった長男が三高で着ていたやつを息子の影身(かげみ⇒影

法師が身に添うように、いつも寄り添って離れないこと。)だと云って着て
いるんだ。腕時計もそうなんだ。田辺さんの奥さん(田辺元の妻ちよ)が

それを見て泣いたんだ」と言いだした時には私は一生懸命涙を抑えばなら
なかった」と書いている。

それを読んで僕も泣いた。西田は長男以外にも次女、五女、妻、晩年には、
四女、長女と肉親を相次いで亡くしている。

西田哲学は「悲しみ」と「苦しみ」という二つのレンズによって世界の深
みを見つめながら築き上げられたのだろうと若松英輔が書いている。

僕もその哲学を理解したいと思う。それで、また、「善の研究」を読み始め
たんだけど…悲しいかな、やっぱりわからん!
早明戦 (No. 318) 
投稿者: 大滝 2019/12/12 13:54:14
いささか古くなった感があるけど、今年のラグビーの早明戦、
早稲田は明治にコテンパンに負けた。負けた原因は、早稲田の

フォワードが弱すぎ、スクラムが押されて攻撃でも守備でも
明治に遅れをとったことが敗因だと思うんだけど。

負けるのは仕方ないにしても、明治のキャプテンが、後半、早稲
田からトライをとったとき、早稲田のメンタルが壊れたのがわか

ったと試合後のコメントで述べたことには、2度ガッカリした。
敵に簡単にメンタルを読まれるようでは、あまりに情けないでは

ないか!勝負である以上勝ち負けは仕方がない。実力の差もこれ
も仕方がない。

しかし、メンタルを読まれるようでは、メンタルでも明治に負けた
ということになってこれは屈辱以外の何物でもないぞ!

おまーらそれでも男か!バーロー(泣く)。
ランボー (No. 317) 
投稿者: 大滝 2019/12/09 14:19:17
「今はできる限り身をもちくずそう。なぜって私は詩人になろうと
思っているのだし、見者になろうと思っているからです。〜すべて

の感官を錯乱させることによって未知のものに到達することが肝要
なのです。大変な苦痛ですが、そのために強くならなければならず、
生まれついての詩人でなければなりません。ランボー。」

僕が高校生の頃、中原中也の詩を夢中になって読んでいたけど、そ
の中原中也に最も影響を与えたと思われるのが、ランボーである。

ランバーは反抗者とか無頼漢といわれたフランス革命期の詩人であ
るけれど、彼の詩論を読むと確かに破滅的で、これは相当厄介な人物

であったと思われる。高校生のような若い時ならいざ知らず、老年
の今となっては、到底賛同し難い詩論だな。彼のいう「見者」の意

味がよくわからないけど、詩人はいつの世でも効率的、常識的、世
間的な世界観とは無縁な存在で、中原中也にしろランボーにしろ
その極北の存在だったと思う。

しかし、若い世代がそういう世界観を憧れるのでなく、効率的で常
識的なものにだけしかモノを見ていないとしたら、それはそれでツ

マラナイと思うんだけど…バカをやるから面白いんだぞ、それをや
れるのは若い時しかないだろうと僕は思っているんだけど…
浅間山 (No. 316) 
投稿者: 大滝 2019/12/02 10:42:53
先週の土曜日、カラッと晴れたので、雪山をみたいと自宅を出た。
自宅を出るときは、新潟方面に行くか上越道方面に行くか決めて

いなかったけど、関越道を走っているときに遠くに雪をかぶった
浅間山が見えたので浅間山に行くことにした。上越道の軽井沢IC

を降り、軽井沢を通って中軽井沢から浅間・白根火山ルートを北
上した。上越道から見たときは頂上付近に雲がかかっていたけど、

浅間六里ヶ原休憩所に着いたときは、真っ青な空に雪をかぶった
浅間山がきらきらと光っていた。最高って感激していたところ、

当の浅間六里ヶ原休憩所が冬季閉鎖だと。浅間・白根火山ルート
は有料道路で道路に車を停めることもならず、道路わきの芝生に
留めようとしたら、芝生養生のため駐車禁止だと。

せっかく来たのにゆっくりもできず仕方なく、そのまま北上し、
鬼押し出し園へ向かいそこから浅間山を見ることにしたんだけど、

そこから見える浅間山は日陰になっていてもうひとつだった。
早々と引き上げてそのまま草津温泉に向かった。

いつもの大滝の湯の露天のぬる湯でうつらうつらしてから45度の
熱湯に入った。気持ち良かったね。風呂から上がった後、昼食兼夕

食で大滝の湯の食堂でソースカツ丼を食した。値段通りの味だった
けど、お腹も減っており結構美味だった。その後、車中泊をする

べく近くの道の駅に向かった。草津は雪が降っており寒く、ベッド
メイキングをするときに3シーズン用の寝袋しか持ってこないこと

に気づいた。念のためそれに使ってみたけど、寒くこれはもたない
と、早々に引き上げることにした。

夕方6時、道の駅を出発。午後9時には自宅に着いた。僕のボルボ
は天井が低く,車中泊に不向きだね。わかっていたことなんだけどね。

背の高いSUVが欲しいっ〜
サルトル (No. 315) 
投稿者: 大滝 2019/11/25 18:44:36
サルトルは、「世界や存在にそもそも意味はない。だからこそ人間は
根源的に自由なのだ。だがそれは同時に人間に大きな不安を与える。

自分自身があらゆる行動の意味を決めなければならない。そこには
絶対的な孤独と責任が伴う。その状況を『我々は自由の刑に処せられ
ている』と表現した。

サルトルは無神論の実存主義哲学者と云われている。実存主義の意味
を、「人間一人一人の存在を大事にし、どう生きるかを考えること」
だと理解するならば、僕もまさしく実存主義者である。

そうではあるけれど、「世界や存在にそもそも意味はない」と言い切れ
るか。禅ではすべては実体がない、空であるというけれど、それと同じ
ことを云っているのだろうか?

人間は根源的に自由だということには賛成する。それが同時に大きな
不安を与えるということもまぁ賛成する。

自分自身があらゆる行動の意味を決めなければならないということに
も、自由であればまぁそうだろうと思う。そしてそこには絶対的な孤
独と責任が伴うということにも、まぁ賛成する。

しかし、その状況を「自由の刑に処せられている」としていることに
は、賛成しかねる。自由というのは孤独と裏返しであり、自由を標榜
するなら寂しさには耐えなければならないと思う。

しかし、それを刑罰を受けている状態だというのは、「自由」という概
念と矛盾するだろうと思う。

幸せという不確かな概念を用いるのはどうかと思うけど、僕は自由で
孤独であるにしてもそれが不幸せな状態だとは思っていない。

世間とか家族とか友人とかもちろん大事にはしたいと思うけれど、そ
れが手かせ足かせとなるのであれば、サルトルの立場からはドレイの
幸せということになるんだろうな。

禅の立場でもひとは一人で生まれて一人で死んでいくのだと云っている。
そういう覚悟が、自由人であるならば、もっておけよと云っているので

あれば、その限りでサルトルの云っていることは理解できないことはな
いなと思っている。
雑感2 (No. 314)
投稿者: 大滝 2019/11/18 23:34:45
手のわろき人の、はばからず、文(ふみ)書き散らすは、よし
                   兼好法師
たとえ、字は下手でも、どんどん手紙を書きなさいという意味
らしいけど、齋藤孝は、「やらなければ、物事は始まらない。

誰でも初めは下手なもので、誰にバカにされても、何も気にする
ことなくやり続ければよい」とコメントを述べていた。

齋藤孝のコメントはひとの評価を問題にしている点で、それで根
本的な解決につながるかなと思う。人の評価を気にするなという

ことは、そのこと自体気にしているだろうと僕には思える。少し
意地悪かぁ?

兼好法師の「手わろき人の〜」は、評価の問題ではなく「上手くな
らなくてもいいぞ!好きなことを思いっきりやれ!」といっている
ように僕には思われる。

何をやってもモノにならなかった僕の立場から、説得力に欠ける
けれど、未完成で未熟であっても自由に自分が解放されているので
あれば、それでいいんじゃないかと思っているんだけど…
雑感 (No. 313) 
投稿者: 大滝 2019/11/11 23:05:56
何もしないうちに時間が過ぎてゆく。日々の忙しさにかまけ、
本来やらなければならないことをやり過ごしているようで、

いつもこれでいいのかと思いながら日々を過ごしている。人の
分類を短絡的に分けるのはどうかと思うけど、僕は仕事人間で

はないと思っている。宗教を勉強しながら、宗教的な人間かと
いうとそうでもないし、文学も小説も歴史も好きだけど、深

くわかっているわけではないし、詩歌も好きであるけど、詩人
にはなれないし、法律も勉強しているけど、法律家というには

おこがましいし、哲学という言葉には憧れるけど、哲学を極め
るには、頭がもう一つだし、この歳で何もかもが中途半端であ

る。まぁ、いいかぁ〜
削除サクジョされました (No.312)
北海道旅行 (No. 311) 
投稿者: 大滝 2019/11/05 16:24:44
11月に入って連休となった3日間、北海道に行ってきた。千歳から
実家のある洞爺まではレンタカーを借りて行くんだけど、当初予約

してあったレンタカー会社、予約していないと。ふざんけんじゃな
いよと思ったけど、ここは冷静な僕、予約した時に会社にかけた時

のスマホの履歴を見せて、事なきを得た(希望の車が借りられた。)。
車はトヨタで一番売れているというSUV(CHR)だけに、乗り心

地は良かった。しかし、道央自動車を120キロを超えたあたりか
ら、少しフワフワしてきて、僕としては、ナンダナ、車の性能とし
てはもう一つかなぁというところ。

初日の夜、姉、姪夫婦、叔父夫婦と伊達市内に食事に行った。夜とい
うこともあったけど、どこを走っているのかわからないほど、周辺は

変わっていた。僕が北海道に住んでいたのは50年以上前。道路も変わ
っていて当たり前か。

その帰り道、姉が急に「しかぁ!」と叫んだので、急ブレーキをかけ
たところ、エゾ鹿が道路の真ん中に悠然と突っ立っていた。

姉が叫ばなければ、表面衝突したところだった。夜のライトの中に鹿
の模様が溶け込んでおりホントにわかりにくい。姪の旦那の友達(?)

が新車を買ったその日にエゾシカと衝突し、鹿も昇天したけど、車も
オシャカになったという話には、笑えない冗談だと思ったね。

エゾ鹿は何十年ぶりで見たけど、こんなに大きいとは思わなかったな。
まっ、熊でなくてよかったけど。


後期高齢者となった姉があまり調子は良くなさそうだったので、いつ
も実家に泊めてもらうんだけど、2日目は姉とホテルに宿泊すること

にし、実家から車で15分ほどにあるウインザーホテル洞爺に宿泊した。

さすがにサミットが開かれたホテルだけあって、すべてがクォリティ
が高かった。

ウインザーホテルは、高台に城塞のように立っており、北は洞爺湖、
羊蹄山、南は噴火湾が一望でき、ロケーションは抜群だったね。

部屋からの眺めは空の上から眺めているような感じで生まれ育った
洞爺村がこんなに小さなかったのかと改めて思うと同時に、こんなに

美しいところだったのかと再認識した。ホテルにいる間、姉と二人、
昔話をしながら洞爺湖を眺めていた時間は、至福の時だった。

翌朝、チェックアウト後、姉を自宅に送ってから、CHRで同じ道を今
度は千歳空港を目指した。相変わらず、道央自動車道は空いており、

快適なドライブだったけど、上の姪との昼食の約束があったので、僕と
してはそれに合わせるために飛ばしたけど、緊張を強いられる車で、

千歳空港近くのレンタカー屋に着く頃は、疲れてしまった。車はやはり
性能の良い車に限るなと、また、改めて思ったことだった。
人情は棄てるべき? (No. 310) 
投稿者: 大滝 2019/10/31 23:34:24
道元は、正法眼蔵の中で、「学道の人は人情を棄(すつ)べきなり。
人情をすつると云うは仏法に従い行くなり。〜ただ、まず世情を
すてて仏道に入るべし」といっている。

これは出家したお坊さんに言えることであって、僕のような凡夫には
とても無理だ。しかし、自分が薄っぺらいヒューマニズムに縛られて、

本来進むべき道を誤ってきたのではないかと時々思うことがある。
この歳になって今さら反省なんかしないけど、今からでも遅くないぞ、

「いつでもすべてを棄ててやる」くらい気合いは、持っていたいと
思っているんだけど…
たかがラグビーされどラグビー3 (No. 309) 
投稿者: 大滝 2019/10/27 21:25:17
ワールドカップラグビーの決勝は、イングランドと南アフリカに
決まった。驚きはなんとイングランドが、ニュージーランドオール

ブラックスを破ったことだね。ミスも少なく、最高の試合だった。
事実上の決勝戦といわれていたけどその通りだったね。

僕の見た目(たいしたことないが…)では、オールブラックスが世
界最高峰で、決勝で南アフリカ・スプリングボックスと当たっても、
最後はオールブラックが勝って優勝すると思っていた。

面白いのは、日本のスクラムハーフ田中が、なんで厳しい練習に耐
えられたかと聞かれて「日本のためです。」と答えていたこと。

僕は、それを聞いたときナント大げさな答えだと思っていたけど、
ワールドカップに出てくる国の選手は、みんな「国のために戦う」

と思っているようだね。これは、形を変えた戦争だね。ただし、相
手の国・選手をリスペクトした上だから、「許された戦争」だとは思
うけど。

かって、ワールドカップで日本がオールブラックスに10対147ぐ
らいで負けたとき、世界では日本の選手は戦わないと軽蔑されたと

聞いている。サイとかゴリラみたいな選手にタックルするのは勇気
がいる。

しかしどんなに相手が強くても、恐怖を感じても、ラグビーでは戦
わなければならないんだ。その意味で、必死になって国のために戦
っているラグビーの選手を見ていると、僕は涙が出てくるな。

いびつな愛国心には僕は組しないけど、相手を尊敬した上での愛国心
であれば、美しいんじゃないのと僕は思っているんだけど…
たかがラグビーされとラグビー2 (No. 308)
投稿者: 大滝 2019/10/21 16:03:50
決勝ラウンドに進んだ日本が南ア・スプリングボックスに3対26
で敗退した。南アは強かった。スクラムで押され、9番(スクラム

ハーフ)がボールを供給する段階で圧力がかかり、バックスにボー
ルが渡った時点で3人ぐらいに選手にタックル・ジャッカルされ、

フォワードが攻撃するときも1人で突っ込んでいってフォローがいな
かった。実際は15人対15人のはずなのに、日本の選手は3倍の数の

敵と戦っているのではないかと錯覚するほどだった。アイルランド
とスコットランドに勝った時、あるいは又、前回の奇跡が起こるの

ではないかと密かに期待をしていたんだけど、現実の結果をみると、
これがホントのスプリングボックスの力だと思い知らされた。

それでも日本はよくやったと思う。4年前の大会の時、日本が南アに
勝った時、夢かと思ったけど、その後の国際リーグ戦のスーパーラグ

ビーのサンウルブズ(日本の代表選手がほとんど入っている)の成績
を見ても、とてもワールドカップでベスト8には程遠いと思えた。

僕には30年前、40年前の日本代表が頭にこびりついているのかもしれ
ない。

時代は変わる。想定外のことは、自然災害も含めてあらゆる場面で起こ
る。ラグビーの世界も変わっていくのかも。

ただ、いつの時代も「戦う男」の姿は美しいね。たとえ、それが負け戦
であったとしても。驕った勝者よりも美しい敗者でありたいと常々僕は
思っているんだけど…。まぁ負け惜しみなんだけど…
唯識の思想 (No. 307)
投稿者: 大滝 2019/10/17 17:22:02  
横山紘一の「唯識の思想」を読んでいる。今までの禅関係、正法眼蔵
とか碧巌録などと比べると、多少、読みやすい感じ。

それでも用語にはなじみのないものが多くて、理解するにはそれは
それで苦労はしているんだけど。

「自分というものはない」と捉えるのは、ほかの仏教の考え方と同じ。
識(しき=こころ)以外に実体がないと捉えること、末那識(まなし

き)とか阿頼耶識(あらやしき)とか、無意識の深層心理を軸に据えた
とらえ方をすることなどがほかの仏教と決定的に異なるところ。

横山が「自分などどうでもいい。他が先で自は後だ、」「よし、今日も一
日他者のために生き抜くぞ」といっているのは、とても僕には無理だ
と思う。

せいぜい、僕にできるのは、「僕も幸せ、あなたも幸せ」という方向を目
指す努力をすることぐらいだね。

空海も道元も親鸞も日蓮も「唯識の思想」を学んだと。とても先人のよう
に理解できるとは思えないけど、とりあえず面白いと思って読んでいるな。
台風だぁ〜 (No. 306) 
投稿者: 大滝 2019/10/12 10:29:22
大型台風が来襲している。実は、今日から3日間、北海道旅行を
計画していたけど、この台風で飛行機が飛ばず、キャンセルとなった。

旅行に行くつもりでいたから、急に予定が空くと何をしてよいのか
わからなくなるな。近くの日帰り温泉でも行こうかと思っていたら、

日帰り温泉も台風のため、臨時休業だと。気晴らしにドライブに行こ
うかとおもったけど、関越道は50キロ規制だと。道路も心もとない、
お店も休みだとするとどこにも行けないなぁ。

台風が過ぎるまで、じっと我慢の子。ふて寝でもするかぁ〜
削除サクジョされました (No.305)
たかがラグビーされどラグビー (No. 304)
投稿者: 大滝 2019/10/06 21:26:40
ワールドカップである。日本が快調なせいか、チマタにもにわか
ラグビーファンが増えているらしい。ワールドカップが日本で開

催されて、世界最高峰のラグビーの試合が見れるのは本当に素晴
らしい。毎日スカパーで日本以外の試合を見るのも楽しいね。

でっ、やっぱりニュージーランド・オールブラックス。ランキング
世界1位(日本は10位から8位に上がったと)で、強い、早い、
クレバーときている。

僕が生きている間に日本がオールブラックスに勝てる日がくるだ
ろうか?4年前に日本が南ア・スプリングボックスに勝ったときに、

ラグビー界で今世紀最大の番狂わせだといわれ、今回も欧州6か
国対抗で1位になったアイルランドも破ったくらいだから、案外

実現するかもと思っていたんだけど、今日のニュージーランドとナ
ミビアの試合(71対9)を見ているとやっぱり100年はないかと思

ってしまったな。日本が今度当たるスコットランドに引き分け以
上で決勝ラウンドに行ける。それだけでも夢みたいだね。

「たかがラグビーされどラグビー」である。
自由だぁ〜 (No. 303)
投稿者: 大滝 2019/10/02 10:58:38
自由は自由であって平等ではなく、公正ではなく、正義ではなく、
人類の幸福ではなく、また良心の平静ではない。もしも私自身の

自由が、他の多数の人間の悲惨な状態に基づくものであるとする
ならば、この自由は不正であり、不道徳である。
(バーリン「二つの自由概念」木田元「一日一文」より)。

バーリンの文章は、政治的な内容であったのものを僕なりに訂正
してあることをまずお断りしておく。僕は、生き方として「自由」

でありたいと思っている。しかし、自由であれば、すべて免罪さ
れるというのではなく、別にバーリンが云う通り、自由は平等で

もなく、公正でもなく、正義でもないということは、よく認識し
ておくべきだと思う。

少なくても自由を標榜するなら、他人の自由をも尊重することは、
忘れてはならないことだと思っている。

別な言い方をすれば、ちゃらんぽらんで何でもありなんだけど…
わが名をよびてたまはれ (No. 302) 
投稿者: 大滝 2019/09/27 16:38:52
新橋駅前で時々古本市が開かれている。派遣協会の帰りに一つの
店をのぞくと、思潮社から昭和54年に出た、「現代詩読本 三好
達治」がなんと200円で売っていた。

三好達治のすべてがわかる本がたった200円。得したような悲し
いような複雑な気分がした。

その中の抒情たっぷりで、普段論理で生きている人には辟易するか
もしれないけど、僕はこういう湿っぽい詩が好きなんだな。

わが名をよびて

わが名をよびてたまはれ
いとけなき日のよび名もてわが名をよびてたまはれ

あはれ今ひとたび
わがいとけなき日の名をよびてたまはれ

嵐のふく日のとおくより
わが名をよびてたまはれ

庭のかたへに茶の花の咲き残る日のちらちらと雪のふる日のとおくより
わが名をよびてたまはれ

よびてたまはれ
わが名をよびてたまはれ
ワールドカップラグビー (No. 301) 
投稿者: 大滝 2019/09/23 19:06:22
ワールドカップラグビーが日本で開かれていて、この間、日本は
ロシアに勝ったね。スタンドオフ(10番)で出ていた田村選手は

名手なんだけど、ペナルティーゴールは外すし、あまり効率的では
ないパント攻撃で敵に簡単にボールを渡すし、この試合の出来はあ

まりよくなかったな。その田村がこの10日間、緊張で死ぬかと思った
と試合後語っていた。

ほとんどの選手は恐らく命をかけて試合に臨んでいて外国の選手も
日本の選手もみんないい顔をしていてホントにカッコいいね。

ラグビーの楽しみ方はいろいろあると思うけど、特にテレビ観戦では
僕はクローズアップされた選手の顔を見るのが楽しみ。

熊みたいな容貌の選手がものすごくカッコよく見えるんだ。人生を感じ
るぞ〜。
雑感 (No. 300) 
投稿者: 大滝 2019/09/17 06:08:29
千葉県では未だに台風の被害で電気が来ていないとか屋根が飛ばされた
ままとかの被害からの復旧が進んでいないと。本当にお気の毒で一日も
早く回復してほしいと思っている。

いつも思うことだけど我らが住んでいるこの世界は絶対というわけでは
ないんだね。仏教ではとくに唯識論では、すべては心の中の出来事で実

体がないというけど、実際に被害に合われた方々にとっては今起こって
いることが夢だとは思えないだろう。これが自分でなくて良かったと考

えるのはあまりにも浅はかだけど、自分らにもいつ何が起こっても不思
議はなく、今が無事であることが僕は奇跡ではないかと思える。年寄く

さく聞こえるかもしれないけど、だからこそ今生きていること、今無事で
いることを何かに感謝しなければいけないと思っている。
勉強会旅行の件 (No. 299) 
投稿者: 大滝 2019/09/12 15:50:33
恒例の勉強会の予定のあらましが決まりましたのお知ら
せします。

〇日時・集合場所
 9月28日午前11時 総武線 船橋駅南口集合

 マップを見ると南口にスターバックスがあります。

〇宿 犬吠埼ホテル(犬吠埼観光ホテルと間違えないよ
   うに)
   銚子市犬吠埼9574

〇当日、私大滝と土屋さんが車を出す予定です。
 28日は九十九里浜で昼食の予定です。
 29日は、香取神宮、佐原水郷小江戸を見学を予定して
 いますが、状況によって予定は変更することがありま
 す。
身には病あり、胸には愁いあり (No. 298) 
投稿者: 大滝 2019/09/06 15:54:20
身には病あり、胸には愁いあり、悪因縁は逐(お)へども去らず、
未来に楽しき到着点の認めらるるなく、目前に痛き刺激物あり、

欲あれども銭なく、望みあれども縁遠し、よし突貫してこの逆境
を出でんと決したり。五六着の衣類を売り、一行李の書を質入れし、

われを愛する人二三にのみ別れを告げて忽然出発す。
時まさに明治20年8月25日午前9時なり。 幸田露伴

露伴が文学を志して電信技手を辞め、任地余市(北海道)を去る
ときの心境を述べたものだと。僕は露伴のこの文章に今でも心が

震える。何か事をなす人はこのぐらいの気合いがなければダメだ
ろうと思う。

老年となった今でも最終的にはこのぐらいの覚悟を持ちたいと思っ
ているんだけど…
竜馬がゆく4 (No. 297)
投稿者: 大滝 2019/09/01 23:24:09
「竜馬がゆく 全8巻」を読んだ。面白かった。幕末のあの時代に
竜馬のような人間が出現したのは、奇跡だったと司馬遼太郎があと

がきで書いていたけど、僕も同感する。僕が竜馬に感心するのは、
自由でとらわれない人だったということと理想と現実のバランス
が絶妙だったことだね。

竜馬が暗殺されず明治の時代にまで生き残っていたとしたら、彼は
どんな生き方をしただろうか?彼の残された資料から政治家にはな

らず、岩崎弥太郎のような海運業をやったのではないかと想像でき
るけど、そういう竜馬を見てみたかったな。

じっちゃんになった今、僕にとって竜馬はどんな存在になるんだろ
うか?

やっぱり、タイプは違うけど、良寛や仙高ウんと同じように実際に生
きていたら抱き着いてキスしたくなるような人だな(変態か!)
削除サクジョされました (No.296)
感情の老化 (No. 295) 
投稿者: 大滝 2019/08/25 08:29:39  
今日、テレビで感情の老化というものをテーマにしていた。僕も、最近、
肉体の不調もさることながら、精神の不調を感じていた。

テレビを見て、あぁ僕も感情が老化していたのだなと思ったね。僕の場合は、
仕事をしているときは、肉体的には疲労するんだけど、精神はむしろ調子が

いいんだけど、いざ休みになると、倦怠感で家でゴロゴロすることも多い。
外に出るのが億劫になるんだな。

感情が老化するとうつ病につながると。病理学的にはセロトニンが不足して
いる状態なんだと。

肉を食い、バリバリ外に出て、遊ぶのが一番いい処方箋みたいだ。そういう
ことで、今日もボルボで、一日、遊んでくることにした。

いつも遊んでいるでしょってか?まぁそうなんだけど…
眼施 (No. 294)
投稿者: 大滝 2019/08/18 11:54:52  
仏教に「無財の七施」という修業の中のひとつに「眼施(がんせ)」
というのがあり、意味は「慈しみ深い、やさしいまなざしで人と接
すること」だと。

東北道の佐野サービスエリアのレストランが従業員のストライキで
営業ができないことで社長がマスコミのインタビューに「これから

悪い人ではなく良い人になります。」と答えていたのには笑ってしま
ったな。労使の対立に経営者として、堂々と会社の意見を述べれば

いいのに、「良い人になります〜」は、ナニいってんだかだな。東北
道のお盆の帰省からのラッシュで、レストラン等が開いていないとい

うのは、前代未聞だと思うけど。別に良い人にならなくてもいいから、
慈しみ深いやさしいまなざしで社長が従業員に接していたらこんな

事態にはならなかったのではないか。決定的な対立があれば、「眼施
(がんせ)」も難しいとは思うけど、経営者は、その意識がなければ、

めぐり巡って経営を危うくすることもあるな。ニュースでは高速道路
の管理会社がこのレストランの会社と契約を更新しないだろうといっ

ていたけど、そこまでこの会社の社長は予測していたかな。アホな経
営者の下で働く従業員はツライね。
南方熊楠 (No. 293)
投稿者: 大滝 2019/08/13 16:04:50
槍が専門なればとて、向うの堤を通る敵を見逃しては味方の損なり。
そのとき下手ながらも鉄砲を心得おり撃ってみれば、当たること

もあるべし。小生何一つ詳しきことなけれど、いろいろかじりかき
たる故、間に合うことは専門家より多き場合なきにあらず。一生官

途にもつかず会社役所へ出勤もせず昼夜学問ばかりした故、専門家
よりも専門のこと多く知ったことなきにあらず。(南方熊楠(みなみ
かたくまぐす)「履歴書」)。

熊楠は粘菌の研究で有名で日本が生んだ天才の一人といわれている。
世間ずれせず変人であった(今だと発達障害と認定されるかもしれ

ない)ことから立身出世というには程遠かった人だけど、自分は専
門バカでなかったぞ、かえって専門家よりも知っていたこともあっ
たぞと自負しているんだけど、やっぱり考えさせられる。

数年前に南紀白浜の南方熊楠記念館を訪れたときに、天才でない凡才
は何か一つに集中しないとダメなんじゃないかと感じたことを、今こ

の文章を読んでも感じる。凡才が天才の真似したら間違いなく破滅す
る。不埒にも僕が若い時は、「オレ以外みんなバカだな」と思うぐら

いアホだったから余計そう思う。熊楠の伝記を読んでいると、こんな
に生きずらい人はいないと思うんだけど、側にいたら厄介な人だと思
うんだけど、なぜか嫌いになれないな。

人の好き嫌いは理屈じゃないね。
竜馬がゆく3 (No. 292)
投稿者: 大滝 2019/08/07 17:47:32
「藤兵衛、人間はなんのために生きちょるか知っちょるか」と、竜馬は
膳ごしにいった。「事をなすためじゃ。」

僕らの青春時代は、この言葉にしびれた。人生の晩年で何事もなすこと
ができなかった今の僕でも心が震える。大言壮語して大法螺を吹いてい
れた青春時代に今も憧れる。

しかし、竜馬、現実は厳しいぜよ。人間はなんのために生きるか知っち
ょるかと問われたら、そんなもんわかるかい!と今だったら答える。
天下国家がすべてかと思う。

こだわりがなく自由な人間であった竜馬が時代を見通す眼を持っていた
ことは確かであったと思われるけど、人の人生がすべて事をなすためだ
決めつけられると、今の僕には若干の抵抗がある。

時代がそういう時代であったというしかないけど、時代に振り回されて
きたという悔恨が僕にはある。だから、今だったら、根が小市民的な人

間は、「踊らされるなよ、踊らされると人生後悔するぜ」と云いたくなる。
人を躍らすことも踊らされることもまっぴらごめんと今は思っているけ
ど、やっぱり歳とった証拠だなぁ〜。
竜馬がゆく2 (No. 291)
投稿者: 大滝 2019/08/02 18:48:33
引き続き「竜馬がゆく」を読んでいる。やっぱり面白い。ここ10年
くらい訳のわからない禅の関係の本ばかり読んでたから小説は新鮮
で面白い。うっかりすると電車を乗り過ごしそうになるね。

でっ、「竜馬がゆく」の竜馬は、禅の立場でも理想的な人間像に思える。
竜馬のこだわらない、自由な生き方とせせこましく狂信的な幕末明治
の勤王の志士との違いはどこから来るんだろうか?

司馬遼太郎は、「空海の風景」などの本も書いているから全く宗教に関
心がなかったわけではないだろうけど、彼が禅に習熟していたとも聞い
ていない。

でっ、僕らの学生の頃、学生運動だとか組合運動とかが盛んだったころ、
規模は違うけど明治維新の頃と似通っているように思えた。

党派、セクトのアジ演説は、「竜馬がゆく」の幕末維新の勤王の志士の
演説と似ているなと思えた。狂信的な勤王の志士の死屍累々の犠牲の

下に明治維新がなったということだけど、幕末の徳川幕府の開国の政
策に対して志士たちが唱えた尊王攘夷とその後の明治維新政府の開国

政策はナンだったんだろうなと思う。単なる権力争いではなかったの
か。明治政府の権力を担ったのは下級武士が中心だったけど、あの威

張り腐った明治の元勲(権力者)たちは、どうしても僕は好きになれ
ない。竜馬のあのこだわらない自由な生き方は、勤王の志士のなれの

果ての明治の元勲たちとは、絶対に合い入れなかっただろうなと思う。
「竜馬」が好かれるのは理由があるな。
竜馬がゆく (No. 290)
投稿者: 大滝 2019/07/28 11:30:06
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでいる。学生の頃、僕らの年代
では司馬の「竜馬」が理想的な人間像に覚えた。当時は、残念なが

ら、僕はそれほど、司馬の「竜馬」に影響を受けたわけじゃない。
なぜなら、当時でも、僕は司馬の「竜馬」ほど、大きな器ではなかっ

たし、将来においても大きな人間にはなれそうにもないことを自覚し
ていたから。若い時から身の丈に合わないものには深入りしなかった
のだな。政治については興味があったけどね。

今、又、なぜ竜馬なのか?正直にいうと、大人はつまらないのだ。大
人は現実を重視する。今の若者たちも空気を読むことに長けていたり
して妙に大人っぽい。

僕の子供っぽさは、周りの人たちも呆れているとは思うけれど、時に
バカをしたくなる。世の中を動かしたいというには歳をとりすぎてい
るし、第一、政治については何年も前から興味を失っている。

なのになぜ今「竜馬」なのか?政治を抜きにして、バカをいつまでもや
っていたいということなのかしらん。

若い時に読んだとは違って又、違った「竜馬」を見つけることが面白い
とでも云っておこうかな。
削除サクジョされました (No.289)
一休さん (No. 288)
投稿者: 大滝 2019/07/21 21:59:19
大森曹玄の「禅の高僧」に一休さんの話が載っていた。
一休さんが町を歩いていると、プーンと蒲焼の匂いがしてきた。
「うまそうな匂いだなァ」一休さん、思わずつぶやいた。しば

らく行ったころ、後ろからついてきた小僧が、「和尚さんは、先
ほど鰻屋の前で”うまそうだ”とおっしゃいましたが、僧侶の身

としてあんなことをいってもいいものでしょうか」と、ませたこ
とをいう。

「バカッ、お前はまだ蒲焼をぶら下げて歩いているのかッ。わしは
鰻屋の前で捨ててきたわい」と。

大森曹玄は、たぶん作り話だと書いていたけど、禅宗の坊さんらしい、
いい話だと思う。

でっ、最近、僕は、アバルト595に憧れていて、どうしても諦められ
ない。車の究極の姿がそこにあるのではないかとまで思いこんでしま
った。

でっ、今日、ディーラーに行って、あこがれのアバルト595に試乗して
きたんだ。若い走り屋のあんちゃんならいざ知らず、相当のじっちゃんが、

アバルト595に試乗させてくれといったら、セールスマンが目を丸くし
ていたね。でっ、実際に試乗した。

乗れねぇ〜。確かにスピードは出る。音も低音で刺激的。しかし、ハン
ドルは重い。走っていると道路から車が飛び出しそうになるんだ。飛び

跳ねるじゃじゃ馬に乗っているような感じだった。車はまっすぐに走る
ものと思っていると、この車は乗れないと思ったね。

じっちゃんには無理だぁ〜。
生けるもの遂には死ぬるもの (No. 287)
投稿者: 大滝 2019/07/15 10:29:10
この歳になっても考える。「人は何のために生きているんだろう」って。
万葉集の中に、こんな歌が載っていた。

「生けるもの遂には死ぬるものにあればこの世なるまは楽しくをあらな」
(生きている者はついには死ぬものであるから、この世にいる間は楽しく
すごそう。)万葉集入門(久松潜一)。

久松によると、万葉の時代には、まだ日本には仏教思想はいきわたって
いなかったと。しかし人生をどう捉えるかは、万葉の時代でも考えられて
いたテーマだったのだな。

先の万葉集の歌にキホン僕も共感する。仕事だとか家族だとか人間関係
だとか社会関係がより複雑になっている現代にそれがそのまま通用する
とは思えないけれど、その姿勢で僕も生きている。

誤解してもらいたくないのは、自分だけで楽しく生きるということはあ
りえない。やはり自分以外の他者との関係でも「この世にいる間は楽し

くすごそうよ」ということが必要なんだと思っている。他者によっては
それが難しい。冷たくいえば、そういう他者とは付き合わなければいいん

だけど、そういうわけにもいかない場合もあるからなぁ。イヤな奴と付き
合うのも人生修行だぜという考えもあると思うけど、老い先が短い今、イ
ヤな奴とは1分1秒も時間を使いたくないな。

人間が小せぇってか?いいの、いいの.、どうせオイラは小さいの。
開き直ってるってか?うるせぇ!
自重するかぁ〜 (No. 286)
投稿者: 大滝 2019/07/10 19:32:04
最近高齢者の交通事故がクローズアップされている。僕も紛れもなく
高齢者に違いはないので、運転には十分気を付けなければいけないし、

車についても安全装備が備えた車を選ばなければならないとは思って
いる。そんな折、先日、神奈川テレビの「車で行こう!」を見ていた

ら、トヨタから発売されたスープラ(スポーツカー)を特集していた。
これがカッコいいんだ。見ているだけでもワクワクするね。

でも僕は外見を気にするタイプだからこの歳でスープラなんぞ買った
ら周りから何言われるかわからないぞと思うと買う選択肢はないな。

一切自由を標榜していながら歳をとるとその自由が狭まっていくのが
カナシイ。

事故でも起こしようものなら笑話にもならないな。自重するかぁ〜
削除サクジョされました (No.285)
削除サクジョされました (No.284)
好き、嫌いで生きていく! (No. 283)
投稿者: 大滝 2019/07/01 22:48:21
秋月龍aの「続禅と人生」を読んでいる。その中に書かれて
あったこと。「われわれの自己(個)は、自己の底に、自己を

超えたもの(超個)において、(真の)自己をもつ。「個」が
「超個」に出会うことによってはじめて、自己は真に自己で
ある。」と。

別な言い方をすると、徹頭徹尾自分を否定していってその行き
着く先にその全否定が全肯定に転換する場があると。

論理矛盾ではあるけれど、その感覚は僕にもようやく理解でき
るようになってきた。

キホン、僕は論理(理性)で考える。しかし、論理(二元論)
は必ずしも正しいとは限らないと思っている。

論理には限界があるのだ。論理よりも情念が強い。頭の良い人
は自己の情念を論理にすり替える人もいるけど、その情念を無

視した論理が弱いということは十分認識しておくべきだろうと
思う。

生の情念に従って生きていくことも危険だとは思うけど、論理
だけで正邪を判断する危険はそれ以上だと思う。

どうしてか?論理だけで考えている間は、自己の間違いを見つけ、
認識することがほぼ不可能になるからだと思う。

難しいこと言っているなぁ。「おう、オレは好き、嫌いで生きて
いくぜ!文句あっか?」ということになるな。

70歳のじっちゃんがいうことではないとは思うけど…
Re:Re:スポーツカーは無理だぁ! (No. 282) 
投稿者: 大滝 2019/06/25 08:04:20
にしやんさん、こんにちは。

納得がいかないのは、土曜の深夜など爆音を鳴らして走
り回っている車は取り締まらないで、誰の迷惑もかけて

いない者をでネズミ捕りで捕まえることだね。しかも40
キロ規制が妥当なのかということも疑問だな。40キロで
走るとあの道路は渋滞になる。何か変。

それでも、今後の運転には十分注意しようと反省はした
けどね。
Re:スポーツカーは無理だぁ! (No. 281)
投稿者: にしやん 2019/06/24 22:30:12
大滝先生

ご愁傷様です。
スピード違反では、僕も2度捕まりました。1回目は国道428号線の箕谷から
淡河(おうご)へ向かう上り坂で、家族4人で東条湖おもちゃ王国へ向かう途中
でした。何か様子が変だと思った時は既に遅し、数百メートル先で御用になりました。
2回目は西脇市と加東市(滝野町)の境辺りの17号線で、反対車線の車からパッシング
してくれましたが、こちらも速度ダウンが間に合わず、御用になりました。
その後は警察官の友達に八つ当たり(笑)しましたが、こういう事を教えて貰いました。

一般道では最高速度のプラス10キロ、高速道路ならプラス20キロまでなら引っ掛から
ないとか?また亡くなった父親は『1度やった場所は、よく覚えておきなさい。同じところ
は2度3度やるから』とも言っておりました。

兵庫県警は取り締まり情報をホームページで公開していますが、大雑把過ぎてよく分かりま
せん。他の都道府県警察は如何でしょうか?
スポーツカーは無理だぁ! (No. 280) 
投稿者: 大滝 2019/06/24 18:40:14
先日、免許の高齢者講習で秩父の自動車学校に行こうとしたとき、
国道299号線でネズミ捕りに捕まった。初め何で停車させられるのか
よくわからなかった。

お巡りさん:何キロで走っていたと思います。僕:60キロくらい出て
いたんじゃないですかね。お巡りさん:ここ何キロ制限かわかります?

僕:惚けて、さぁ60キロくらいじゃないですか?お巡りさん:40キロ
ですよ。お客さんは61キロ出ていましたので、21キロオーバー2点の
罰金です。と。

ここの道路はほとんどの車が60キロから70キロで走っているので、制
限速度は60キロぐらいだと思っていたし、朝、7時半ごろで道路は空

いており80キロとか100キロとか飛ばしているんだったらいざ知らず、
自分の中ではスピード違反をしている意識はなかったね。

ここの道路が40キロという標識を見逃した僕が一番、悪いんだけど、何
か釈然としなかったな。

信じられないかもしれないけど、免許取って40年、スピード違反で捕ま
ったのは、初めてだった。

その日、秩父の自動車学校で高齢者講習を受けたんだけど、じっちゃん、
ばっちゃん5人の受講生の中で、僕が一番若いなと余裕もって受けたん

だけど、動体視力、夜間の視力は、僕が一番劣っていた。ショックだっ
た。ネズミ捕りに捕まったのもショックだったけど、あのじっちゃん、

ばっちゃんたちより、動体視力が衰えていたということで二重のショッ
クを受けたな。

今度、車を買い替えるときは、スイフトスポーツか、イタリアのアバルト
595でも買おうかなと思っていたんだけど、スポーツカーは無理だぁ〜
残念!
Re:Re:Re:遅い車はつまらねぇ〜! (No. 279)
投稿者: にしやん 2019/06/20 09:51:43
昨日はありがとうございました。
総会会場も無事に到着しましたが、かみさんから持たされたスーツ上下が冬用だったので
全身汗でびっしょりになりました。
総会後の懇親会は早々に帰る積りでいましたが、兵庫県から事務組合連合会の事務局長や
支部会長も来ていて話しているうちに最後まで残りました。
その後東京駅地下で子供の土産(NHKのキャラクターグッズ)を買って、20時半の新幹線で帰りました。

来年も代議員で行かなければならないので、時間が合えばお伺いしたいと思います。
幸せに決まっているじゃん! (No. 278)
投稿者: 大滝 2019/06/19 18:19:47
鈴木大拙の「僧堂生活」に書いてあったこと。
「社会生活なるものを経済的機構の方面よりのみ考察するときは、
僧堂生活には、辻褄の合わぬこともかなり多かろうが、社会生活

をそんなにいつもギシギシしたものに見立てないでどこかにもっと
ゆとりのあるものに考えたらどうだろうか?人間生活の全部を経

済や論理だけで規定しないで、このほかにまだ何か不思議で自由な
ものがあると考えたらどうであろうか?価値の世界というか意味の

世界というか外からのみ規制する生活でなしに、経済の方はとにか
くとして自由である意味では奔放で超脱した生活の方面を認めては
いかがであろうか。」

ほぼ、同感する。年金以外に2000万円必要であるとかが、問題に
なっているけど、2000万円無くたって幸せになれるぞと僕は思って

いる。幸せの基準は人によって違うと思うけど、金さへあれば幸せ
かというと、そういうものでもないと思う。

お金のある人から見る負け惜しみととられるかもしれないけど、人
に対するやさしさがあり、人からも信頼されている人を見ると、幸せ
な人に思えて僕もそういう人になりたいと思う。

一般論に振り回されないで、いつも自分はどうあれば幸せなのかを
具体的に考えてみるべきだろうと思う。

僕はどうだって?幸せに決まっているじゃん!
Re:Re:遅い車はつまらねぇ〜! (No. 277)
投稿者: 大滝 2019/06/19 18:15:38
にしやんさん
今日は、久しぶりに話ができて良かったです。
東京に来るときはまた連絡してください。

大滝
Re:遅い車はつまらねぇ〜! (No. 276)
投稿者: にしやん 2019/06/18 19:03:06
僕もユーチューブを見ますが、ほとんど愛車である三菱のデリカD5です。
デイゼルエンジンとガソリン車の違いを美比べていますが、プロではないので全くわかりません。
速さはそんなに気にしませんが、やはり燃費と安全性でしょうか?煽り運転の事もありますので、その時は車線変更して追い越して貰います。
(後で後ろからパトカーーにサイレンを鳴らされるのも嫌ですから)

坂道発進等で加速度が悪いとイライラしますが、アクセルを再度踏みなおすと、そんなに気にならないです。

さて今夜の高速バスの運転手はどうでしょうか?
雑感 (No. 275) 
投稿者: 大滝 2019/06/13 13:21:52
先日、顧問先を対象に同一労働同一賃金に関する派遣法改正について、
研修を行った。今回の改正が難しいところから、顧問の責任としてど

うしてもやらなければならないだろうと思っていたんだけど、思った
ほど、顧問先の参加者は多くはなかったね。元々顧問先は多いわけじゃ

ないけど、この1か月半、改正法の勉強、レジュメの作成に没頭した
時間、労力を考えると、参加費3000円は安かったかもなぁ。

研修についてはなるべくわかりやすく説明したつもりだけど、改正内
容が複雑、かつ、わかりにくいところから分かりやすく説明するには、

限度があり、どれだけ理解してもらったかについては、?だね。研修
でもしない限り、なかなか勉強しないから僕にとっては良かったとい
うことにする。

紀野一義「名僧列伝」の盤珪編を読んでいる。盤珪さんもなかなか素
晴らしいね。たとえば、「自分が盗みをするのは、業、生まれつきだか

らしょうがない」との訴えに対して、「業を背負っているから盗みをす
るのではなく盗みが業だと。盗みをするのもしないのも業のせいでは

なく、わが心のせいである。我欲で盗みをするのにそれを生まれつき
だと言い訳するのはけしからぬことだと盤珪はいう。長い期間、我欲

で気癖をつけてきたにもかかわらず、業の深さ故に盗まずにはいられ
ないと言い立てることの卑怯さに盤珪は我慢がならなかったと。

盗みはともかくとしても、自分の心の弱さ、駄目さ加減をしょうがな
いとやり過ごしてきた僕にとっても盤珪の言葉は厳しい言葉だと思う。

「単に我欲で気癖をつけてきただけだろう」と叱られているような気
がする。やっぱり盤珪さんは臨済宗のお坊さんだね。厳しい。
連合赤軍、47年目の告白 (No. 274)
投稿者: 大滝 2019/06/04 18:06:37
先週の土曜日、NHKテレビで「連合赤軍、47年目の告白」
を放映していた。

元連合赤軍のメンバーで、同志リンチ虐殺事件や浅間山荘
事件で生き残り、服役して今は社会復帰している当時のメ

ンバーが当時の極限的状況で何を考えていたか、今何を考
えているかをインタビューしていた。

その加藤某が「連合赤軍が人民のためといいながら、実際は
人民を人質(浅間山荘事件)にとったり仲間内でリンチ殺人し

たりで、人民が共同幻想になっていた」と反省していたけど、
今頃わかるかと思う。

しかし僕と同じ年代で共感する部分もある。当時の僕らの年
代は、社会変革を考えるのは当然と考えるのも多く、概して

政治意識も高かったように思う。影響されやすい僕も当時は
共産党宣言やマルクスの資本論も多少かじった。大学時代に

どうしても納得がいかなかったものがあるとすれば、理念と
現実の生きた人間に乖離があるということ。

現実の生きた人間は嘘も尽くし功利的で弱さを抱えているも
のではないかと思っていた。自分もその弱い人間の一人だとい

う自覚があったから、政治的な組織からは距離を置いた。環
境とか条件が重なれば、僕も同じ運命になったかもしれない。

しかし植垣某にしても加藤某にしても自己弁護っぽくてヤッパ
リ共感はできなかった。

社会変革は人民の支持無くして無理だろう。その人民を信じら
れるか?自分も含めて人民は、イヤ人間は状況によっては平
気で裏切るし自分のことしか考えていないのではないか?時々
自己犠牲的に生きている立派な人もいるけど。

連合赤軍事件は50年前。もう歴史のかなたの事。時代も風潮
も当たり前だけど大きく変化した。

当然、僕も変化した。成長したといいたいところだけど、退歩した
ともいえる。

今の僕は「親をうらむな。汝の薄命を哭け!」と言って捨て子を見捨
てて通りすぎた芭蕉と同じ。

自分のことも人間のことも世間のことも多少わかってきたとは思って
いるけど、ホントのところは、いまだによくわからん。

いいのかぁ?これで〜とは思っているけど…
削除サクジョされました (No.273)
削除サクジョされました (No.272)
遅い車はつまらねぇ〜! (No. 271) 
投稿者: 大滝 2019/05/30 21:59:08
最近、ユーチューブで車の動画を見ることが多い。実際に自分が運転
しているような角度でとられた動画は、ホント参考になるね。

もっと前から見ていたら、車選びも変わっていたかもしれないな。先週
の日曜日、ダイハツの軽のムーブキャンパスが可愛いと思い、ディーラー

まで試乗に行った。小さくてゴルフのミニバスみたいなスタイルが
キュートだったんだけど、乗ってみると乗り心地はまぁまぁだったんだけど、

馬力がなぁ〜。ターボの設定がなく、試乗で80キロだしたら、エンジン
が悲鳴を上げていた。同乗したセールスのおねぇーさんが、じっちゃんが

空いている道路に出たとたん、急にスピードを上げたものだから慌ててた
ね。最近、年寄りの交通事故が多いからなぁ〜。

やっぱり遅い車はつまらねぇ〜!
同一労働同一賃金に係る派遣法改正のセミナー (No. 270) 
投稿者: 大滝 2019/05/27 22:53:55
2020年同一同一賃金にかかる派遣法改正のセミナーを実施します。

日時 6月12日(水)午後1時半〜午後4時半
場所 九段上集会室
費用 3000円
講師 大滝

参加を希望される方は、大滝・馬場事務所(03-6907-3595)までご連絡ください。
オレには無理だぁ! (No. 269) 
投稿者: 大滝 2019/05/23 22:56:29
倉田百三の「法然と親鸞の信仰」を読んだ。倉田は明治の人である。
「出家とその弟子」とか「愛と認識の出発」とか大正、昭和の若者
によく読まれた。

でっ、今、「法然と親鸞の信仰」を読んでみると、恐れ多いけれど、彼
の法然、親鸞の掴み方は当たっていると思えた。その中の歎異抄講評に
こういう文章があった。

「芭蕉は、路傍の捨て子を見て、黙って通り過ぎた。ある者は冷血漢
というだろう。だがどうして子供を育てる。それは、彼の漂泊の生活を

台なしにしてしまう事であり、その漂泊の生活に彼は全生命を打ち込ん
でいるのだ。

〜親をうらむな。汝の薄命を泣け。と言って通り過ぎた芭蕉は冷血漢か。
子供を背負って社会改革に働くという方法が残されてはいるが、しかし、

それもできるだけやってみるのであって、「助けとげること、きわめて
有難し」である。義務感を満たされるが末を見届けることはできない。
そこで親鸞は浄土の慈悲というものを説く。」

倉田は、中途半端な思いやりや社会変革では「末を見届けることはでき
ない」「思想で根本的に解決することができない」と言っているように
思われる。

かって僕は思想がすべてだと思っていたことがある。でも思想も裏切る。
イヤ思想が裏切るのではなく人間が裏切るのかもしれない。

裏切るとか裏切らないは凡夫、煩悩の世界、その世界と真正面に向き合って
乗り越えるのが仏の世界かぁ。オレには無理だぁ!
欲を肯定する?否定する・ (No. 268)
投稿者: 大滝 2019/05/19 22:00:04
NHKの日曜美術館で一遍聖絵を特集していた。絵や宗教の解説という
より舞踊家をゲストに招いて人間にとって踊ることによるカタルシスを中
心に説明しているように思えた。

一遍の思想は「すべてを捨てる、信じられようが信じられまいが、ただ、南
無阿弥陀仏を唱える」ことにあった。人間の欲望を否定しない密教とは対極
にあるなと思いながら見ていた。

道元にしても一遍してもモノにしても人間関係してもそんなものは、煩悩の
元だから捨ててしまえと。密教は、根源のところで欲望はそう簡単に捨てら
れない、欲望を肯定したその上で悟りを追求しようとしていると思われる。


「菜根譚(さいこんたん)」に書かれてあったこと。「欲にしたがうもこれ苦、
欲を絶つもこれ苦なり」。

物欲にがんじがらめに縛られ、囚われるのも苦しみであり、それでは物欲を
断ち切れば楽であるかあるかといえば、物欲を断ち切るのも苦しみであるの
だ。人間、しょせん苦しみに縛られて生きねばならぬと。

宗教にしても、思想にしても、あまりの違いに愕然とするけど、僕はキホン
なんでもいいんだ。その時その場で、正しいと思われる判断ができればいい
と思っているんだけどね。

矛盾の塊りだぁ!
一本の道 (No. 267)
投稿者: 大滝 2019/05/13 18:54:52
あかあかと一本の道とおりたり たまきはる我が命なりけり 
斎藤茂吉

現代語訳 あかあかと秋の陽に照らされて一本の道がはるかに
続いている。この一筋の道は、私が生きていく道、私の命その
ものなのだ。

木田元の「一日一文 5月14日」出ていた和歌。斎藤茂吉は、
詩歌の道に生きた。一筋の道をひたすら生きたといえることは

幸せなことではないかと思える。僕にとって一本の道とは何だ
ろう?何にもねぇ〜、情けねぇ〜。

何をやってもモノにならなかったという反省はする。T氏は、密
教の勉強するにも出家しなければホントのところはわからないの

ではないかといっていた。まず、飛び込むということが必要だと
いうことだろうか。道元の正法眼蔵も出家者を対象にしている。

宗教に関しては、僕の場合はほとんどが書物からの知識。現実の
お坊さんの説教を聴いたわけじゃない。法事や葬式で現実に聴い

たお坊さんの説教にはガッカリすることが多かった。不遜だけど
ボクの方がもっとましな話ができると思ったな。

悟りとは程遠いという自覚はあるけど、一方禅では、行住坐臥す
べて修行ではないかと云っている(特に臨済禅)。

僕の中では混沌たる現実の社会生活を営みながら、その場その場
で生を燃焼させていきたいと思っているんだけどね。

茂吉のように一本の道を歩くということはやっぱり僕にはできな
いだろうと思う。うらやましい人生だとは思うんだけど…
空海を読む (No. 266) 
投稿者: 大滝 2019/05/07 10:53:28
ゴールデンウイーク期間中、ひろさちやの「空海を読む」を読んだ。
その中で道元の

「峰の色 谷の響きもみなながら わが釈迦牟尼の声と姿と」の歌が
載っていた。その意味は「初夏には新緑、秋には紅葉と変化する山々

も、谷川の水の音も、すべてお釈迦さまの説法の声であり、お釈迦様
の姿だ」という意味だと思うけど、

正法眼蔵を読んでいた時は、それと「縁起無自性空」とどんな関係が
あるのかよくわからなかったところ。

ひろは道元の思想と空海密教の思想に共通性があるとして右の歌を例
に出して説明していた。

空海も道元も生きとし生けるものはすべて仏でありながら「仏」のな
かに包まれているといっている。

そうすると先の歌は、すべて人は「仏」の中に包まれているという立
場からの歌であると思われる。

キホン僕もそういう考えで生きていきたいと思っているんだけど、ひ
ねくれ者の僕は、また、こうも考える。

例えば、犯罪とか大震災とかで理不尽に死んでいった人たちも「仏」
の中に包まれていたといえるのか?

道元は因果論を否定していないから、前世の業とでも説明するしかな
いと思うんだけど、その説明には納得がいかないところがある。

宗教は理屈ではないから、最終的には信じるか信じないかに尽きると
いうことなんだろうか?
座右の良寛 (No. 265) 
投稿者: 大滝 2019/05/01 23:48:44
あなたが生きづらく感じるのは、人知れず尽くしているのに報われ
ないとか不公平だとか思いがあるからではないか。人生は勝ち組と負

け組を争うレースではない。自分のなしうる条件の下で、いかに内心の
充実を感じて生きるかが重要だ(松本一壽 座右の良寛)。」

概ね妥当な考えだと思うけど、人知れず尽くしても報われないとか不公
平とかは世間でザラにあるぞと思う。確かに人生は勝ち負けを争うレー

スではないけど、生きている以上は競争に勝つ努力をしなければならな
いのではないか。

松本一壽が言っていることは、人生の終盤にかかっているじっちゃんや
ばっちゃんには妥当してもこれから人生の荒波に乗り出そうとしている

若者にはピタッと来ないのではないかと思う。僕もまぎれもなくじっち
ゃんには違いはないけど、令和元年である。

まだまだ、ムキになって競争に勝つための努力はしようと思う。それと内
心の充実は矛盾するものではないと思うけど、甘いかぁ〜
良寛 (No. 264) 
投稿者: 大滝 2019/04/23 10:39:39
袖裏の繍毬 値千金(しゅうりのしゅうきゅう あたいせんきん)
謂う言れ 好手等匹無(おもうわれ こうしゅとうひつなし)と
可中の意旨 若し相問わば(かちゅうのいし もしあいとわば)
一二三四 五六七(いちにさんし ごろくしち)

良寛の漢詩である。ネットの漢和辞典で調べても意味がひけない。間違っ
ているかもしれないけど漢字の感じから、僕は以下のように和訳する。

私の袖の中にある手毬(てまり)は、私にとってはこれ以上ない宝物さ。
云っておくが、まりつきに関しては私の右に出るものはいないぞ。里の
子供たちにも負けないぞ。

私がなぜ手毬に熱中するのかと聞かれたら、それは一二三四(いちにさん
し) 五六七(ごろくしち)さ。

良寛が禅のお坊さんであったことがこれでよくわかる。道元の正法眼蔵で
も同じことを云っている。良寛の説教くさくないところがホントに好き。

僕が一人でドライブに出るのも同じことだぜと言っても、だれも信じない
だろうな。「ただの道楽なのに、何云ってんのよ」と聴こえるぞ〜
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Re:Re:Re:源泉かけ流し (No. 260) 
投稿者: にしやん 2019/04/19 17:19:57
そうですね、贅沢なのかもしれませんね。
でも平成28年の第一次千頭温泉事件?では、家族で入ったのが駄目だったのか子供らが水道の蛇口を全開にして、水風呂にしてしまいました(民宿に泊まったのでちょっと小さめの浴場でした)。
先月のルートインホテルでは、貸し切り状態であればよ
かったのですが、息子が暴れたりしないか風呂から上が
るまでは気が気ではなかったです。でも翌日に一人で朝
風呂に入って、満足しましたが。

因みに、髪の毛に効果のある温泉はないですか(笑)?
Re:Re:源泉かけ流し (No. 259) 
投稿者: 大滝 2019/04/19 10:20:36
にしやんさん、こんにちは。

僕は、温泉らしい温泉が好きで、温泉かもしれないけど、無味無臭の温泉は、入ってもなんだかだなぁ。

だから酸性が強い温泉(大概硫黄の匂いがする)とかアルカリ性であることが明確にわかる温泉(ぬるぬるする)が好きで、日帰り温泉はそういうところを選んでいる。

源泉、かけ流しであるかどうかは、気のせいかもしれないけど、風呂から上がった後、ホントに気持ちがいいんだ。

1人で行くドライブがてらの日帰り温泉、こんな楽しいことはないよ。

にしやんさんは当分家族サービスで1人で行くということはないかもしれないね。でも家族が喜んでくれるのであれば、いいんじゃないの。

Re:源泉かけ流し (No. 258) 
投稿者: にしやん 2019/04/18 17:14:37
大滝先生

温泉は源泉かけ流しがいいのですか?僕はなかなか温泉
に行くことが出来ず、最後に入ったのはいつかな?昨年秋に行った、静岡県の大井川流域にある千頭温泉(民
宿に泊まった時)でしょうか?

先月かみさんの実家で法事があり、その際義父が集合時
間についてかみさんと打ち合わせをしていました。が、
何回も時間が変わって前日に近く?のルートインホテル
で泊まる事にしました。
宿泊当日、昼間は地元の橋本オムレツを食べて夜は回転ずしを食べ、ホテル内の大浴場に行きました。
ここは『人工温泉』と行燈に書かれていて、何のことや
ら…の思いで息子と入りました。大浴場はホントに久し
ぶりで、いつも家で入る、水に近いぬるま湯に腰回りに
近いところまでしかない風呂とは違い、たっぷり首元まであるお湯に広々とした浴槽にほんのり香る温泉?成分
…もういう事はありません(お恥ずかしい)。
息子は、大浴場で遊んで近くにいた他の宿泊客に迷惑を
掛けました。やはり温泉は、1人で入るに限りますね。
源泉かけ流し (No. 257)
投稿者: 大滝 2019/04/15 14:16:10
僕が普段気に入っている日帰り温泉の泉質が源泉かけ流しでな
かったことから、最近源泉かけ流しの湯を求めて新しいところ
を開拓している。

そこで先々週の土曜日、群馬前橋の日帰り温泉(やすらぎの湯)に
行ってきた。いつも行くよしおか温泉の近くだと思っていたら、
案外遠く、所在住所は伊勢崎市になっていた。

でっ、当のやすらぎの湯、源泉かけ流し、お湯は良し。さらに気に
入ったのは、露天風呂の庭に大きな桜の木が張り出していて露天風

呂のぬる湯に浸かりながら満開の桜を十二分に堪能できたことだね。
地元の85歳くらいのじっちゃんから、「満開の桜で、まず、いいやね」

と話しかけられて、「そうですね」としか返せなかったのが残念。
僕としては地元の言葉で「まんず、よかんべぇ」とそのじっちゃん

とともに満開の桜に共感したかったんだけど、「なんだ、都会の奴か!
気取った奴だな」と思われたんじゃないかと思って少し後悔。自意識
過剰かぁ。

昨日の日曜日は,秩父荒川源流の大滝温泉に行ってきた。ここは、ロケ
ーションが抜群。露天風呂から荒川とその渓谷が眺められ、やっぱり

心地よい時間を過ごせた。遊んだ話ばかりで恐縮!
雑感 (No. 256)
投稿者: 大滝 2019/04/08 11:04:23  
鎌田茂雄の「正法眼蔵随聞記講話」を読んでいる。その中に書いて
あったこと。道元は、「学道の第一の用心は、我見を離れることであ

る」といっている。また、鎌田は、「道元とか他の祖師達は、我が身
に執着することなく、我が身を自在にすることによって悟りの風景を
見た」と云っている。

しかし、当たり前だけど、僕らは道元のようにはいかないな。僕らは、
家族に縛られ、仕事に縛られ、金と名誉に縛られ、女に縛られ、酒に

縛られて生きているんだろう。我が身に執着して生きなければなら
ないんだろう。そうだとして、執着しつつ、執着を離れる境地をどこ
に見出したら良いのか。

執着しながら執着を離れるなんて出来るかと思う。一遍のように、一
切の執着を捨てることができれば自由になれるのではないかとは思う
けど、それが難しいんだなぁ。
雑感 (No. 255)
投稿者: 大滝 2019/04/01 13:57:41
YouTubeで昭和35年製作の「明治大学の60年」というのを
やっていた。当時の世相とかも興味深かったけれど、学生の

顔がみんな大人びていて男性も女性も30歳以上に見えたのは
驚きだった。

学生が子供っぽくなったのはいつ頃からだろうか?僕は、今か
ら半世紀前の僕の世代(戦争を知らない子供たちといわれた)

から、学生が幼くなっていったのではないかと思っているんだ
けど。

何もかも恵まれた世代と何もかも恵まれていない世代では、受
け取り方も違うだろうと思う。何もかも恵まれていることが実

は恵まれていることにはならないということがわかるには、あ
る程度の人生経験と知恵という受け取り方が必要だね。